2022年3月5日(土) noteお題投稿　＃私の遠征話 in アフリカ

#私の遠征話  in ガボン編
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今日は、2017年2月に訪問したアフリカサッカー選手権・ガボン大会決勝のカメルーンvsエジプトの遠征話として書かせて頂きます！

大会内容や試合内容よりも帰り道に起きたハプニングを。

アフリカサッカー選手権というのは2年に1度開催されるアフリカNo.1を決める大会です。2017年は西アフリカにあるガボン大会でした。あまり馴染みのない国かもしれませんが、サッカーでいうとバルセロナのオーバメヤン選手。経済は天然資源が採取される国です。

そしてこの決勝を視察という感じで、現地に訪問しました。アフリカ大陸サッカー連盟の友人から招待を頂き、試合を観戦しました。

ただ、この試合の直後の便で南アフリカへ向かう予定だったため、試合開始から90分後にスタジアムを出なくてはいけないというスケジュールで、しっかり終わってほしい願いと共に始まりました。
日本でもよく地方には行っていましたが、キツキツのスケジュールはやめた方が良いですよね。

この黒塗り。笑

試合会場へ行く途中

立派なスタジアム。建設は中国企業

試合の動画はこちらです。

とまぁ試合自体は良いんですが、地方に行くときは予想ができないから、厳しいスケジュールはやめた方が良いよねって言う話です。

この試合後は、ガボン→南アフリカ・ヨハネスブルグを経由して→ドバイ→東京帰国のルートでした。でしたので、このガボンからの飛行機に乗れないことには、全てがおじゃんなワケです。

試合自体は本当に面白かったです。ただ、会場を後にしなくてはいけないのは試合開始から90分後だったので、最後のゴール見られていません。。

この試合を見ている時にあと数分、数分と少し伸ばしたのが玉に瑕でした。
少し早めに出て、カシマスタジアムの潮来への渋滞以上の渋滞を避けるつもりでいたんですが、みんな少し早めに出てきて。。。

いや、でもスタジアムから空港まで8.2kmです。普通に行けば15分で行ける距離。まぁ近いっていう安心感もあったんでしょうね。

アフリカ全体でそうですが、アフリカの渋滞って本当にびっくりするくらい、動きません。原因を探ると、日本のようにどうぞ！があまりないので、俺が俺がでひしめき合ってしまっているのも数知れず。
日本のあの優しさは、アフリカの人たちに教えた方が良いです。多分、あの譲り合いとか、1台飛ばしで列に入れてくれるとかやればもう少し渋滞も緩和されそうな気もしています。

と言うような感じで、全く動かなくなりました。潮来への道はまだ良いんだなぁとアフリカ・ガボンの道で思っていました。
それよりも飛行機のチェックインの時間が始まっています。

どうにかしたいけど、どうにもなりません。他の手段がない。笑
日本のように駅で電車に乗り換えてとか、周り道をしてとかできたら良いんですが、全くなく。多分、これを解決するにはアフリカでは警察に先導してもらうしかないですね。
ひたすら、蟻よりも遅いんじゃないいかという動きの中で、空港へ向かいます。
願うは乗る予定の南アフリカ行きがめっちゃ遅れてくれ！！！！という事のみ。
こういう時に写真を撮れる余裕が欲しかったですが、写真が一枚もなく、自分もまだまだです。

数十メートル先の信号が果てしなく遠い。ずっと青にしてくれ。

もう時間との戦い。1分進むごとに何m進んだんだという感じで。

多分この時以上に飛行機の時間と戦った事ないなと思います。日本ではまず戦わない。いや、戦う現象がなかなか起きない。

あの信号を抜けたら、めっちゃ空いてそう！
そんな、希望の道が、光が見えたのは、チェックイン終了まで残り30分くらいだったかと記憶しています。あの時の赤信号は何よりも長かった。

8.2kmでこんなに長く感じたことはなかった。

そして、青信号という希望が灯り。

フランス語しかできないドライバーでしたが、fast!!!!fast!!!!ってめっちゃ煽っていました。すみません。でも、あの時は事故っても仕方ないと腹括ってました。何でこんなところで覚悟しなきゃいけないんだと思っていましたが。

そして空港に着いて、荷物はタクシーに置いたまま、まずは人間が行くことが必要だと思い、カウンターへ！

誰もいなーい！！！！！！

でもSouth Africa Airwaysのロゴはある。ここだ！！！

1人スタッフがいる！！！

ごめーん！！！！！！めっちゃ謝りました。
ニヤニヤしながら、人差し指を横に振られます。

too late.

マジかよ。終わった。そんなはずは。到着したのはチェックイン終了の2分前くらいだったかと思うんですが、だめだと言われました。
いや、ダメなはずはないけど、もう仕事は終わったという雰囲気です。機械ももう落としたと。
これで怒ったらダメだ。あのスタッフを後ろにいかせたら終わりだ。

何か理由を探さなければ。。小学生のように、まずは言いました。
今日はサッカー大会だったでしょう？渋滞に巻き込まれたんだよ。。めっちゃ早く出たんだけど。ごめん。
まぁこんなことはスタッフからしたら関係ないですよね。笑

じゃあ、、、ヨハネスブルグに行かないと、エミレーツからその先に帰れないんだ！！！ごめん！！どうしても行きたい。。
これも別に関係ない。笑

少し、機械に近づいてきます。あと少し。
荷物って、結構お金かかるよね！荷物が重そうなんなけど、一回だけ測って良い？

そしたらなんと！良いよ測りなよ。わかったよと。笑
会社の利益、売上に繋がることが目の前でわかれば、それを逃さない手はありません。

そこからタクシーから荷物を持ってきて（大事な荷物を持っている方はアフリカでは決して目を離さないでください）

荷物を測ったら、200ユーロ分余計に必要なことがわかりました。
もう200ユーロ分の売り上げを無くすんだよ？というようなことを言っていたような笑

何となく、パソコンをかちゃかちゃやり始めました。
もう仕方ねぇなという感じで、

パスポートは？

あるよ！もちろん！あるよ！
ありがとう！サンキュー！ボンジュール！めっちゃ言ったな。

努力は実らないこともありますが、実りました。努力は必要です！
パスポートを読み取ってくれて、チケット出てきました！

いや、、機械は普通に動くじゃねーか。
なんてことは言っちゃいけません。もう会わないので感謝の言葉のみ。笑

本当にありがとう。これで帰国できるよ。
そして無事に出国を終えて、ゲートの前へ！

ん？飛行機ないぞ。

でもチケットは持ってるし。

遅延してたのかーい！！

結局、1時間遅れ。

あのスタッフは、早々に仕事を終わらせたかっただけだった。本当は十分な時間があった。何に対して俺は焦っていたんだ。

いや、でもこれは本当に教訓です。
遠征に行く時は厳しいスケジュールはやめましょう。
というお話でした。

add
ヨハネスブルグ行きの中で飲んだビールは本当に美味しかった。

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