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学校の性教育の限界

ちょっと不妊の話からはそれますが
たまたまyahooニュースを見ていてこんな記事を見つけました。

コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて

要約すると↓↓

学習指導要領外

妊娠に関する知識が中高生に欠落しているのはなぜだろう。
「性教育が不十分だから」

文部科学省が最低限の学習内容として定める「学習指導要領」にある。

 一つ目は、小学5年の理科。人間が母体内で成長して生まれることを取り上げる際、「人の受精に至る過程は取り扱わない」との記述がある。
二つ目は、中学校の保健体育。思春期における生殖機能の成熟を扱う場合に、「妊娠の経過は取り扱わない」とされている。

要するに『性交』を教えないということです。
これらは教育関係者の間で「歯止め規定」と呼ばれ、性教育を実施する際のハードルになってきた。

 本来は、学習指導要領より進んだ内容を扱っても問題はない。だが、性教育を巡っては、積極的に取り上げようとした教員や学校が「学習指導要領の範囲を超えている」として、これまで政治家らから激しい批判を受けてきた経緯がある。

日本の性教育の歴史

もともと日本では戦後、女子の貞操を守るとの観点から「純潔教育」として性に関する教育が始まった。1970年代ごろから「性教育」として研究が進められ、エイズ患者が確認されたこともあり、90年代に性教育への関心が高まった。

世界の指針

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は国際的な指針を示し、ジェンダー平等や性の多様性など人権の観点から、幼児から青少年まで発達段階に応じて性教育を実施することを求めている。避妊具の正しい使い方や選び方、若年での予期せぬ妊娠によるマイナス面などは、9~12歳で習うべきこととされている。

ということみたいです。

性教育が一部の保護者や教育委員会の心配によって中止され、それによる無知により子供たちが被害にあってしまうのはかわいそうです。

以前、教員資格のある友人に「性教育って、大切なことは学校では教えてくれないよね?」と話したら、

「学習指導要領が変わって、教員の賃金も変わって、学校教育以外のことは家庭での指導になるんだよ。」

と言われた時には、驚きました。工エエェェ(´д`)ェェエエ工

・貞操観念?
・下ネタ感覚?

確かに日本人にはどこかに根強くあるのかもしれませんね。

望まない妊娠も社会課題にあるんだなと感じ投稿しました。


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