Spigola

人生100年を折返し始めた50代のSpigolaが、日々の思いをあれこれ表現していきま…

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人生100年を折返し始めた50代のSpigolaが、日々の思いをあれこれ表現していきます。振り返れば人生前半戦はがむしゃらに進んでぶつかっては倒れることの繰返し。だから「楽しい人生だったなあ」と最期に呟くために、ここから本番♪

最近の記事

ストレングスコーチになる ~自分らしさが活きるコーチングスタイルとは~

ギャラップ認定ストレングスコーチになった受講者仲間の「オンライン・オフ会」が開催された。2か月も経っていないのに懐かしいなぁ、と、ちょっと感傷的な思いで参加したけれど、それは即座に吹き飛び、焦りに似た気持ちになった。 同時にスタートを切ったはずなのに、既に何かの手ごたえをつかんだような表情を見せる仲間がいる。一方で、一緒に学んだ時と印象が変わらない人もいる。話を聞いてみると、変化を感じさせた仲間たちは皆、何らかのカタチで実践コーチングを始めていた。つまり、学びの段階から抜け

    • ストレングスコーチになる〜トレーニングセッションを終えて思うこと〜

      ゴールデンウイークに受講したGallup認定コーチになるためのプログラム。終了テストに合格し、6人との個別セッションをトレーニングとして行うことで、登録資格が得られる。5月中にこれを全て完了させプロとしての活動を開始している仲間もいる中で、ワタシはようやく一昨日6人目のトレーニングセッションを終えた。これで晴れて認定コーチである。ふぅ! コーチのタマゴ同士のトレーニングは「相互セッション」が基本で、コーチングの練習ができる上に、クライアント体験が付いてくる。大変お得なセット

      • 古民家再生始めました ~50年前に止まった時間が、動き始める~

        重要伝統的建造物群保存地区(デンケン)の保存事業を申請して2週間が過ぎた。そろそろ連絡がくるはずだが、今のワタシは、目前に迫った退社のための手続きに追われている。 淡々と書類に記入し提出するだけの作業。でも、いよいよ入社以来30年以上を過ごした組織を離れると思うと、ちょっと切ない。年金とか健康保険とか、今まですべて会社が面倒みてくれてたんだなあとか考えて、しんみりしてしまう。それでも、こうして少しづつ前に進んでいくことは、会社員という生き方を卒業し、新たなライフ&キヤリアを

        • ずっと挑戦したかった古民家再生が、いよいよ始まります。

          一年前に出逢い、半年悩んで昨年の11月に購入した築100年程の小さな町屋。江戸時代の街並みが残る街道沿いで、人生の新たな章を始めるのだ。 伝統的建築物保存地区の特定物件に指定されている我が家の補修工事には様々な制約がある。建築当時の外観に復旧させることが決まりなので、伝建部分の改築方針は、古い写真を参考にしたり、建物の構造を確認したりしながら決めていく。街道から見える外観は全て当時の姿を復元せねばならず、例えば、窓は昔ながらの木製建具だ。防犯性なども考慮し、断熱サッシの内窓

        ストレングスコーチになる ~自分らしさが活きるコーチングスタイルとは~

        • ストレングスコーチになる〜トレーニングセッションを終えて思うこと〜

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          人は役割を背負ってこの世に生まれくる…天命を知るってどういうこと?

          2002年から月に一度、中国古典の勉強会に参加している。仕事に追われていた時期は休みがちだったし、コロナ渦を経て今はオンライン開催だけれど、東洋思想を学び始めて、かれこれ20年以上ということになる…。老荘思想からスタートし、言志四録、南洲翁遺訓などを経て、今は論語を読んでいる。 その勉強会はプライベートの小さな会合ながら、先生もメンバーも錚々たる顔ぶれ。私は幸運にも末席で学ぶ機会を頂いているのだけれど、参加するたびに大先輩に囲まれる自分がちっぽけだなあと痛感する。それでも、

          人は役割を背負ってこの世に生まれくる…天命を知るってどういうこと?

          ストレングスコーチングを学んで多くのことに気づいた。次は行動そして発信。

          快晴のゴールデンウイーク。ずーっとzoom画面に向かっているなんて集中力が持つのかしらん、と受講前は少し心配だった。けれど、終わってみればあっという間の4日半。まさに脳味噌がフル回転している感覚を味わった。そうか、なるほど、そうなのか! まず驚いたのは、私自身の強み探しが発見に満ちていたこと。アセスメントは占いじゃないから、そこに答はない。アセスメント結果を手掛かりに、自分の中にある宝物をみつける作業がキモなのだ。 例えば、私の資質の上位5つは、「着想」「戦略性」「親密性

          ストレングスコーチングを学んで多くのことに気づいた。次は行動そして発信。

          ストレングスコーチになる。

          あさって5月2日から5日間、ギャラップ認定ストレングスコーチになるためのトレーニングコースを受講する。申し込んだのは、早期退職するぞと一旦は心を決めつつも、思いがけず職場の慰留をいただいて(感激してしまい)なんだか少し迷いが残っていた時期だった。 結果、旧友からのゴールデンウィークお出かけの誘いを断るしかなかったのは残念だったし、会社を辞めてからならば5日間を捻出するのは簡単だったろうとは思うけれど、今このタイミングで人生の舵を切るための行動を起こすことは、私にとって大きな

