記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

FF7リメイク&リバース ネタバレ考察:終末の7秒前

こんにちは。
FF7リバースをクリアしたので改めてリメイクとリバースを整理し考察をまとめました。

前段として

  • 素直にリバースを見た場合の考察

  • 運命の壁突破説の観点の考察

があります。

これらを踏まえた上でリメイク、リバースと経てどういう物語なのかを整理しました。

ネタバレしかないので知りたくない人はここで離脱してください。















終末の7秒前

FF7リメイクとリバースの本当の時間軸は「星が滅びる終末の7秒前」と見られます。
セフィロスがしつこく「滅びたくない」「星を守りたい」「まだ終末の7秒前だ、まだ間に合う」とリメイクやリバースで言及しています。(言及自体はリメイクの方が多いです)


セフィロスの目的

星が滅んで欲しくないセフィロスは運命を変える選択をします。
運命を変えるためのキープレイヤーとしてクラウドを選んでいます。
パラレルワールドを旅して、クラウドに運命を変えさせる旅をさせています。
このままでは星が滅びてなくなってしまうので、運命を変えて星が滅びないようにしたいというのがセフィロスの目的です。


ライフストリーム側、エアリス側の目的

エアリス側はセフィロスの勝手を許さない目的で活動しています。
逆に言えば、星が滅んでも仕方ないと受容はしているようです。
あくまで未来はセフィロスでもライフストリーム側でもなく、クラウドが決めるべきだというスタンスを取っています。(自分のことだけを考えてほしいと言及しています)


本当のクラウドはFF7の物語を既に経験済み

クラウド自身もFF7の物語を経験済みで全て知っています。
あくまで運命を変えさせるのが目的なので、全て知っていると都合が悪いため一旦全部忘れて再びFF7の物語を再体験させられています。
度々知らないはずの記憶が視えるのはその影響です(本当は知ってるけど、忘れさせられている)


セフィロスは全部知っている

セフィロスはFF7の物語を経験して、クラウドたちに負けています。
負けてはいるけど、ライフストリームに還ってなくて自我を保っているので、精神体として存在しています。
星が滅びる舞台になって、それは嫌だとパラレルワールドを旅して運命を変えさせようとしています。
セフィロスは精神体として活動しているので、アドベントチルドレンの後の時間軸である可能性が高い。


当然エアリスも全部知っている

エアリスもFF7の物語を経験して、串刺しになって死んだエアリスです。
彼女もライフストリームと一体化して精神体となって活動しています。
星が滅びる舞台になっていますが、パラレルワールドを操作して運命を変えてまで星を生き延びさせようとは思っていません。
セフィロスはやってはいけないことをやろうとする認識で動いています。
そういう意味でセフィロスの邪魔をする・対抗することだけに集中しています。


終末の7秒前でセフィロスとクラウドは約束を交わした

クラウドは全部忘れているので約束のことは覚えてません。
星が滅ぶ終末の7秒前の段階で星を滅ぼさせたくないセフィロスとクラウドの利害が一致し、運命を変えるためにパラレルワールドを旅して再びFF7の物語を再体験しています。


運命を変えるのが目的なのでFF7の物語を一通り経験する流れになる

三部作目はメテオを止めるためにセフィロスを止めに大空洞に行く大まかな流れは一緒だと考えられます。
その後、劇的に運命が変わった段階で終末の7秒前の真相が解放されます。
そこからが本当の物語です。
そのためにはエアリスが死なない世界線だと物語の流れが大幅に変わってしまうので、不完全な形で運命の壁を突破させてエアリスが死んだ世界線と死んでない世界線を同時に存在させています。
エアリスが死んだ世界線も存在しているため、セフィロスを止めるためにFF7の物語を再体験する流れは止まっていません。
つまり、セフィロスにとって最も変えさせたい運命のターニングポイントはFF7の物語の終盤のどこかにあります。
仲間たちが運命の壁を突破できてないのも、クラウドに星が滅ぶ運命を変えさせたいセフィロスの都合によるものです。(リバースの運命の壁はセフィロスの手先である黒いフィーラーで穴を開けられてクラウドだけが通れています)


リメイクとリバースに出てくるエアリスは2人いる

FF7の物語を全て経験して串刺しになって死んだエアリスと、リメイク・リバースのパラレルワールドを生きている何も知らないそのままのエアリスがいます。
リメイクの段階ではこの2つは融合してて知識を共有しています。
リバースの段階では白マテリアが力を失ってしまっているので、知識は失われててリメイク・リバースのパラレルワールドを生きている何も知らないそのままのエアリスに戻っています。
この両者は見分けが付きにくく、リバース時点では白いフィーラーがいる方がFF7の物語を全て経験して串刺しになって死んだエアリスと判別できます。


三部作目の流れ

まずはFF7の物語を再体験します。
その後、星が滅ぶ本来の時間軸「終末の7秒前」に戻ってきて何があったのかどういう物語だったのか真相が語られます。
クラウドの交わした約束がどんなものだったかも判明します。
最後にクラウドは選択を迫られます。
セフィロスの望む道を選ぶのか、エアリスの望む道を選ぶのか、どちらでもないクラウドが新たに見つけた選択を選ぶのか、そういう物語になると予想されます。(そうじゃないとセフィロスが全面的に正しいという物語になってしまうため)


FF7リメイク三部作の目的

  • FF7の物語を再体験させる

  • 全部体験させた上で終末の7秒前を提示する

  • どういう結末にするかはプレイヤーに選択させたい

というようなことが考えられます。


以上です。
ややこしいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?