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TwinRoom活用で、オンラインコミュニティ運営業務を効率化。コンテンツの質は維持したまま業務量が50%以下に

株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は、先進的な技術を通して社会や産業にイノベーションを起こそうとしている企業・団体がパートナーシップを形成することで、新たな価値を"共創"することをミッションとしたパートナープログラム「Innovation LAB」を展開しています。

Innovation LABの取り組みのひとつに、クローズドなオンラインコミュニティがあります。参加パートナー同士の交流や、マスコットキャラクター「パスカル君」による注目ニュースの情報発信などが実施され、ビジネスの共創・発展につながるきっかけを提供しています。

Innovation LABのマスコットキャラクター「パスカル君」

パスカル君による注目ニュースの情報発信では、トピックの選定からニュースの要約、コメントのライティングや社内チームへのレビューが人力で行われており、業務負担となっていました。

業務効率化のためTwinRoomを導入し、これまでのパスカル君による情報発信の質と同等のアウトプットを自動生成させることで、業務量・業務時間を半分以下に削減できたといいます。

導入の経緯や導入後の成果について、Innovation LABプロジェクトチームの庄司さん、佐々木さんにお話を伺いました。

パートナー各社の動向ニュースを発信。資料の読み込み・要約作成・内容確認の業務負担に課題

—— はじめに、NTTPCさまで運営されているオンラインコミュニティの概要について教えてください。
Innovation LABのコンセプトである「ビジネス共創」を、もっと有機的かつスピーディに実現するためにパートナー同士がお互いを知らない、交流する手段がない課題を解決したいという思いから、パートナー同士で、積極的にコミュニケーションが図れる”場”としてオンラインコミュニティを立ち上げました。

パートナー企業のみが参加可能な、完全クローズドのコミュニティスペースで目的別のチャンネルを設けて、自由にコミュニケーションを図れる環境を用意することで、将来的なビジネス共創に発展する可能性を生むためのきっかけ、機会をつくることが目的です。

Innovation LABの共創イメージ

—— パスカル君からの情報発信をする中で、どのような点に課題がありましたか?
発信業務に時間がかかっていたのが課題でした。

トピックとして発信するための各パートナーのニュースや記事の情報を読み込み、内容の要約・コメントを書いた後に社内の編集チームにレビューをします。適宜修正のうえ本番反映をするまで、毎日およそ1時間半ほどの時間がかかっていました。

発信コンテンツを自動生成し、業務量を半分に削減。本質的な業務に集中できるように

—— パスカル君の運用において、TwinRoomをご活用いただいています。TwinRoomはどんな風に活用されていますか?
パスカル君の運用者が注目ニュースを選定した後、TwinRoomを使ってキャラクターの口調を再現した該当ニュースの記事の要約を自動生成しています。この要約は、決められた文字数・構成で作成できるようになっています。

生成された記事の要約とコメントを確認・微修正した後、本番投稿をしています。

TwinRoomを使って作成されたパスカル君の情報発信例

—— TwinRoom活用後、どのような効果を実感されていますか?
TwinRoomの活用で、コンテンツを作成するための作業量と時間が半分以下に削減できました。一方で、パスカル君の投稿のコンテンツの質は担当者が人力で作成していたときとほぼ変わっていません。

適切な文字数の中で、質の高い要約文を作成してくれるので、チームのレビューの手間も削減でき、私だけでなくチームメンバーの業務効率化に繋がりました。

—— チームメンバーの皆さんの反応はいかがですか?
他のメンバーの反応としても、担当者が投稿しているかのようなアウトプットが出てくるので、「ほぼ修正無しでそのまま使えるね」といった声や、「そのままAI化できるね」という声を頂いています。

—— それは嬉しい反応ですね。
記事を作って公開するだけでなくて、作成した記事を元に議論をすることに時間が使えています。

TwinRoomによって生産性が向上して削減できた時間を、パートナーの情報収集やマッチング、営業活動やイベントの企画立案など、本来的な業務に使うことができているのも嬉しいポイントです。

経営企画部 マーケティング&ストラテジー室 セントラルマーケティング担当:佐々木さん

パートナー同士のつながりを増やし、AIで社会貢献を目指す

—— 今後の展望を教えてください。
現状、パートナー同士のビジネスの共創活動がまだまだ少ないという課題があります。

パートナー同士の相互理解を促進する活動のひとつとして、オンラインコミュニティを運営していますが、将来的にはこのようなパートナー同士の相互理解をさらに深め、つながりを増やしていきたい。そして、新しいサービスや売り方をどんどん開発して、社会にAIという切り口から貢献することを目指していこうと考えています。

法人ビジネス推進本部 ビジネスデザイン部門 AI/IoTビジネスデザイン部:庄司さん

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