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神社の参拝は大勢?一人?どちらがいいの? ご利益のあるお参りの方法

神社の参拝でご利益をいただきたい!という方にとっては必見の記事です。果たして一人で神社に参拝してご利益もらえるのだろうか? 大勢で参拝するほうが楽しくない?とか、いろいろな意見があると思います。

これを書いているのは正月三が日なので、初詣に大勢で出かける方も多いでしょう。そこで、複数人と一人とで、どちらのほうがより神社でご利益をいただけるのか、個人的な見解を交えて解説致します。

一般のウェブサイトでは「どちらでも問題ない」とあいまいな答えをするサイトが少なからずあります。しかし、私には「果たしてそうだろうか?」と思ってしまうのです・・・。

そのような「どちらでも問題ない」という答えを否定まではしないまでも、少し違う角度から提示したいと思います。

神社参拝は一人か複数人かは、神様目線を理解するとわかりやすい

神社の参拝は一人がいいのか?複数人がいいのか?は、神様目線になるとわかりやすいのではないでしょうか。

たとえば、あなたのもとに、大勢の来客が訪問された場合と、個人で訪問された場合を想定してみてください。

あなたのところに大勢の人が押し寄せて一人10秒だけあなたに相談する場合、個人がきて時間的に余裕をもって相談する場合、どちらの人の願いをより叶えてあげたいか?・・・その答えは、自ずとわかるはずです。

神道の神様は、人間の親神様。人間界に身近な存在である場合が多い。

キリスト教の神や、仏教の大日如来と比較して、神道の神様の多くは神様でありながら人間の親としての存在に近い場合が多く、その分だけ、人間関係に近い作法で、礼節をもってお付き合いすることが求められます。

親のような存在だからこそ、ご利益をいただきやすいのです。ということは、それと引き換えに神社での参拝は対人関係と同じような礼節をもって、神様と向き合う必要がある、ということです。

そのためには、和気あいあいもいいのですが、やはり真剣に神様と向き合いながら礼を尽くして参拝する人のほうが、神社の神様からすれば「そうか、そのような事情であれば助けてやろう」と思いやすくなるわけです。

私は対人関係ならぬ、対神関係と呼んでいます。対神関係はしっかり人間の作法に則って礼を尽くす必要があります。

ちなみに、キリスト教や仏教でも、もちろん人間に近い礼節のある作法は大切ですが、神道の場合はよりそれを守る必要がある、と私は理解しています。

複数人で神社を参拝する場合

🔵 複数人で神社を参拝するデメリット

複数人で神社を参拝する場合、たいていは参道を歩くときはお互いに話したいことで頭がいっぱいではないでしょうか。「そういえば、昨日のニュース知っている?」とか「この後どこのお店入ろうか?」とか・・・。

そのため、結果として神様と内面的に向き合える時間が限られてしまっています。大きな神社ほど参道が長いので、複数人と一人とでこの違いは大きくなると思います。

決して、複数人の神社参拝がいけない、という意味ではありません。たとえ複数人であっても参拝することに大きな意義があると思います。しかし、一人で参拝するときと比較して、神様に向き合える時間が限られている、というケースが多いのではないでしょうか。

もちろん、神社ツアーとかで「ご神霊様とのつながりを深める」という明確な目的を抱いて複数人で参拝する場合は、しっかり神様と向き合える時間を保つことができるでしょう。このような参拝方法であれば神様とつながりやすいので十分有益のように思います。

仏教でいえば四国のお遍路さんや、キリスト教でいえば巡礼の旅のようなイメージですね。

しかし、そのような参拝は全体の参拝客からすればレアケースで、たいていは、日ごろからの仲間や家族など、和気あいあいと楽しみながら参拝したい、という方のほうが多いのではないでしょうか。

大勢で歩いて、内輪で盛り上がる話題をしながら参拝して、神様としっかりと向き合える時間は、お賽銭を投げるときの10秒程度。これでは、神様からすれば人としての印象がうすく、その他大勢に埋もれやすい状態・・・といえそうです。

