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FF7リバース:ネタバレ考察

こんにちは。
FF7リバースを全部の調査レポート終えて、ストーリークリアしました。
オリジナルとは設定が違ってしまっている新しいFF7なので考察が必要だということでまとめます。

ネタバレしかないので知りたくない人はここで離脱してください。















エアリスはどうなったか?

死にます。
セフィロスの串刺しはクラウドが頑張って防いだのですが、その後の隙を突かれてセフィロスに切られてエアリスは死にます。
肉体は死にましたが、ライフストリームと一体化して魂のエアリスは残りました。
ティファやバレットなど他のメンバーには魂となったエアリスは感知できないので、オリジナル版と同じように悲しんでます。
クラウドだけ魂となったエアリスを感知できて会話できるので、エアリスが死んだという悲壮感が薄いです。
物語が終わった後、魂だけになったエアリスは忘らるる都に残って、セフィロスを止めるために白マテリアの魔法が発動するように祈る行動をします。
リバース後でエアリスとクラウドたちはバラバラになって別行動することになります。


セフィロスはなんだったのか?

星と自分さえよければいいという動機で暗躍します。
リバースで2種類のフィーラーが出て、リメイクで出た黒いフィーラーはセフィロスの手先であることが判明しました。
本来の運命が変わるのを変えようとするフィーラーは白いフィーラーでリバースで初めて登場します。
セフィロスの言質では「星をまもるために色々活動している」と言っていますが、どういうことなのかそこは謎のままです。(セフィロスがイカれてるので勝手な独自の解釈をしてる可能性も十分残ってます)
リバース内では、神羅とウータイを争わせて、星の魔晄を消費させ、自分に都合が良いように世界の情勢を操っています。(そのための手段として、ウータイの暫定政府にいる元ソルジャーの脱走兵であるウータイの幹部であるグレンを傀儡にしたり)
神羅とウータイを争わせる目的は、星の魔晄を消費させ、ライフストリームを弱体化させること、神羅にセフィロスが黒幕であることを悟られないようにかき乱すこと、この2つが目的になっています。
またリバース内では黒マテリアを手に入れることに固執して、黒マントやクラウドを操ったりしている。
動機はいまいちハッキリしてないが、目的はかなりくっきりしています。


黒マテリアについて

最重要アイテムとなりました。
オリジナルではセフィロスが星を破壊する大魔法メテオを発動するために必要なアイテムだったが、リバース以降では重要性が変わりました。
メテオを発動するために必要なアイテムであることは変わってないと思いますが、本質は違う次元にある何からしく、リバース内でセフィロスは黒マテリアを手に入れますが、違う次元にある何かを見つけ出す手がかり・鍵を手に入れたと言ってすぐ黒マテリアを放棄します。
黒マテリアの本質はリバース内では明確になってません。
メテオを撃つための大魔法であるかもしれないし、違うところが本質になってる可能性はあります。
黒マテリアそのものは、違う世界から来た異分子のギ族が生み出したものです。


ギ族について

違う世界から来た異分子の種族です。
劇中ではほぼ全員が死んで亡霊になっています。
死んでもライフストリームからこの星の生命ではないと拒絶されて一体化できず、亡霊として現世に残り続ける苦しみを味わっています。
永遠に続く苦しみから解放されたいと願い、無垢なるマテリアに祈りを捧げ黒マテリアを生み出しました。
永遠に続く苦しみから解放されるにはこの星を滅ぼして星から解放されるしかないという発想のようです。
リバース内では苦しみから解放される手段が星を破壊するメテオだと明言されておらず、フワッとした表現になっています。
古代種セトラに騙されて黒マテリアを奪われて恨んでいます。


古代種セトラについて

はるか昔に宇宙からやってきたジェノバと争いました。
同時並行で異性界からやってきたギ族と交流を持ち、ライフストリームに還れないギ族を慰める役割も果たしていました。
永遠に続く苦しみから解放されたいギ族が黒マテリアを生み出したことに気付いて、彼らを騙し黒マテリアを奪い古代神殿に誰も奪えないように隠し保管。
ジェノバとの争いが終わったあと、人間に妬まれ恐られて、人との大規模な戦争になり、滅びました。(ジェノバの影響で人間が扇動された可能性あり)


オリジナルとFF7リメイク・リバースは何が違うのか?

ライフストリームに対する大きな解釈が付け加えられました。
ライフストリームは星のパラレルワールドと繋がっており、全てのパラレルワールドや記憶を保持している。
ライフストリームに干渉できるセフィロスやエアリスがパラレルワールドを旅して干渉する話になっています。
FF7リメイク・リバースの世界は数あるパラレルワールドの中の重要な一つとして主な舞台に選ばれています。
リバース内ではザックスが死ななかったパラレルーワールドがいくつか出ており、いくつもののパラレルワールドがある、分岐していると描写されました。


FF7リメイクでのエアリスやセフィロスの意味ありげな言動について

ライフストリームと一体化したエアリスやセフィロスが数多のパラレルワールドを旅して干渉してきたものでした。
ライフストリームと一体化したエアリスは白マテリアに宿ってリメイクでのエアリスに色々教えたり記憶を共有してたりしてたと考えられます。
ここで分かりやすくするためにライフストリームと一体化したエアリスを"パラレルエアリス"と名付けます。
リバース内では黒フィーラーとの戦いで白マテリアが力を奪われてしまったので、パラレルエアリスはいなくなってしまっています。
少なくともリバースのエアリスとパラレルエアリスは記憶を共有しておらず、大事なことを忘れてしまった・なくしてしまったとリバースのエアリスは認知しています。
したがって、リバースでのエアリスの意味ありげな言動はほとんどなくなっています。
セフィロスは相変わらず意味ありげな言動を続けてますが、扇動や独自の解釈をしたりしているので、どこからどこまでが本当で嘘かはあまり考える必要がない状態になってます。(要は嘘つきなので言動に信頼性がない)