          ストレングスコーチになる。

          古民家を買いました

          昨年のゴールデンウイークに帰省していた時、父が生まれ育った西日本の山あいの小さな城下町で、築百年くらいの古民家が売りに出ているのを見つけた。半年悩み、昨年末に私はそれを購入した。 江戸時代には参勤交代の殿様行列が通っていた旧街道沿いの、間口たった二間の小さな町家。市役所の人によると、おそらく大正後期に建てられたものだろうとのこと。何十年も空家だったけれど、幼いころその家で暮らしていた元持主の方の手入れのおかげで、今も昔の風情を残している。ただし、古い瓦が今にも崩れて落ちてき

          古民家を買いました

          生きてるだけで100点満点

          長い長いトンネルを抜けて、ようやく向こう側にでられそう。 会社員生活に区切りをつける決心をしたら、すこーし肩の力が抜けてきた。新卒で入社したあの日から、思えば遠くに来たもんだ。 「上場企業の正社員」というテッパンの安定を手放して無職になるんだなあと思うと、正直少し怖い。けど、私もまもなく定年を迎えるわけで、卒業する時期を少し早めるだけの話だ。ちょっぴり勇気があればできる。 勝間さんのYouTubeで気づいたのは、たぶん私も「意味のある人生を送らなければいけない」と思い込

          生きてるだけで100点満点

          コトバを交わす幸せ

          平日は大概オットにお任せしているワンコの朝散歩。珍しく早朝から出勤せねばならないというので、久しぶりにワタシの役目となった。朝晩めっきり涼しくなって、夏の間、早く涼しいおウチに帰りたくて短縮バージョンになっていたお散歩も、少しづつレギュラーメニューに戻っている。 とにかく上り坂が大好きな我が家のワンコは、嬉々として駅横の坂道を駆け上がる。楽しそうにぐんぐん駆けていく姿が可愛くて、ついつい一緒に走ってしまう。息切れして立ち止まると、植木の水遣りをしていた女性が振り向いた。まだ

          コトバを交わす幸せ

          やりたいことは全部やろう

          「中高年をデジタル人材に!」という新聞記事を読みながら、オットがため息をついていた。還暦を越えて最前線を退いたとはいえ、彼はソフトウエアエンジニアなのだから、まさにデジタル人材である。それが時代の向かう方向なら喜ばしいことではないか。なぜそんなに憂鬱そうな顔をするのだろう。キョトンとしている私に彼は説明した。 「あのね、『40代50代の中高年を対象に』って書いてあるんだよ。60代は中高年にも含めてもらえないのかなあ?」 なるほど、ポイントはそっちか。そして、まもなく私も中

          やりたいことは全部やろう

          自分にとって大切なもの

          同期が会社を辞めてダンナの赴任先に引越すと聞いたのは、ふた月ほど前。最終出社日は翌日だというが私はテレワーク。知らせてくれた別の同期も、そのことを知ったばかりだという。新入社員だった頃、同期女子でつるんでよく遊んだ。就職で初めて首都圏に来た私は土地勘もなく、東京で生まれ育った彼女たちに何かと助けてもらった。もう30年以上前のことだ。 大勢いたバブル入社組も少しづつ辞めていき、今も残っているのは2割もいないだろう。それぞれの生活が確立していき、この頃は皆で集まることもなくなっ

          自分にとって大切なもの

          幸せ時間

          近所の神社で4年ぶりの例大祭が行われた。数時間のゲリラ豪雨を除いて(!)概ね天候にも恵まれ、町じゅうを練り歩く神輿のお囃子が、ずうっとどこかから聞こえてくる幸せな週末だった。 最終日の夕方、ワンコ散歩のついでに神社に寄ったら、ちょうど神輿が戻ってきたところだった。狭い境内いっぱいに詰めかけた人々が手拍子をうち、私に抱えられた愛犬は目を丸くしてその様子を眺めていた。隣で若いママに抱かれていたちいさな赤ちゃんが、ふいに手を伸ばしてその頭を撫でた。皆が一瞬驚き、そして笑った。とて

          幸せ時間

          心の持ちようで、どうにでもなる

          ウチの近所の神社にも会社に向かう途中にある神社にも、おんなじ「生命の言葉」というのが掲げられている。調べてみると、都内1398の神社をとりまとめる東京都神社庁というところが毎月選び出しているそうだ。様々な人の様々な金言名言に、なるほどなーと思う時もあるし、なんだかしっくりこないこともある。それでもひと月のあいだ、通りすがりにそこにある言葉を眺めていると、それなりに色々と考えさせられる。2月は、渋沢栄一の言葉だった。 「世の中のことはすべて 心の持ちよう一つで どうにでもなる

          心の持ちようで、どうにでもなる

          心のもろさ、を受け入れる

          noteを書き始めたのが2020年の8月。かなりの頻度で更新していたのに、 急に書けなくなった。理由はよくわからなかった。 そして急にまた書きたくなった。これまた理由を上手く説明できないけれど、少しだけ見えてきていたトンネルの出口に近づいてきた気がするから、かもしれない。 大きな気付きは、自分自身が大切と思っているはずのあれこれを、長い間、とても雑に扱ってきたということ。自らの感性や価値観、そして私を大切に思ってくれる身近な人たちとの関係性こそがかけがえのないものなのにだ

          心のもろさ、を受け入れる

          世の中を動かすのは、やっぱりヒト。

          昨日たまたま聴いたオンライン講演で、田中弦さんというFringe81社長が「How to start a movement」という動画を紹介した。テレク・シバースという起業家のTEDスピーチで、3分ほどの短いものだ。私は知らなかったけれど、スタートアップ企業のバイブルと言われているそう。 タイトルの通り、テーマは、どうやってひとつの活動を始めるのか。単なるアクションじゃなくてムーブメントなので、大事なのは自分だけじゃなくて周りの人々を巻き込むこと。それをどうやるのか。 ひ

          世の中を動かすのは、やっぱりヒト。