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ぽえみぃなルパン三世のミートボールパスタ

暗いニュースやら息苦しさを覚えるようなニュースや情報が多い。
困ったので、何かを食べて発散することにした。

ストレスや、やるせなさ、憤りを発散するのにふさわしい食べ物と言えばあれだろう、あれ。

ルパン三世のミートボールパスタ。

映画「カリオストロの城」の中で、ルパンと次元が「てめぇこの野郎それこっちによこせ!」と言わんばかりの勢いで食べているあのパスタ。
あのパスタにこそ、今のなんだかほの暗く息苦しい世の中を吹っ飛ばすような力があるような気がするのだ。

というわけで材料。

力強いフォントがやる気を感じさせて良いと思います

ミートボールを手作りする選択肢ももちろんあるのだけれど、スーパーで見つけたこの肉団子が「650グラムで350円!」というなんだかよくわからないレベルの安さだったので、今回はこれを使うことにした。

ミートボールの手はずさえ整えば、あとはもう簡単。

玉ねぎをフライパンで炒めて

トマト缶半分と水をいれる。味付けは鶏がらスープの素と醤油、そして塩。

そして肉団子をだばぁと入れる。想定よりも袋から飛び出しすぎて、肉団子率がすさまじいことになってしまったけれど、そういう荒々しさを俺はいま求めていたのかもしれないと思うことにする。
時に荒々しく、時に繊細に。
そう、ルパンの盗みのように。

そしてそこに別に茹でておいたパスタをどさっと入れる。
この時の「どさっ」が大事です。
コース料理とかで出てくる最大80グラムのパスタとかじゃ、心の中のルパンは我先にとこのパスタに飛びついて来やしない。
どさっといれよう、どさっと。
その音でどこか心に区切りがつくことがあるかもしれない。

あとは、ソースとパスタを絡めて完成。賞味10分もかからないくらい。肉団子が作ってあるというのはすさまじいアドバンテージだった。

迫力の一皿

後はもう、我先にとフォークをぶっ刺して食べるだけ。

もう今日は音を立てたっていいじゃない。
ワインをこぼしながらでもいいじゃない。
口の中に物淹れたままもごもごと喋ってもいいじゃない。
とにかく、元気に食べよう。

そして、明日もまた、元気に頑張ろうじゃないか。


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