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デザイナーの日用品-17.小物収納2

無印良品「ポリプロピレン小物ケース・L」

小物ケース/日本

以前、デザイナーの日用品で「小物収納」を取り上げました。デザイナーの日用品-03.小物収納は、ありがたいことに、デザイナーの日用品シリーズでも一番好評をいただいています。

デザイナーの日用品-03.小物収納「はがきケース」

今回の製品を紹介する上で、まず私がデザイナーの日用品-03.小物収納で求めていた条件7つをおさらいします。

01・小さすぎず、しかし邪魔にならないサイズであること
02・立てて収納できること
03・変形しない程度に丈夫であること
04・蓋がついていること
05・ロックがついていること
06・ロックの開け閉めが容易であること
07・開けずに中身を確認できること

100円均一のはがきケースは見事に以上の条件をクリアしていました。この収納は完璧……そう思われましたが、実はその小物収納には続きがありました。

私は、はがきケースを使用しながらも、秘密裏に本当にこれがベストか?他に良いものはないのか?と調べていました。そして……はい。見つけました。

じゃーん!(半透明で半分消えてる)

無印良品の「ポリプロピレン小物ケース・L」です!!

これの何がすごいって7つの条件をクリアしながら、ほぼほぼはがきケースの半分サイズなのです。厚みが多少違いますが縦横のサイズは、ほぼ小物ケース×2 = はがきケース×1。ある程度の大きさのものは「はがきケース」に、それほどスペースの必要のないものは「小物ケースL」に入れることで引き出しの中は綺麗に整頓されていくのです。

はがきケース×1 = 小物ケース×2

無印良品「ポリプロピレン小物ケース・L」は1つ190円。はがきケースが110円と考えると、半分のサイズに倍額払うのは同じスペースに4倍の金額を払うことになるのですが、まぁはがきケースよりも強度が高いので良しとします。

小物ケースLの方が少し厚め

すごいのは2つの組み合わせだけではありません。
無印良品の「ポリプロピレンケース・引出式・深型(高さ17.5cm)」や「PP収納ケース引出式・小(高さ18cm)」に、はがきケースは短辺を立てるように入れ、小物ケースLは長辺を立てるように入れればピッタリ収まってしまうのです。シンデレラフィットという言葉はこのために生まれてきたんじゃないかくらいピッタリです。

「ポリプロピレンケース・引出式・深型(高さ17.5cm)」にピッタリ納まる。

そして、上になる面に何が入っているかを記載すれば、取り出さずに何があるか一目瞭然です。収納に困っている方は是非試して見てください。

P.S.
無印さん、「ポリプロピレン小物ケース・L」の倍の深さのものを作ってくれたら嬉しいです。

→ 無印良品「ポリプロピレン小物ケース・L」はこちら
→ はがきケースのnoteはこちら

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