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妻からもババアと同様の敵意みたいなものを感じるようになってきた。この所仕事で帰宅が遅くな…
窓の外が白んできたのを感じて。しまった。夜通し導きに興じてしまった。午後には家族が帰って…
こんなに儚く可憐で愛らしい生き物を俺は知らないし。 一体いつまでその姿でいてくれるのかも…
息子達に起こされると妻は出掛ける風で、子供達に着替えをさせてやってくれと頼まれた。妻が用…
そういえば起床してから何も物を食べていない事に気付いた。家族を見送った今、自分一人なら栄…
洗濯物は溜まっているしシンクには子供達の朝食の残骸と即席麺の容器が転がっている。我が家は…
ババアと自分の関係が悪くなるに連れて週末に留守番をする回数も増えていった。それならそれでこちらにもやらなければいけない事は沢山あるし好都合、ここを先途と人々を導く。 この頃、導きは順調で行く先々で困り事や災難を次々と解消してきた。装いも当初の情けない木こり帽なんかじゃなく、金属製の目出し帽を被り、胸回りは金属製プレートで補強、それだけでも守りは十分そうなのに、念には念を厚い金属製の大盾を持って守りは完璧。更に攻撃面でも剣を新調し、より剣としての性能を高めた高価なものに変更し