願いを 明らかにする 〜『あの人が願っていたこと』のご案内〜
『あの人が願っていたこと』 は
聞かせてもらった願いを 絵と詩で表現し
本人へと還す プロジェクトだ
自分自身の願いの 素晴らしさに気付き
より力強く 前へと進めるよう
今まで 50人近くの願いを表現してきた
関心を 寄せてくれた方には
流れを 紹介していたが
今回 記事としても紹介することにする
関心を持った人は
連絡をしてくれたら 嬉しい
*
『あの人が願っていたこと』 は
4つの取り組みから 成り立っている
その1:願いをテーマにインタビューをする(45min〜60min)
その2:絵を制作する(約1ヶ月)
その3:感じたことを鑑賞セッションで共有する(30min〜60min)
その4:言葉を起こし、noteの記事にする
ひとつひとつを 説明する
その1:願いをテーマにインタビューをする(45min〜60min)
願いという言葉から 想起した物語を聞かせてもらう
ずっと 話しっぱなしというよりは
僕と 一緒に問いを重ねながら
願いの手触り や 輪郭を
探っていくような時間
いつから 産まれた気持ちなのか
何が きっかけになったのか
なぜ 願いは 願いのまま居続けるのか
初めから明確になっている人は
ほんとうに 一握りで
問いを重ねながら 徐々に見えていく
その2:絵を制作する(約1ヶ月)
インタビューの内容を元に
色鉛筆で マーメイド紙に 絵を描く
インタビューの時の 雰囲気から
土台となる 色を選び
語られた言葉や 事柄から
モチーフを 選ぶ
そこからは 絵との対話だ
色を重ねながら 全体像を作っていく
その3:感じたことを共有する鑑賞セッション(30min〜60min)
描いた絵を見てから 感じたことや
気がついたことを 言語化していく
まずは 語り手さんから
次に 僕から どんな意図で書いたか
そして 絵のタイトルを伝える
こうすることで 少なくとも 絵には
ふた通りの解釈が 生まれる
こうすることで 絵が持つものを
より 多く受け取ることができる
その4:言葉を起こし、noteの記事にする
描くにあたり 頭の中にあった流れを
詩の形で表現して 絵の世界を補う
絵はある種の スナップショットで
詩はそこに至るまでの フローを表現する
『あの人が願っていたこと』 では
この2つを合わせて
語り手さんの世界を表現している
*
語り手さんが 語ってくれた言葉を
僕というフィルターを通して 再解釈し
絵 と 詩 という形で表現する
語った言葉が その通りとして
返ってくるかもしれないし
全く違う 側面で
返ってくるかもしれない
それでいいし それがいい
その僅かな違いが
さらなる 自己対話を生み出していく
語り手さんに よって
当たり前のことだけれど 出来上がる絵は違う
語り手さんに よって
受け取れるものも また違う
表現は 自由に表現していいし
表現は 自由に受け取っていい
だから 対価も 寄付にすることにした
決まった額を決めるのは おかしい気がして
だって 受け取ったものは 人によって異なるはずだ
その分だけ いただく形を取ることにした
*
制作は 年間24枚を 目標に描き
年末に カレンダーと 展示会という形でまとめている
描き初めたのは 勢いや
偶然の 重なりだけれど
今では 自分を支え 自分を表す
活動に なりつつある
これが 僕そのものを 表現してくれているのだ
このnoteを 読んでくれた方の中で
もし 自分の願いを 探してみたくなったら
ぜひ 声をかけてほしい
形 手触り 温度 空気
その 願いの姿を 一緒に明らかにしよう
*
12月に予定している展示会の案内はこちら
https://note.com/spotlight_th/n/n6b972d684347?sub_rt=share_pw
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この記事はCo-Activeのアドベントカレンダーに
エントリーしている記事です
いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。