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【銀行はどう儲けてる?銀行に預金は合理的?】マクロ経済学part7

 最近NISAの仕組みも変わって投資へのハードルが下がりましたね。日本は金利も低いので、銀行に眠ってるお金はほんとにそのままでいいのでしょうか??という点についていろいろ書いてみました。よろしくどうぞ~

どうもこんにちは! こちらの続きです!

前回までのあらすじ

  • 金融市場とは、銀行預金、株式などを扱う市場

  • ストックとフローの両方を考えると、金融市場を考える必要がある。

テーマ

金融市場とは、そのポイント

 マクロ経済学にまつわる金融市場の内容として、いろいろやるべきものがあります。しかも、どれも大事なのでかなり沼です。

 そこで、LM曲線を導出することに絞って本シリーズは金融市場を扱うことにしまう。預金準備やマネーストックとマネタリーベースの違いなどは扱わないかもしれないです。

 逆に何を扱うのか、いわばポイントは何なのかというと銀行に預けるかどうかという点です。
 これからずっと銀行にお金を預ける預けないの2択を考えていくことになります。

お金を銀行に預けるということ、銀行のビジネス

預金することですね。預金するメリットを考えます。それは安全に利子収入を得られるということです。
 利子が付く仕組みを一応解説します。銀行がお金を生み出すメカニズムに答えはあります。

上の矢印が「貸す」、下の矢印が「返す」
返す方がちょっと金額多いよね

 大原則、お金を貸すと、貸した以上の額が帰ってきます。お礼みたいなものです。
 企業が事業を立ち上げる際に、お金を要します。そのお金は銀行から借りて、うまく事業が行けば借りた額以上にお金を返します。貸してくれてありがとう代ですね。
 銀行の立場から考えると、企業にお金を貸して、うまくいくと貸した額以上に帰ってきます。この帰ってくるお金で銀行は生計を立てます(?)

 では、そもそも銀行はどうしてお金をそんなに持っているのでしょうか。それは、我々が銀行に預金しているからなのです。我々は知らぬ間に銀行に「お金を貸してる」という状態なのです。お金を貸すと、それ以上に帰ってくるのでしたね。そこで利子を上乗せするという形で我々も利子を受け取ることができるのです。(今の日本はそんなことできないですけどね。)

 この返す額を何%にしよっかなというのが金利と呼ばれるものです。

預けないということ

 預けないとはどういうことでしょうか。財布に入れておくなど、いろいろありますが株式や債券を所有するということにしましょう。預金との違いはリスクがあるということです。
 リスクというのは別に悪いことじゃないですよ、振れ幅みたいなイメージです。

預金する>預金しない

 金利が高い場合、財布に入れるよりは、預金して利子を得たほうが合理的です。株式、債券で失敗するよりは預金して利子を得たほうが合理的です。

預金する<預金しない

 あまりにも金利が少なくて、預金せずに、財布に入れて物を買うほうが合理的な場合もありますよね。また、あまりにも金利が少なすぎて、預金せずに株式、債券を購入したほうが失敗することを考えてもやっぱり株式、債券を購入したほうが合理的みたいな場合もありますよね。(分割投資など)

本質的な話、つまり利子

 この二つの事例では、金利が高い時と低い時で合理的な選択が変わりました。金利次第で預金する預金しないという選択に影響が出るのです。次回は投資とこの金利という点に着目します。

まとめ

  • 金利次第で、預金する、預金しないという選択に影響が出る。

  • 金利が高いと、預金したほうが合理的

  • 金利が低いと、株式、債券を所有したほうが合理的

最後まで見ていただきありがとうございました!!次回はこちらからー!



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