見出し画像

あの人が願っていたこと 64

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 願いを一言で まとめた
信号無視のない 社会を作りたい

もちろん 比喩だ
その示すところは ゆとり だ

信号無視というは わずかな時間すら
待つことができない ゆとりの無さを指す
穏やかな気持ちでいられる社会を 祈った

ストレスを 貯めるタイプでは無かった
しかし 子どもが 生まれ
育児の 友人が増えてから 知った

ゆとりのない人が なんと 多いことか

仕事 や 友人 は 
距離を置く事が できる
しかし 家族は そうはいかない

自分が はたらくことで
その ゆとりを 増やしていきたい

あの人が この献身の心を 育てたのは
医師を 志した過去にある

その夢は 叶わず 薬剤師を選んだが
その変わりに 問いを投げた

直接 病気を治す事ができない私は
どうしたら 人を助けることが できるだろうか

あの人は ゆとりを生むことで
それを 目指そうとした

全てを解決することは できないだろう
しかし日常に ささやかな ゆとりがあれば
上を向いて 歩いていく事ができる

私は そのゆとりを創りたいのだ

この絵は 願いの絵
窮屈な日常を憂い 穏やかな時間の流れを生み出す泡影の絵

悠遠

本プロジェクトでは 絵を描かせてくれる方を 探しています
関心を持っていただけた方は こちらにDMください

いいなと思ったら応援しよう!

ひらいで#あの人が願っていたこと
いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。