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本や本屋が楽しくなる映像作品

映画大好きデザイナーのつぼたです。私は最近本のコミュニティに参加していて、本や本屋に触れる機会が増えてきました。映画・映像好きな私が、本や本屋にまつわる映像作品を集めてみました。かなり偏ってはいるけど、気になったものは是非観てみてください。

01、映画&アニメ

舟を編む

玄武書房で38年辞書一筋の編集者・荒木が定年を迎えようとしていた。なかなかめぼしい荒木の後任の人材が見当たらない中、荒木の部下・西岡が言語学部の院卒で変人と噂される馬締の情報を仕入れる。名字の通り性格は生真面目だがコミュニケーション能力に著しく欠ける彼は社内でも浮いていた。一方で言葉に対する卓越したセンスを持ち合わせ、「右」を定義せよという荒木の質問に合格。新しい辞書『大渡海』の編纂を進める辞書編集部に異動となる。

ユー・ガット・メール

ニューヨークの片隅で小さな絵本専門店「街角の小さな本屋さん」を経営するキャスリーン。彼女には同棲している恋人がいるが、「Shopgirl」としてインターネットで知り合った「NY152」とのメールのやり取りに夢中。そんな時、店のすぐ側に、カフェを併設した大型書店フォックス・ブックスが開店。どんどん客は奪われ売上は落ち続ける。このままでは店は潰されてしまう。実はこのフォックス・ブックスのジョーこそがNY152だった。2人は商売敵として顔を合わせれば喧嘩ばかり。だけど家に帰ればShopgirlとNY152として励まし合う間柄に。お互い相手の正体に気付かぬまま。

マイ・ブックショップ

1959年、イギリスのある海岸沿いの小さな町に1軒の書店が開店した。開いたのはフローレンス。彼女は書店が1軒もないこの町に書店を開くのが亡き夫との夢だった。しかし町は保守的で、開業に対する地元住民たちの反応は冷淡。ある日、彼女は40年以上も自宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごす老紳士エドマンドと出会う。彼女はエドマンドとたちまち意気投合、彼の支持を受けて書店の経営を軌道に乗せようとする。だが、彼女をよく思わない地元の有力者夫人は彼女の書店をつぶそうと画策する。


ビブリア古書堂の事件手帖

北鎌倉で博学卓識な女性が営む古書店・ビブリア古書堂。そこへ、ひとりの青年が自身の祖母が遺した夏目漱石の古本を持ち込んでくる。やがてそこに隠された50年前の秘密、そして現在へとつながる謎が、本を通して解き明かされていく。

ガイコツ書店員 本田さん

本田さんの担当する売り場に、本を探しているという外国人の客がやって来た。苦労して英語を解読しつつ、本田さんが客のスマートフォンの画面を見せてもらうと、その客の探している本は同人誌であった。本田さんが働く書店では同人誌を扱っておらず、本田さんは困り果てる。

デンキ街の本屋さん

デンキ街のディープで楽しい本屋の毎日。マンガを愛する書店員さんたちの、にぎやかコメディ。主人公・海雄(うみお)のバイト先の本屋「うまのほね」の店員は濃い目のキャラばかり。仕事を教えてくれる先輩女子は、先輩だけど年下さん。さてさて、海雄くんのバイト生活はうまくやっていけるかな?

本好きの下剋上

現代日本に暮らす本須麗乃(もとすうらの)は、念願である図書館への就職が決まった日に亡くなってしまう。もっと多くの本を読みたかった、そんな未練を抱いた彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての体を持っていた。物語の主な舞台となるのは、魔法の力を持つ貴族に支配される中世然とした異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために出世していく。

02、舞台

KKP#003「PAPER RUNNER」

小林賢太郎舞台作品の3作目「PAPER RUNNER」。漫画雑誌コミックハポン編集部に作品の持ち込みにやって来た漫画家志望の青年オマタは、そこで個性あふれる編集者たちと出会う。そしてそんな編集者たちは、締め切り直前に人気作家が海外逃亡したことを知る。残されたのは大混乱に陥った編集部と空白の12ページだった。

ラーメンズ「読書対決」シリーズ

本vs本。謎の戦いが見られます。

ラーメンズ第5回公演『home』より「読書対決」

ラーメンズ第7回公演『news』より「読書対決 news編」

ラーメンズ「小説家らしき存在」

ラーメンズ第11回公演『CHERRY BLOSSOM FRONT 345』より「小説家らしき存在」。天才小説家、常居次人(つねいつぐと)の元に仕事の依頼にやってきた編集者は、前の依頼の小説の完成を待っている間、ついうとうとしてしまう……。


03、YouTube

ことラボ

ことばの不思議を探究しているリョウさんが「言葉」に関してお話ししてくれるチャンネルです。テーマが面白く、お話も上手いので、為になりつつ楽しい!という素晴らしいチャンネルです。

→ ことラボ チャンネル

インスタントフィクション

ピース又吉直樹【渦】公式チャンネルの「インスタントフィクション」シリーズ。髑髏万博(しゃれこうべばんぱく)先生に扮した又吉さんが、短いフィクションを読んで文章を読み解きつつ妄想を混ぜていく動画です。国語の先生がこんな先生だったらみんな文章を好きになるはず。

→ インスタントフィクション再生リスト

有隣堂しか知らない世界

創業112年の神奈川・東京・千葉で約40店舗を運営する書店のYouTubeチャンネルです。文房具を紹介していたり、著者を呼んで対談したりしています。ブッコローや文具担当の岡崎さんのキャラも楽しめるチャンネルです。

→ 有隣堂しか知らない世界チャンネル

ほんタメ

本好きである、教育系YouTuberヨビノリたくみさんと俳優の齋藤明里さんの2人が本から色んな“タメ”に繋がるエンタメ情報をお届けするバラエティチャンネルです。最近読んだおすすめの本を紹介したり、ジェスチャーで漫画を当てるクイズをしたり、本を違った視点でも楽しめます。

→ ほんタメチャンネル

04、ちなみに……

わたしが関わっている本好きな集団「文文舎(ふむふむ-しゃ)」が文文舎新聞の第2号を公開しました。今回は私もコラムを書いています。

描いてもらった私のイラストも可愛いです。

紙で読みたいという方は、ファミリーマートで印刷代だけで出力できます。サイズはA3。
・ユーザー番号:W5UM8NX3QD
・登録名:02.pdf
・暗証番号:126126(いいふむいいふむ)
・有効期限:2023/01/05 18時頃

文文舎

文文舎とは、本と本屋まわりの手ざわり感が好きな人たちの集まりです。プロの書店員ではないけれど「本に関わる人が増えたらいいな・関わっていたいな」を広げたいと思い、今日も物やコンテンツを作っています。

文文舎 Twitter

ホンヤスキーラジオ

文文舎の本屋好きまーちんキッシーがお届けする、ゆるいラジオ配信。毎回、異なる本と本屋をテーマに、様々なトークを繰り広げていきます。私たちの暮らしの近くにある「本屋さん」。それぞれのまなざしから、楽しみ方を紹介していきます。本棚の前で談笑しているようなよもやまトークをお楽しみください。

→ ホンヤスキーラジオ Spotify
私は「#S2-4 本屋の楽しみ方を広げたい」にゲストとしてお話ししてきました。好き放題話しているので、興味ある方は聴いてみてください。

→ ホンヤスキーラジオ Twitter

→ ホンヤスキーラジオ Instagram

みなさんもどんどん本と本屋を楽しんでいきましょう!

SPOT DESIGN 坪田将知
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