ウェッジ、ビッグス、ジェシーについて

ウェッジは神羅ビルから落とされて死にました。
アバランチ本体のメンバーが目撃しているので確定です。
ビッグスとジェシーは明確な情報がありません。
クラウドはジェシーが死んだと思っています。
第三者の明確な目撃や情報はない状態です。
ビッグスに関してはパラレルワールドではアバランチメンバーで唯一生きており、ザックスと色々絡む。パラレルワールド内ではいくつかの分岐で結果死んでます。
ジェシーに関しては描写がほとんどなく、ゴールドソーサーの劇で生前のジェシーの演技をまざまざと鑑賞できます。
(劇が終わった後、バレットは大泣きしています)
リメイクではビッグスは生きている描写になっていましたが、リメイク・リバースのビッグスなのか、パラレルワールドのビッグスなのか、結局ハッキリしていません。
物語としては3人は全員死んでいるとして進んでいます。
三部作の最後でビッグスとジェシーに関して何か変化が起きる可能性は残ってます。


ザックスについて

5年前のニブルヘイムでの真相についてはリバース内でも完全に語られていません。
5年前のニブルヘイム時点でザックスはセフィロスに帯同しており、モンスターの襲撃で川に流されてその後どうなったか不明。
パラレルワールドではザックスとビッグスを中心に語られますが、パラレルワールドがあることを分かりやすくするための狂言回しになっています。
おそらくパラレルのエアリスによって、クラウドを助けるためにラストバトル戦の一部に呼ばれてクラウドと一緒にセフィロスと戦います。
その後すぐまたパラレルワールドに戻されます。
セフィロスが強力なため、クラウドたちを助けるためにパラレルのエアリスが干渉しているポジションになっている。


セフィロスの目的

セフィロスはライフストリームを認知し、一体化し、パラレルワールドを認知するに至りました。
星の支配者になることは全てのパラレルワールドを掌握することと同義になる。
星の支配者になるために全てのパラレルワールドをリユリオンするのが最終目的だと考えられます。
パラレルワールドではセフィロスの暗躍のせいで空に亀裂が入っており、世界が滅ぶと言われています。
セフィロス本人は世界を救うために活動していると主張していますが、言動に信頼性がないため本当か嘘かどうか分からない状況です。


FF7リメイク・リバースの物語は何なのか?

星の支配者になりたいセフィロスがパラレルワールドを跨いで暗躍する物語だと考えた方が良い。
それを止めるためにライフストリーム側、パラレルのエアリスが対抗している構図です。
セフィロスVSライフストリームの争いと言えます。


重要だと考えられる設定

古代神殿で死んだ神羅兵のライフストリームが変容して、モンスターに生まれ変わりました。
死んでもライフストリームが新しい命に変えるという性質を持っていると明確に描写されました。
エアリスは死にましたが、この性質を利用して三部作の最後で復活するなどの可能性が残されました。
この設定が真に重要かどうかは分からないが覚えておいた方が良さそうです。


最大の謎:クラウド

リバース内で最大の謎はクラウドそのものです。
クラウドに本人の知らない記憶があったり、魂だけになったエアリスを感知し会話できたりと特殊な状況になっています。
リバース内ではオリジナルのFF7と運命が明確に変わっているキャラクターはクラウドだけになっています。
オリジナルのFF7でのクラウドは、古代神殿の段階でセフィロスの目的がメテオで星を破壊することだと宣言され、止めるために動くことになっている。
リバースではセフィロスは古代神殿で自分の目的を宣言せず、その直後クラウドが意識を失ってしまい、よく分からないうちに忘らるる都に到達するというストーリーになってしまっている。
またリバースの物語の終わりに自分が持っていた放棄された黒マテリアを自分のブレードと一体化させるなど理屈ではなく本能的・無意識に行動しています。

リメイク・リバースのクラウドの特徴

  • 知らないはずの記憶が一部あり、たまにそれが視える

  • 魂だけになったエアリスを感知し会話できる(他のメンバーには感知できない)

  • 空の亀裂が視える(他のメンバーは感知できない)

  • 黒マテリアを本能的・無意識に自分のブレードと一体化し吸収する

  • なぜかセフィロスがクラウドに固執する(その割にクラウドを見下して侮ったりと姿勢として矛盾する点がある)

リメイク・リバースのクラウドが何者なのか、なぜオリジナルのFF7のクラウドと違う点があるのか、現時点では明確になっていません。最後の三部作でクラウドとセフィロスの謎に焦点が当たると予想されます。


考察やまとめは以上です。

ここからは個人的な感想です。

  • エアリスが結局死ぬのはガッカリした

  • ミニゲームが多すぎて途中で辛くなった

  • 明らかに開発の性格が悪いミニゲームやバトルシミュレーターがある(達成できなくてもゲームの進行には問題のない領域の範疇で)

  • 三部作の最後でエアリスが蘇ったり、エアリスが生きている平和なパラレルワールドに行ったりなどの可能性が残っているので、悲観性がそこまでない

  • 新しいFF7としてはリバースがクライマックスだと思う

  • 三部作の最後を遊ばなくてもリバースだけで遊んで終わらせてしまっても良いような感覚がある

  • ジェシーの生死がやや曖昧で(死んだと明言してるのはクラウドのみ)ゴールドソーサーで生前のジェシーの演技を見せるなど開発の性格がやや悪いなと感じた

  • リバースは意味ありげな言動が少なく、考察としてはシンプルだった

  • リバースはエアリスの物語だった

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