見出し画像

志望動機が書けない学生がすべき自己分析法

6/17のオンラインキャリアセミナーではゲストの野村尚史さんが、志望動機が書けない学生がすべき自己分析の方法を6つのステップに分けてご紹介してくださりました!この自己分析方法を通して、就活時だけではなく野村さんのように社会人になってからも「仕事を楽しむ大人」になることかできます!

ゲスト紹介

まずは今回のオンラインキャリアセミナーのゲスト、株式会社グット・クルーの企業価値創造部で働く野村尚史さんのご紹介。

趣味:ライフログ (ライフログについては後で詳しく説明します)

好きな言葉:「結果には必ず原因がある」

東京理科大学大学院理工学研究科建築専攻を卒業した後にファーストキャリアとして戸田建設株式会社に入社されます。大学で学んだことをそのまま仕事にした野村さんですが、異業界異業種に転職することになります。転職後は採用、1 on 1、研修、組織開発、人材開発、事業管理などをされています。

まずは、新卒時の就活の話。高校1年生の時に高校が洪水の被害にあったそうです。そこで、被害にあっての平気な建築物とダメな建築物を目の当たりにして「なぜだろう?」と思ったことが原体験となり、構造設計を学べる大学、そして大学院として東京理科大学を選びます。

大学院1年生の時にインターンで戸田建設で実務をしました。そこで選考に進んでほしいと言われ、そのまま入社が決まったたそうです。

もう少し詳しく話すと何社か建設会社にOB訪問に行った際、戸田建設の社員の人だけが生き生きと自分の仕事への想いを話したそうです。そして、この人と働きたいと思い、1社しか受けず、、、

ここで、セミナーのタイトルと野村さんの話があってないぞ、、、と思われたかもしれませんが、異業界異業種へ転職された経験から自己分析の重要性を教えてくださりました。

異業界への転職時の自己分析

建設会社からいきなり異業界・異職種への転職。「なぜ?」と思われた方も多いと思います。

しかし、ここで野村さんのライフログという趣味が関係してきます。

そもそも「ライフログ」とは何なのか?

人生を記録すること

その時思ったことを書き出して記録する

記録する内容は何でもいいそうですが、習慣化が重要。毎日自分の行動や感情を記録することを継続するのはかなりハードルが高そうですよね。続けるコツは最初は緩めのルール(ex. 1週間に2日サボってもいい)を設けて慣れてきたら段々ルールを厳しくしていくそうです。そうしていれば、毎日の歯磨きの習慣のようになるそうです。野村さんは「記録をつけることが自分を知る第一歩」と仰っていました。

話を戻すと、社会人1年目のライフログをつけていた野村さんですが、希望する会社で頑張る中で「自己啓発で目の前の人を支援したい」と何気なく記録していたそうです。仕事に大きな不満があった訳ではなく、その時自己啓発にハマっていて、それを生かした仕事をしたいと考え始めていたことがライフログを見てわかったそうです。

ライフログをやるメリット

1. 過去の事実を記録できる

2. 自己認識能力を高めることができる

去年の今日、自分が何を行い何を考えていたか、書き留めておくことでのちに見直すことができます。大きなイベントがあれば覚えているかもしれませんが、日常に自分が何を考えていたかなんて覚えていられない。だからライフログは役に立つのです。自分の理念の根底にあるものが日々の何気ない考えに現れていることがあり、ライフログを通じて自分を知ることができます。

STEP1 自分を知る

-今の自分を知る

-友達に聞いてみる

-客観的なツールを使ってみる (ex. ストレングスファインダー)

自分の資質について語れる程度に自己分析を行う

STEP2 人生の理念を決める

-自分の言動の根底にある価値観を知る

-座右の銘/ 心に残っている言葉を思い出す

STEP3 人生のビジョンを決める

-自分が全力で生き生きワクワクしている姿を想像

-どんな自分になりたいか

→未来のことで不確定要素が多いので軽めにで良い (ex. 家族と幸せに暮らす)

STEP4 仕事のビジョンを決める

-仕事を通して自分がどんな人になりたいか

→ワクワク楽しく働くために必要なビジョン

STEP5 過去の事実を棚卸し(=深掘り)

-小中高のフェーズごとに

-出した事実にそれぞれ意味づけ

未来に向かう今の自分を正当化 (根拠を作り出す)

自分と向き合うのは難しい。誰も正解を言ってくれないし自分も正解かなんてわからないが、自分が向かっている未来に対して根拠を設けることで自信を持って進むことができる。

ここで重要なのは、事実は変えられないが解釈は変えられるということ。ビションが変われば事実に対する意味づけも変わります。つまり、意味付けは後付け。

STEP6 自分の価値観を知る

 正確にいうと、毎日自分の価値観は変わっていくから「自分の価値観を知り続ける」ことが重要。


志望動機の書き方

そして最後に6つのステップを踏んだ後に行うのが志望動機を書くという作業。

-未来の自分(STEP2~4)と今の自分 (STEP1/ STEP6)を比べる

-ギャップリストを作る

-出てきたギャップに対してどう埋めていけるかを考える

-どう御社に貢献できるかを付け加える

企業に就職することがゴールではなく、自分が就職することで自分の人生における目的が達成できるかが重要


ギャップを埋める作業=志望動機

今回は就活生に向けたタイトルをつけてしまいましたが、転職の時にも役立ちそうですね。さらには人生においてもライフログに基づいて自己分析を行えば、それが人生の重要な指針となりそうですよね。


動画の全編を見たい方はこちら

↓↓↓

野村さんのnoteアカウントはこちら

↓↓↓


「仕事を楽しんでいる大人」の話が聞ける学生限定のオンラインキャリアセミナーのお申し込みはこちら

↓↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?