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あの人が願っていたこと 55

願いには 固有の形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 言葉を紡いだ

生きることは
思い通りに いかないことだらけ

苦しくて 息が詰まり
怒りに 肩を振るわせ
悲しみに 頬を濡らすこともある

でも それでも
生きることは すばらしい

そう 信じたい

日は登り 月は照らす
花は咲き 空は青く 草木は繁る
心臓は鼓動し 魂は響く

毎日は ささやかな奇跡に
溢れている

そこに気付き 受け取りさえすれば

いまここにある時間に 感謝し
一日を 終えることができる

生きることは 一日の繰り返し

ならば

生きることが すばらしいのは
この一日が すばらしいからだ

派手なものは いらない
非日常も いらない

日々のくらしの中の
ささやかな ささやかな出来事を
両手を上げて 喜びたいのだ

この絵は 願いの絵
いまここにある奇跡を 祝う感謝の絵

銀河

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