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あの人が願っていたこと 58

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 人生の転機を迎えていた
巡り合った パートナーとの旅

幼い頃から 神様と対話をしていた
この感覚が あの人そのものだった

しかし 
社会に適応するため

そして 
大人になるため

神様の存在を 封印した

あの人は 奮闘した
努力を重ね 時間を重ね
目に見える結果を 出し続けた

24時を超えて オフィスで働く
成果のために 睡眠時間を削る

ただ 結果は出るが 安心がない
自分を 認めることができない

苦しんで 苦しんで 苦しんで
抜け出すために 瞑想を始めた時
再び 大いなる存在を取り戻していった

もう 社会的には 十分に生きた
もう 果たすべき責任は 果たした

だから もういい
自分を大事にして 生きよう

そう 人生の舵を切った時
神様との対話を 分かち合える
パートナーと 出会った

こんなに 分かち合える人がいるのか
あぁ 私は 間違えていなかったのだ

そう

だから私は 神様に使われて生きる
目に見えないものを 信じて生きる
この人と 共に

この絵は 願いの絵
伴侶と共に 恵みを産み出す使者の絵

円環

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