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高齢者の介護食・嚥下について苦労してる人必見!!

今回は管理栄養士さん向けに嚥下知識を

次回は介護をする上で知ってた方がいいうんちくを紹介
(窒息、むせや肺炎など)

私が短大生の頃(20年以上前だけど)は
嚥下については今ほど問題ではなかった
しかし高齢化の今、病院に務めたら必要です

果たして管理栄養士って
どこまでやれるのかと日々疑問に思いながら新人は働いてるよ

この辺は自分のなりたい管理栄養士によって
優先順位は違うと思うけど
給与をもらってる以上、求められるならやらんといけんのかなぁ
と思いながらお勉強してます

今回世話になった本はこちら

イラストは私レベルには○

 最低限、この本読んどけば
話に何とかついてけるはず
あと、日々看護師さんや介護さん達の仕事も少しは理解できる
まとめたので紹介してくよ!


管理栄養士が嚥下について知ってる事といえば

飲み込みやすい食品の条件と例
○密度が均一
○ばらばらになりにくい
○べたつかない
○変形しやすい

ゼリー、プリン、ヨーグルト、卵豆腐、ささみのたたきが一般的
これを5ミリのスライス状にして介助する

ゼラチンの特徴
冷やさないと固まらない
なめらか
弾力性がある事


飲み込みにくい食品の条件と例
○かたい
○パサパサ、ばらばら
○粘膜に張り付く

鳥のささみ、こんにゃく、のり、わかめ、揚げ物、とうもろこし、ナッツ類、寒天(ものによる)

○刻みにしたものは嚥下食には不向き
(二十年前はこれが普通だったのに…)

○温かいもの、つめたいものと温度がしっかりしていると
美味しさアップと、嚥下反射も起こりやすくなって良い😁

この辺は管理栄養士の国家試験にも出る

仕事初めにこの表みたけど
素人の私にはイマイチイメージつきませんでしたよ

こちらの方がわかりやすい?

嚥下の先生に言われたら
どれに当てはまるか確認しよう


脳卒中とかで倒れて
家族が家で介護する時
家族への負担は大変だとおもいます

ほんと病気の予防は大切だと思う

私は重い麻痺をもった患者さんの家族が
患者さんを迎えに来た時の
不安な顔が忘れられないよ


オススメおやつ🍮
嚥下機能   高  消化移行食

キウイ、イチゴ、バナナ(ヨーグルトに混ぜても可)
牛乳、乳酸飲料(トロミ)
もも、リンゴのコンポート、水ようかん
ヨーグルト、ムース
プリン
トロミ茶、ゼリー、アイスなど
          ⬇           
嚥下機能  低  開始食

これぐらいなら家族もできるんだけど、問題は食事


口から食べる喜び
でも口からだけにこだわると低栄養になることもある
誤嚥を防ぐために(肺炎になるから)経管栄養にするのはどうか…
何より本人や家族が本当に食べたい、食べさせたいと思っているか…

高齢者ならなおさら
認知症やパーキンソン病といった病もあるし
いつまで人間は食べるのかと考えることもある…

そんなもやもやはいやなので
健康寿命を伸ばそう☝
これは毎日思うよ 

あとは
自分の人生
最後はどうしたいのか家族に伝えておいたり
記録するのもいいと思う
(40代の私は書いた)

日本と海外の延命の考え方は違ってて
世界的に見ても日本は変わってる
そもそも寝たきりの数が日本はぐんを抜いて多く
アメリカの5倍だってさ💦
スウェーデンの6倍だったかな?

そういう環境で仕事をするので
???な事も沢山あるよ

話がずれたけど日々勉強だね!
(完結!)


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