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IT、発展の果てに【日記】

こんにちは。
ほしあかりです。

1つ謝りたい。
昨日ブルアカについて書くと言ったのに、今日ブルアカじゃないnoteを書いた。ごめん。なんか筆が乗らなかった。下書きにはある。許して。

Twitter(現X)で話題になったこれらについて書きたかった。

まず読んだ感想は「めっっっちゃわかる」。
あとこれはインターネットアンダーグラウンド民の特殊スキルだと思うんだけど、文章に限ってこういう強い表現を無効化して本質だけ読み取る能力あるよね。そうでもなかったら「言いたいことは分かるけど口調が悪い」みたいな議論にずれていく。普通に口で言われるとへこむ。嫌。
そのうえで、最近ITに対して思うことをちょっとまとめる。

ITってどこまでも「道具」

ITって成果物が道具なんですよね。
どこまでいっても、IT技術者たちが作ったものを使う人がいないと価値が生まれない。使う側の人が価値を決める。
道具ってそういうものだ。作り手が価値を決められるようなものではない。そもそも価値って生み出す側が決められるものじゃない気もする。
だからあまり好きではない概念なんだけど、この辺否定し始めると資本主義に挑戦することになるからやめておく。

今年のAWSサミットに行ったけどほとんど生成AIだった。特に企業ブースは。AWS側のブースも生成AI多かったけど他にもいろいろ揃えてたので、これが落としどころだったんだろう。AWSサミットのお客さん?は企業なのでAWSも生成AI多めにしなきゃいけない。そもAmazonも生成AIある程度はやると思うし。

「流行りに乗れる」は結構重要なスキルだと思う。
「私たちは新しい情報をキャッチしているし、それをすぐに製品化(あるいはプロジェクト化)できるくらい技術に関心があり、技術力もあります」
というアピールができる。これはフリーランスのイラストレーターさんとか見てて思う。流行りの絵をすぐに描いてSNSにアップする。そういう広告を打つ必要がある。これがオタクコミュニティに現れるイナゴの正体の一部だ。まぁビジネス視点ですけどねこれ。

僕はビジネス視点かエンジニア視点かでいうと、なんか真ん中だと思う。
思いついたものがあればいったん自分の手を動かしたい。でも必ずアイデアが最初で、手を動かすのは後。「自分のアイデアを道具を使って実現する」の道具の一部がITだと思ってる。
このとき「どんな道具をつかうか」はめっちゃこだわりたいので、技術者っぽいなぁと思う。

ビジネス視点をもったときに技術者から反感をかう理由というか、技術者って半ば研究職なんだよな。
研究職に「もっと有益な研究をしろ」はご法度というのはもう語りつくされている。研究屋さんからしたら「当たる馬券だけ買え」みたいなもん。この例えもネットでは使い古されているくらいだ。

「道具」を使うニュータイプを待つ

とりあえず、ITは道具だ。
ここでとても大きな問題がある。

宇宙最強の道具が生まれたとする。これを宇宙最強にするには、この道具を宇宙最強として使えるユーザーを待たないといけない。
こればっかりはどうしようもない。

将棋AIが出た時、プロの棋士ですら持て余したのだ。だれも上手く使えなかった。藤井聡太筆頭の将棋AIネイティブが現れるまで。
将棋AIに関わる顛末はこちらのnoteを読むと泣ける。

時代が変わるときは最強の道具が出たときじゃない。天才が生まれた時だ。
イノベーションを起こせる才能が大地に降臨した時、才能が途方にくれないようにとにかく道具を用意する。俺たち凡人にできることはそれだけだ。

時代がでっかく変わるときは天才が生まれた時なんだけど、世の中もうちょい早く新陳代謝が進んでいく。ちょっと文字にしたけど「道具Xネイティブ世代」が現れた時、時代は進む。
お子さんがいる方なら特に分かるだろうけど、歴戦IT戦士よりよっぽど今どきの文系若者の方がスマホを駆使できている。

世の中に変化をもたらしたい場合、どんな天才が現れるか分からない以上、今の需要にコミットするだけのようなビジネスモデルは間違っている。幅広くビジネスを広げるか、低レイヤーのような汎用性で勝負するか。
あるいは時が解決するか。

「道具」を使えないオールドタイプ

とりあえず、ITは道具だ。
ここでとても大きな問題がある。

新しい道具を作ってもユーザーが使いたがらない。
基本的にユーザーは「今のままでいい」と思いたがるので、新しい道具を作ったとして、ユーザーが手に取る気がなければどうしようもない。

これを何とかするのが営業さんの仕事なのだろうか。すげぇな。
本当にこの製品がユーザーの課題解決のベストプラクティスか?とか気にならないのだろうか。
というか製品の製作元が直々に営業かけてくるのめっちゃ嫌じゃね?
そういう電気屋あるけど嫌じゃん。

一番スマートな課題解決って自己解決だと思っている。
そのとき、とても手助けになってくれるのがChatGPT筆頭の生成AIだ。

困りごとは存在するけどその解決を求めていないとき、そこに干渉する方法は技術屋には無い。
これを「商機」と思う世界が僕は憎い。この時点で最良のスマートさからかけ離れるので。
僕たちにできるのは道具をそろえて「こういう道具あるよ~」ってのぼりを立てておくことまでだ。困ってる人から出向いてもらうのが一番きれいだ。

間違っても、扉叩いて「今、幸せですか?」なんて聞けないでしょう?

……なんかこの章は私怨が入った気がする。
やばいかも。
一応言っておくと僕は営業絶対できないので、営業さんたちのことはマジですごいと思う。皮肉とかではなくてマジで尊敬している。
僕が本当に憎んでいるのは会議中にヒステリー起こすような人だ。

おわりに(まとまらなくなった)

なんかもっと思ってたことがあると思ってたけど発散してしまった。言葉が散ってどっか行っちゃった。

思い出したらこのテーマは第二回があるかもしれない。
「汎用的じゃない道具を生み出すとき、『道具を使う喜び』より『道具を生み出す苦しみ』のほうが大きくなるよね」みたいな話をしたかったんだけども。

「ITクソつまんなくなった。」の人は生成AIに殺されたというよりビジネスに殺されてるし、道具の使い方ってどうしてもアイデアありきだよね。
アイデア筋が刺激されるから、道具がいっぱいあるホームセンターにいくとわくわくするんだと思うし。
でも道具の作り方みたいなレイヤーにこの視点持ち込んでどうすんの。という気持ちはとてもある。

資本主義がしんどいし、でもこれを言うと社会主義者みたいになるけどあんなんゲボだと思う。
さっさと宇宙からオーバーロードがやってきて人類を完全統制してほしい。
幼年期の終わりのあの瞬間が待ち遠しい。
1世代も経てば新人類が生まれるだろう。そのとき、僕はオーバーロードの星に行く。地球の最期を僕が見る。

おまけ

全てを台無しにしてやろう。

今僕が持ってるIT技術を何とかして農業に活かせないかと道を探している。
米農家か果物農家の助けになりたいのだが、こちらが持っているスキル手札がITしかない。
米農家か果物農家の理由は米と果物が好きだから。もしIT化に乗り遅れて生産量落ちて廃れてくなんてあったら本当に嫌だから。
農業DX構想2.0とかいうのを農林水産省が打ち出したらしいし、流れがあるっぽいんだけどネットだけだと全く分からない。

詳しい人や、人材募集等あったら話を聞きたいなと思っている。
わたしのスキルは基本AWSのインフラ周り、3cmだけアプリ触れる。
このスキルが農業に活かせるのかどうかすら分からない。
農家が本当に困っているのかどうかも分からない。


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