大勢の参拝のデメリットは、他にもあって、帰り道に神様からのサインに気づきにくいということです。神社の帰り道というのは、とても大切な時間です。その有意義なひとときに、神様からいろいろと教えていただくことは少なくありません。しかし、大勢だと帰り道のアドバイスに気づきにくくなります。

ただし、大勢での参拝を神様が喜ばない、というわけではありません。日本の神道の神様はとくに、人々が和気あいあいと明るい状態であることを好まれます。そのため、「よく来てくれたね!ありがとう」と全員の運気を上げていただけるでしょう。

大勢で参拝するときは、個人個人がしっかり神様と向き合える時間を作ることでご利益をいただきやすくなります。そのためには、参拝前から予め「ご神霊様とのつながりを深める」という目的意識を皆で共有しておくと良いでしょう。

🔵 複数人で神社を参拝するほうがいいケース

複数人で神社を参拝するほうがいいケースは、その集団・団体の繁栄を祈願する場合です。たとえば、会社の繁栄を願って大勢で神社を参拝するとか、スポーツ同好会の繁栄を祈願するような場合です。

このような場合、複数人で参拝することが団体の発展に寄与することにつながりやすいといえます。ただし、どこまで真剣に祈るかにもよりますが・・・。

一人で神社を参拝する場合

🔵 一人で神社を参拝する大きなメリット

一人で神社参拝をすることは、メリットが多いです。とにかく、神様と向き合える時間が長い、ということ。そして、自分で時間の調整ができるということ。神社ファンの方で、このような一人での参拝を推奨する人は意外に多いです。

また、帰り道は一人で歩くので、神様からの答えをインスピレーションとして受けやすい状態、というところがポイントです。これ、きわめて大事な話なので、実は有料レベルの話です。しかし、この大事なことを言っている人は、ほとんどいません

集団でいる場合は、集団のほうに意識が向いているので、せっかく神様からの答えをいただいているのに、気づかないまま時間が過ぎてしまう可能性さえあります。

その点、一人で参拝する場合は、答えをいただきやすい状態です。私は過去に、神社の帰り道、仕事のヒントとか、たくさん教えてもらったと思います。

🔵 一人で神社を参拝するデメリット

一人で神社参拝するデメリットといえば、女性が一人で参拝するときではないでしょうか。人がたくさんいる大きな神社ではなく、人が少ない神社での参拝には安全性の面で気を付けるか、控えるようにしましょう。

とくに、山間部で人がほとんどいないような神社は、無理して一人参拝をせず、複数人での参拝が望まれます。

安全性の面で迷ったら複数人で参拝、これがベストです。

複数人で初詣を参拝する場合

🔵 初詣の参拝は2回することもできる

これは個人的な意見ですが、初詣に複数人で神社参拝される方は、いったん日を改めて、正月期間の他の日に一人で参拝することをおすすめします。複数人での初詣は「仲間とのお付き合い」、一人での初詣は「神様と深く向き合う」と、目的を使い分けると良いでしょう。

🔵 初詣は「一之宮」と「近所の氏神様」の両方の神社への参拝が開運としてベスト

初詣は、一之宮と近所の氏神様の両方の神社への参拝が、開運としてベストです。というか、これこそが本来望ましい神社での初詣参拝といえます。

🔵 一之宮の初詣は元旦にこだわらず、7日ごろまでに。

一之宮だと元旦の初詣は混み過ぎており、元旦の参拝にこだわらなくてもいいのでは?と個人的には思っています。1/3でも良いですし、1/2~1/7までで、ある程度混雑が緩和された日に一之宮へ参拝すると、より神様につながりやすくなると思います。

神社参拝は正式参拝を

🔵 正式参拝は神様に喜ばれる

このブログでは今までに何度も書いていますが、神社で参拝する場合、正式参拝すると、神様により喜ばれます。

とくに、一之宮ではできる限り正式参拝しましょう。

神さまからすれば、100円だけ落として10秒だけ手を合わせてすぐに帰る人と、3000円を包んで、お祓いに参加してしっかり礼を尽くして向き合ってくれる人とでは、印象が大きく違います。

神社の神様が喜ばれる参拝方法は、開運につながりやすいです。

ぜひ、参拝で時間的に余裕があれば正式参拝をしてみましょう。


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