Kousan

中小企業診断士個人事務所  元地方銀行バンカー、投資銀行勤務。中小企業診断士として平成…

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中小企業診断士個人事務所  元地方銀行バンカー、投資銀行勤務。中小企業診断士として平成30年3月1日に開業。 気楽にやります。案件下さい。

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「言の葉の中小企業診断士」宣言

令和元年8月1日、私KouSanは「言の葉の中小企業診断士」として、「言の想(ことのおもひ)」事業に着手いたしますことをここに宣言いたします。 1.「言の想(ことのおもひ)」事業とは地域の中小企業者は、地域の生存をかけてその差別化を図るべく、新たな経営革新事業の取組が真剣に求められております。特に小規模零細企業において。私はこれまでも、様々な差別化の必要性と隠れた資産の発掘による事業変革の提案を様々な形で行って参りましたが、結局それを形にし、具体的な活動が小規模零細企業で行

    • わたしは死なない?

      NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」において、東武士に、源頼朝の強みを聞かれた小栗旬こと北条時頼はこう応えます。「佐殿(すけどの)は天に守られておられます。何故か命の危機を何度も乗り越えられる」と。 三谷幸喜氏には申し訳ないのですが、実は、私も、何故か天に守られているようです。子供の頃から、もう終わったと思った瞬間に、何故か、何度も何度も命が助かっているのです。 直近の例では、こうです。前から直進して来た車が、急にコンビニに左折して入ってこようとしたのです。私は、自転車で歩

      • 「(We) 私たち」ということ

        もし、私が、総理大臣もしくはそのスピーチライターであれば、おおよそ次のような趣旨のスピーチを志向するであろうと思います。 ・ 我々は今未曽有の危機に面しています。それはコロナウィルス感染症という危機と、そのウィルスが明らかにした我々の社会の様々のシステムが上手く機能していないのではないかという危機です。 ・ これらは「私」の責任も大きいと思います。完全であったとは当然言えません。その点は謝罪いたします。引き続き最善を尽くします。しかし、同時にどうもこれは「私」だけで解決できる

        • 反脆弱性とBCPと仮説(毒)

          1.19号台風被害本稿はeitarohさんによるeitaroh7407のブログへの対話として、編んだものです。 令和元年は祝賀につつまれた雅な年であったことに加えて、忘れてはならないのが、昨年に続き大きな台風被害に見舞われた年でもあったことだろうと思います まずは、被害に合われた方、身内、知人等が被害に合われた方にお見舞い申し上げますとともに、不幸にして命を失われた方々のご冥福をお祈りいたします。 もう既に治水の問題は解決し、少なくとも河川の氾濫での被害はあまり想定され

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        「言の葉の中小企業診断士」宣言

          営業の神様

          1.営業力という才能営業という職種は若い人には時にあまり好まれない職種となってしまったようですが、我らフリーランスを含め、経営者にとっては広義の意味での「営業力」は生存競争において必須の科目ですね。 私も正直、他人様に多く語れるような営業力をもたないものですから、ここでは「営業力」を分析して、いかにそれを克服すべきかを考えたいと思います。 では、営業の才能はどのようなスケール(もの差し)で測れば良いのでしょうか? これは「これまでに会った凄い営業力を持った人達」の特徴を分析す

          営業の神様

          チャンスと選択について

          1.選択枝とは結果であるある方が悩まれていて、「目の前に選択枝がある。①自分の進みたいキャリア②キャリアからは遠ざかるが収入の多い仕事」どちらに進むべきでしょうかとのこと。 これは、一見、選択のように見えて実は キャリアを求めて来たものの資金的に行き詰ったので、より収入の多い道を探したら、キャリアから遠ざかるものだった。という結果なのでしょう。 (これは一般論なので、個別に違うという方はご免なさい) これはもう、自分が選んだ結果が目の前に現れているのであり、 一旦キャリアから

          チャンスと選択について

          ある中小企業支援事業のアンケートに書かかなったある中小企業診断士の本音

          ※規定に従い①内部情報の開示を避ける②事業名をむやみに使うことを避ける③批判の意図ではないことをより明確にする④中小企業診断士の為に書いたことをより明確にする~意図で文章を改め、少し柔らかくしました。残念(笑)。 某所で、中小企業支援事業のコーディネーターやってます。まず、こんな事業があるのを知ってます?本当に中小企業者の味方の事業です(少なくとも私のまわりでは) 1.ちゃんと評価制度やアンケートも行われてるけどしかし、こんな良い制度も法制化されていない単年度事業の為、い

          ある中小企業支援事業のアンケートに書かかなったある中小企業診断士の本音

          反撃戦略・戦術と芸人

          戦略・戦術の真の目的について私なりの解釈を行うとすれば、それは、自分たちに有利な勢い、いわゆる「流れ」を作ること。そう私は考えています。 どちらに勢いが向かおうとしているのか判別しない時に「流れ」を意識的に作り出し、それを自分たちの側に持ち込む。一度それが自分たちに有利に働きだしたら、あとはできる限りその「流れ」に流されるように動けば、自然と勝てる。戦況をそんな風に変えること~これが戦略・戦術の真の目的だと想う訳です。 これを逆の立場から考えれば、一番難しく困難で、しかし

