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今はもう、プールで目を洗わないらしい

小学生の頃、どうしても水泳が上達しなかった。息継ぎが上手くできず、クロールでは25メートルを息も絶え絶えに泳いだのが最高記録だった。代わりに背泳ぎは好きだったけど、まっすぐ泳ぐのは難しかった記憶がある。

たしか小学校の夏休み中は、プールに行く回数が決められていた。友達と時間を合わせていくこともあったが、誘いそびれて一人で行ったときはさみしさと恥ずかしさも覚えていた。加えて別に泳げないのだから、何のために行っていたのだろうか、無駄な時間だったなと思ってしまう。泳げたほうが万が一の時のためには絶対にいいのだけど、身につかなかったものは仕方がない。

夏休みの宿題は早々に終えてしまうタイプだったが、プールのスタンプカードには苦しめられていた。好きな時間に入りに行ける訳でもないが、やらなければいけない。家族旅行で遊びに行きまくって時間が足りない、という家庭でもなかったので、よけいに重くのしかかっていた「宿題」だった。

ところでプールといえば、恐ろしい記事も見てしまった。プールの水は、絶対に飲まないようにしてほしい。笑

先日テレビで見たのだけど、今はもう、プールの後に目を洗わなくてもいいらしい。一生懸命に目を広げ、パチパチ瞬きをしていたというのに、あれは実は角膜によくなかったらしい。ますます、何のためにプール?という思いが強くなる。笑

そんな私も今ではビーチリゾートが大好きになり、波打ち際でまどろむ幸せを感じているという話は、また今度。


キャリアスクール『SHElikes』内・ライターコミュニティの企画「お題:子どものころの夏休み」にあたり執筆しました。

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