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あの人が 願っていたこと 28

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人の話は 平和という話題から
始まった

それは 手を取り合う平和ではない
もっと身近で 誰にでも手の届く平和
心の中の 平和だった

それは 人と人との関係性とも言える

誰も一人では 生きていくことはできない
誰かと誰かの間に 私は生きるのだから

ならば 私と誰かの関係性が
満ち足りた ものであれば
そこに居る私もまた 満ちるのではないか

あの人は しがらみから解き放たれた
深く静かな出逢いを 作り出そうとしていた

しかし それだけでは不十分だ
内的な世界だけでは 目の前の現実は
変わっていかない

安心し 落ち着いて 過ごせる
その場所にいるだけでは 駄目なのだ

心を開き 感覚を高め 
湧き上がる気持ちを 外界に表現すること
それもまた 同じくらい必要なのだ

内的世界を 深いつながりで満たし
生まれた衝動を 外界へと表現する

それこそが 生きることなのだと
あの人は 気がついたのだ

今まで 生きると思っていたことは
一体 なんだったのだろう
私は 今すぐにでも それを分かち合いたい

だから あの人は願う

深いつながりが できるように
湧き上がる気持ちを 表現できるように 
本当の意味で 生きれるように

この絵は 願いの絵
自らがたどり着いた 人生の真実を伝える発見の絵

始原

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