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自由への道のりは 恐れと共にある

一体 誰なんだ

僕は ただ やりたいことを
一生懸命 取り組んでいるだけなのに

なぜ 足を引っ張るようなことを 
囁くんだ

なぜ 恐ろしい未来を 
想像させるんだ

僕からは 顔が見えない
ただ そこにいるのだけはわかる

このまま 好き放題させるか

意を決して その肩を掴み
ぐいっと 前へとふりむかせる 

すると そこには 
不安げな 僕の顔があった

✳︎

今日の テーマは
展示会の ふりかえり

話が出たのは 8月
絵の鑑賞セッションの間に 話が出た

見せないんですか?

軽やかに言われた その言葉は
僕の心を 掴んだ

以前にも 言われたことはあった

しかし 描いた枚数の少なさや 
自分の中での 見せたいという欲求が

当時はまだ 高まっておらず
現れては 消えていっていた

この機を逃し 絵を送りつけてしまったら
僕は 一生後悔しそうな気がする

勢いで 展示会の開催を決めた

✳︎

そこから先は 一つ一つの決断が
何かを抉られるような 気分だった

場所を貸してくれた 厳念寺さんに
展示会の相談をする時

SNS上の 仲間たちに
展示会に挑戦することを 打ち明けた時

開催日程を決め 概要を
さまざまなコミュニティに 書き込む時

どの決断も ほんとうにやっていいのか
後戻りができなくなるぞ と自分に言い聞かせ

準備ができたとしても 数日をおいて
ぐっと 踏み込むように意思決定してきた

✳︎

ひとつひとつの 事を決め 
展示会の準備を 進めていっても

恐れていたことは 
何ひとつ 起きなかった

それどころか 関わった人全てが
応援をしてくれた

・そもそも 展示会をどうやって作るのか

・何が 準備として必要か

・どこに 告知すればいいのか

・関心を持った人に noteを読んでもらうには

・当日の会場の準備を どうしたらいいか

ひとりでは 抱え込んでしまうものも
関わってくれた人が 真剣に 

そして 時には笑いを交えながら 
考えてくれた

周りには 味方しかいなかった

✳︎

恐れ は
自分が 作り出していたものだった

もちろん 注意をしたからこそ
取り除けた危険性は あるのだろう

しかし 恐れのほとんどは
僕自身が 作り出していたものだった

それはきっと 自分がやりたいこと
だからこそ 出てきた恐れ

それはきっと 自分が世界に
受け止めてもらえるのだろうかという 恐れ

そして きっと
自分が より自由になることへの 恐れ

僕は 望むほど 
自由になったんだろうか

いや まだまだだ
望むところは もっと高い

であるならば

この恐れを もっともっと 
乗り越えて いかなければ
辿り着かないのだろう

そして 踏み込もうとするその時に
同じように 囁くのだろう

大変な 道のりだ

しかし 
その先に行きたいのだ

この恐れと共に 
まだ 遠くへ もっと 遠くへ

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。