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9.退行催眠中間域全記録~「霊的なガイド」

マイケル・ニュートンというセラピストがまとめた、退行催眠による「死んだ後の世界~生まれる前の世界」、いわゆる「中間域」の記録を紹介しています。

ここでは、「霊的なガイド」について紹介しています。私たちには現世~中間生~来世を通して手助けしてくれているガイドが二人以上いるようです。

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●どんな被験者もトランス状態に入ると、必ずなんらかのかたちで自分のガイドに出会うことになります。多くの場合、被験者は顔や声を認識する以前に肉体のない人物の存在を感じます。こういった霊的な教師を認知した人々は暖かい、愛情に満ちた、創造的なパワーをよりいっそう身近に感じるようになります。

●上級レベル以上の能力を持つガイドはたいていスピリットの世界とこの世で一つのグループ全体を受け持っています。これらのガイドには彼らを補佐するその他の存在たちがいます。私が知る限り、魂のグループにはたいてい一人がそれ以上の実習中のかなり新しい教師がいます。結果的に、人によっては手助けをしてくれるガイドが二人以上いることになります。

●私の被験者たちは、人生でどれだけ霊的なガイドに依存しているか、彼らを役立てているかを私に示してくれました。いつしか私は、神ではなくて、彼らこそ私たちの存在に直接的な責任を負っている存在だ信じようになりました。これら経験豊かな教師達はこの世の時間にして何千年も私たちとともにあって、この世に生まれる以前の、この世に生きているときの、そして死んだ後の幾多の試練を支援してきたのです。

●魂の進歩のレベルは別にしても、個人の学習への意欲の強さが一生のうちにどれだけ頻繁にガイドが現れるのか、どのような形で援助を受けるのかといったことに少なからず影響しているのではないか、と私は考えています。

●情熱あふれる若いガイドは、レベルⅢが終わろうとする頃から教師としての訓練に参加することができるようになります。私たちは進歩の低い段階からこの世の人生で友人を助けたり、生と生のあいだに相談相手となってグループの仲間たちを支援したりします。おそらく初級や上級の教師の割り振りにはマスターのガイドの意向が反映されるらしく、彼らは大学の評議会にも似た、より若いガイドたちを指導監督する理事会のようなものを構成しています。

●いまだに転生を続けるガイドもいます。しかし、私の被験者のなかにこの世に生きているレベルⅤの存在、マスターのガイドである人物はいませんでした。レベルⅤの人物の言うところでは、レベルⅥにはもはや学ぶべきこちはないということです。

●ガイドという力強い存在が、私たちの運命のなかできわめて重要な役割を演じていることは確かですし、私は彼らを大いに尊敬してやみませんが、彼らが私の調査にあまり積極的に貢献してくれないこともまた事実です。それは、暗示に他視する心理的抵抗などをはるかに超えていて、ガイドの慎重さが反映されいるようです。(催眠により知られる情報が、被験者の魂にとっての成長を妨げるなど)

●ガイドたちは私たちに最良のものを求めているので、ときに私たちが多くの痛みにも耐えて一定の目標に到達するのを黙って見守っていなければならないのです。ガイドは私たちに、人生の機会を最大限に生かすのに必要な変化を起こす準備ができないかぎり、私たちの進歩を支援することができないのです。

レベルⅥよりも高いレベルの魂は、非常に暗い紫色のエネルギーをしているそうです。スピリットの世界にはめったに姿を現しませんが、非常に崇敬を集めているということです。

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私たちは、常に見守られている・・・まさに「守護霊」さんですね。ですから、私たちは、彼らの助けを受け取る受信機、アンテナを日々、整備しなければなりません。

悩んだり、いかなる心配、いかなる悩み、いかなる不安にも、皆さんの精神的・身体的・霊的環境の中への侵入を許してはならないのです。心配、悩み、不安ーこうしたものは援助の力の通路そのものを塞いでしまいます。
(シルバーバーチの霊訓9より)

心の中が、疑惑、心配、不安などの邪念、憎しみや悲しみ、恐れ、怒り、利己主義、うぬぼれ、取り越し苦労、悩みなどで一杯になっていると、ガイドさんが直ぐそこまで手を差し伸べていても気が付きません。

心の中を平安に、穏やかに保つことが、ガイド(守護霊)さんからのアドバイスの信号を受信する感度を上げることに繋がります。

そのためにはどうしたら良いのでしょう?私的には、ヴィパッサナー瞑想(マインドフルネス)が効果的だと考えています。年を重ねていくと、だんだんと先々の事に心が奪われるようになります。不安や取り越し苦労です。今考えても仕方がないと割り切れる方も居ると思いますが、多くの人たちはこららの不安や取り越し苦労に悩まされているのではないでしょうか。そこで、イマココです。今、この瞬間を五感を用いて感じ続ける・・・指先の動き、頬を撫でる風、匂い、香り、音、音楽、目に見えるモノ、色合い、味・・・それらを意識的に集中し続ける、そう、不安を抱く隙さえも与えない状況に身を置く・・・。

ずっと集中し続けるのは大変ですが、練習を続けていくと、無理なく五感集中が行えるようになっていきます。そして、「頭が空っぽ」な時間も生まれます。この時、五感を超えた感覚(第六感覚とか直感)が受け取れるようになり、ガイド(守護霊)さんの信号も受信し易くなると思われます。

その直感に従い行動できるようになると、危険を察知できるようになったり、邪心を取り除いたピュアな意識レベルでいろいろな判断が行えるようになったりします。これらの直感こそ、ガイド(守護霊)さんが送ってきているのだと思うのです。

ガイド(守護霊)さんに助けを求めても、われわれ、こちら側の準備が整っていないと、その助けのシグナルを受信することはできません。そうなると、受信感度がアップするまで、ガイドさんたちは黙って見守るしかないのです。

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