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覚えてますか?カオスシードとガイア幻想紀

スーファミのソフトで、あれ何だったかなぁ~というのがずっと思い出せないソフトが2つあって、結論から言うとネバーランドカンパニーの「カオスシード 風水回廊記」とクインテットの「ガイア幻想紀」なのですが、何故そんなに思い出したかったのかということを書きます。

まず、上記のお題があります。ルーツになったゲームを1つだけ語るとしたら自分の場合は将棋になるんですが、スーファミも本当によく遊んでましたので、そのソフトを入れると10個でも絞りきれませんでした。印象深いものだけでも下記のようになります。

・スーパーマリオワールド
・F-ZERO
・タクティクスオウガ
・ファイナルファンタジー5,6
・シムシティ
・スーパーボンバーマン
・スーパーフォーメーションサッカー
・ゼルダの伝説 神々のトライフォース
・ロマンシングサガ(1)
・カオスシード 風水回廊記
・ガイア幻想紀
・がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
・カービィボウル
・マリオカート
・エストポリス伝記
・マザー2
・天地創造
・パネルでポン
・ストリートファイター2
・聖剣伝説2
・弟切草
・す~ぱ~ぷよぷよ通
・スーパー桃太郎電鉄II
・半熟英雄
・ファーストクイーン
・バトルドッジボール

たくさんある中で、カオスシードとガイア幻想紀はよく覚えているほうではありません。そもそもタイトルを忘れていたわけですから、上記リストに最初その2本は入っていませんでした。

ともあれリストは膨大です。F-ZEROのグランプリで死ぬたびに弟と交代しながらプレーした話とか、タクティクスオウガ・ロマサガをやり込みまくった話とか、語るのに適したソフトが多すぎる上に優劣をつけられないため、ゲームというお題で記事を書くのは難しいと思っていました。

カオスシードとガイア幻想紀は、やり込み具合では他のソフトに劣るのに、私に強い印象を残しました。あまり覚えていないソフトなんて、普通はリストに入れなければいいだけなのですが、モヤモヤしたまま封印するくらいだったらもうこの2本を記事にすればいいのではないか。そう思い、頑張ってタイトルを思い出そうとしました。

ガイア幻想紀は、途中の記憶がすっぽり抜け落ちているのですが、エンディングを見終わった時の衝撃が強かったためにずっと印象に残っていました。例えて言えば、凄い小説を見終わった後の感覚と似ています。凍りついて、「ああ、もう終わってしまったんだ」とさえ思わない、何もする気が起きなくなるような感覚。

一方で、私の中でガイア幻想紀の続編に位置づけられている「天地創造」というソフトがあり、こちらはタイトルを覚えていました。そこで、天地創造という名前から検索してガイア幻想紀を辿ろうと思ったのですが、どうもうまくいかない。最終的には、個人的名作リストを作ろうとスーファミの名作ランキングを検索していた時に「ガイア幻想紀」の名前を見つけ、あーこれこれ!となって無事解決したのでした。

 カオスシードのほうは、私の中で「トルネコの大冒険」の前作に位置づけられる作品で、同様にここから辿ろうとして失敗していました。これはもうほんとに、ある時「カオス」という言葉が天から降ってきて、カオス・・・カオス?・・・( ゚д゚)ハッ!カオスシード!!!となって思い出したという、なんとも参考にならない話です。でもこういうのは、お題に投稿するために急に思い出そうとして思い出せる話ではなく、長い間思い出したいと考えていたから、カオスという言葉に引っ掛かる感覚を見過ごすことがなかったのだと思います。

 なぜカオスシードの印象が強いかと言えば、やはりこのゲームの独自性にあります。純粋に、類似のゲームを見たことがなかったし、探検要素や頭を使う要素もあって本当に面白かった。このあとトルネコや風来のシレンが出て世間では人気でしたが、カオスシードの本当の後継ソフトと言えるものが出なかったことに、私はずっと寂しい気持ちを感じていました(ちなみに私は任天堂ファンなのでPSなど他のゲーム機のソフトは知りません)。

カオスシードはメーカー曰く「洞窟育成シミュレーション」。キャラクターの操作感だけでいえばアクションRPGで、ダンジョン系のゲームにも似ています。しかしストーリーとしては、荒廃した大地を蘇らせるために仙窟の主となってこれを拡張整備し、地下の気の流れ(龍脈)を活性化させるべくエネルギーを集めるというもの。古代中国の世界観や、風水の五行相剋の概念が取り入れられているあたりも極めて独特です。

ガイア幻想紀もカオスシードも賛否両論あって、爆発的な人気や、ファミ通などの専門誌で突出した高評価を得ていた記憶はありません。タイトルや世界観の難解さも手伝って、任天堂のゲーム機で続編が出なかったことが、なかなか思い出せないという事態に繋がったのかも知れません。でも私はこういう、新しいことに挑戦しようとする作品が好きです。大衆迎合の作品よりも、開発者の意図や問題意識が明確だからです。

もし、印象は強く残っているけどタイトルが思い出せない作品が皆さんにもあれば、思い出そうとしてみることをお勧めします。毎日10秒くらいでもいいから、あれ何だっけなぁと考えることを繰り返せば、思い出せた時の達成感は相当なものですよ!それに、タイトルを思い出すことによって私は、検索してゲーム内容の記憶をハッキリさせることもできました。せっかくいい経験をしたのだから、おぼろげなままでは勿体ないですよね。

ではでは。

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