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Photo by
naotanu
光の刺すことのない奥底で。
書かないと。
私のいた痕跡を残さないと。
わたしはもう長くないだろう。
漠然とした恐怖に囚われながら今日という日を過ごす。
最後に笑顔で元気よく外を走り回ったのはいつだろうか。
川の中で、いるかもわからない魚を探し回ったのはいつのことだろうか。
やりたいことがたくさんあったのに。
窓からの景色だけじゃ満足できないよ。
もっと友達も欲しかった。
私の気持ちを抵抗なく見せることができて、
切磋琢磨し合える存在。
そんな存在が欲しかった。
諦めてる自分にも問題はあるのだろう。
だけどしょうがないじゃないか。
首を吊られてしまったんだ。
もう怖いよ。
唇が震えてきた。
あぁ、また思い出してしまう。
今日はこれまで。
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