          反撃戦略・戦術と芸人

          信用という何か

          0.ない袖は振れない「約束は守られなければならない」あらゆる経済行為の原則ですね。しかし、「無い袖は振れない」時もあります。 ですから改正民法においても契約は重要な項目ですし、各種契約書の作り込みにおいても「解約条項」は常に頭に置いておかなければなりません。 さて、サラ金騒動で影を潜めていた「強引な督促の影」が最近少し香り出してるのが気になります。それも、租税徴収や社会保険回りですら。 あの当時のいわゆるサラ金等がどのように追い込んでいたかを見聞きしていた人間として、お話

          信用という何か

          不思議な流行りもの

          おしゃなタピオカドリンクが地方でも静かなブームを起こしているといいます。久しぶりに東京で流行ったモノが少し時間を置いて、地方に波及した、懐かしい普及例で、これは、現代の流行りパターンから少し外れます。 1.キャッサバおしゃなタピオカですが、その出自は、中央アフリカのデンプン補給の救世主、ご存知「キャッサバ(芋)」。 キャッサバの根を水に溶かしながら粉砕し、繊維質を濾して水に溶け出したでんぷん質を抽出したのがタピオカの原料、タピオカ粉とのことです。 2.毒のある食材キャッ

          不思議な流行りもの

          実質、計数基準共に「事業譲渡」に当たるのに、不動産売買ですと称して、不動産業者が仲介。会社法362条の取締役会決議や467条の株主総会決議どころか469条の株主への通知も買取請求の機会も知らずに、担保つけてる一部債権者とだけ話をつけてそれで、ハイM&A!片腹痛くて涙が止まりません

          実質、計数基準共に「事業譲渡」に当たるのに、不動産売買ですと称して、不動産業者が仲介。会社法362条の取締役会決議や467条の株主総会決議どころか469条の株主への通知も買取請求の機会も知らずに、担保つけてる一部債権者とだけ話をつけてそれで、ハイM&A!片腹痛くて涙が止まりません

          薔薇の香り

          1.イランイラン6月はJuneBrideの月。婚姻の月、私はこの香りを思い出します。 Cananga odorata(イランイランの木)はバンレイシ科イランイランノキ属の樹木。イランイランという語はタガログ語 (ilang-ilang) に由来し、「花の中の花」という意味だそう。又、インドネシアには新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散らす風習があるらしく、その薫香から花言葉は『誘惑』『乙女の香り』。エッセンシャルオイルでも有名ですね。 あら、もう、いやらしい、、、 2

          薔薇の香り

          お医者様大変!

          0.灘高校という超難関校の現在東京大学合格数上位推計 1.開成高校187名 医学部歯学部合格数16名 2.筑波大駒場119名 同65名 3.麻布高校100名 同20名 4.聖光学院93名 同88名 5.灘高校73名 同104名 医学部歯学部合格数上位推計 1.巣鴨高校162名 東大合格数21名 2.豊島岡女子学院150名 東大合格数29名 3.渋谷学院幕張138名 東大合格数72名 4.駒場東邦124名 東大61名 1.医者と言う職業の可能性あまりだれも言わないことなので

          お医者様大変!

          「なつぞら」な老人会社法案(夢の話)

          0;エピローグ夢を見ました。少し面白い夢だったので、少し書き加えて現実的に修正して判りやすくしてみました。原案、原作権は保持し、主張しますが、政策に活用する場合はどうぞ。(笑) 1;設定2XXX年4月、少子高齢化に対して有効な手を打つことなく税負担も医療費も増大し財政破綻した日本は、その数年前に民主主義の原則を無視して60歳以上の投票1に対して、3の投票権を若者に与える国民投票の成立で、何故か政権を握った若者党が、財政破綻からのIMF管理にうんざりして、IMFからの名誉ある

          「なつぞら」な老人会社法案(夢の話)

          猿でも判る世間話として地方の中小企業者向けの経済の与太話をする(笑)

          0;エピローグ経済や景気が良いのか悪いのか、良くなるのか悪くなるのか? 政府の指標は実感伴わないし、経済評論家の予想は常識の範囲内だし、投資家は外してばっかりだし、困ったものですね。 しかし、中小企業者にとっては設備投資をするかしないか「リーマンション」の前と後では全く意見が異なる訳ですから、やはりこれは、真剣な話です。では、どう考えれば良いのかを考えて、少し与太話をしてみようと思います。 1.何故ミクロもマクロも実感と乖離してるのかもちろんノーベル経済学賞受賞の経済学者様

          猿でも判る世間話として地方の中小企業者向けの経済の与太話をする(笑)

          プロフェッショナルということ

          0.Wikipediaプロフェッショナル (英:Professional)、略して「プロ」は、本来の意味は「職業上の」で、その分野で生計を立てていることを言い、「公言する、標榜する」が語源である。対義語はアマチュア (英:Amateur)。類義語にエキスパート (熟練していること 英:Expert、対義語は 英:Inexpert )、スペシャリスト(特化していること 英:Specialist、対義語は 英:Generalist )がある。 しかし、日本語としての「プロ」とい

          プロフェッショナルということ