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ヨット・モーターボートの雑誌、Kaziが1000号

僕も記事を書かせていただいたことがある、ヨット・モーターボートの雑誌、Kazi が、6月号で1000号を迎えた。おめでとうございます!!
創刊から88年。すごいなー。

Kaziは毎月発行されて大体、200ページくらい。びっしりと海の情報が毎回詰まっている。ぼくは調べたいことがあるとバックナンバーを調べて特集記事を読んだりもするくらいニッチで、マニアックな海情報が載ってる雑誌。

雑誌がどう出来上がるまでどんな行程を取るのかは詳しくないけれど、海に特化した情報で毎回違う題材を選定、取材、原稿、構成、編集をやって、製本して、終わったと思ったら、次号への取材が始まる。という大変な労力を注いで作られているというのは何度か一緒にお仕事をしてよくわかる。

僕も結構前からブログなどで海での冒険や帆船、ヨットのことを書いているけれど、コンスタントに書き続けることがどれだけ大変か。海の知識と帆船の経験をまとめようと毎日、原稿用紙一枚分。400文字書いてみよう!と決めて、2日目で挫折したことがある。キーとなるテーマがあると情熱が燃えたぎっているときは、何文字でも脳みそから、腹の中かから、耳から鼻からドバドバ書きたいことが溢れてくるけれど、情熱が萎えてしまっている時、自分が満足している時は全くと言ってほど書くことができない。

そんな時は美味しいたこ焼きの作り方とか書いてみて、一人で「ふふっ」てなって、パソコン閉じて寝るんだけど、ファンが待ってるKaziのスタッフのみなさんはそうもいかない。まさかたこ焼きの作り方載せれないし。

そんなことを考えると、88年ずっと海、ヨット、ボートをテーマに1000号って本当にすごいな!!もう情熱の塊だ。スタッフの「海の素晴らしさを伝えたい」熱で海水温度が少し上がるくらい情熱的。

そんな歴史と情熱の塊な雑誌に記事を書かせてもらえるなんて僕は本当に幸せ者だ。

それもこれも、チャンスをくれたKaziのスタッフのみなさん。ここまで応援して来れた仲間、お世話になった先輩方のおかげだ。

最近のヨット界は高齢化や若者の海離れが問題になっているけれど、僕は新しい世代にも、ヨットやモーターボートはこれからきっと海を舞台に旅する相棒として、ライフスタイルとして今までとは違ったカタチで受け入れられる手応えを感じている。
これからもKaziという雑誌は海にいるもののバイブルとしてずっと新しい世代のセイラーに情熱的に海の情報を発信していくんだろうな。僕もKaziのようにこれからも情熱的に海の活動をしていきます!

1000号、おめでとうございます!!


あなたのサポートのおかげで僕たちが修理している船のペンキ一缶、刷毛一つ、ロープ一巻きが買えます。ありがとう!!