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あの人が願っていたこと 52

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 個が尊重される社会を 求めていた

言いたいことが 言えない環境なんて 
おかしいと 思うんだよね

あの人は 柔和な性格からは想像しにくい
怒りにも似た感情で 言葉を発した

そうだ
我々は 生き生きとした毎日を
過ごさなければ いけないのだ

あの人は 生命の使い方に
課題意識を 抱いていた

あの人が そこに意識を向け出したのは
大学生の頃に 遡る

ワーキングホリデーに 申し込んだ際の
健康診断で見つかった 難病

奇跡的に初期に 見つかり
結果は 寛解に至った

けれど その際に 問いが残った

善く生きるとは どういうことなのか
この命は 何のためにあるのか

あの人は 問いへの答えを探し続け
さまざまな事を 学習し
今は 関わる人の 生き方を変える仕事をしている

ただ まだ答えは出ていない

どうしたら 
より 善く生きられるのか

どうしたら 
より この命を 活かせるのか

少しでも高みへと 近づいていくために
あの人は 今も問いかける 

この絵は 願いの絵
生命に与えられた意味を 射抜く照準の絵

標的

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