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1225過保護にされたい

完全なる自己満足でなんとなく書き続けているnoteだけれど、
数ヶ月しか経っていなくても過去投稿をみると感情のシフトみたいなものが感じられて面白い。

同じ気持ちでずっといる人なんていなくて、
時間と共に何かに対する気持ちは変わっていく。
悪いことじゃない、ただ見え方が変わっていくだけ。だからその時の感情を忘れてしまわないように書き記しておきたいなと思ってなんとなく続けている。

ただこの年になると自分のパターンもわかってくるので、その先に待っている感情が少し怖くなることがある。
私はこういう傾向にあるからこうやって思い始めてしまうんじゃないか、とかね。
そうじゃない時もあれば、やっぱりねって時もある。
よりにもよってパターンの統計をとって先を読もうとするいらん脳が頭に入っているので、
余計なことを考えてたまに慌てて変な行動をとることがある。
未来は色んな要素が重なって変わっていくのに自分の知っている統計だけで考えようとするからよくないんだ。
バタフライエフェクトっていうしね。
今日自分がコンビニでお茶を買ったことで誰かの未来が変わったかもしれない。

季節みたいなものなのかな。
少しずつ空気が変わっていく。
でも今年の春と来年の春は違うでしょう。
同じ春でも全然違う。
嬉しい気持ち、悲しい気持ち、辛い気持ち。
全部そのカテゴリーの気持ちではあるけど時間が経つにつれて少しずつ何かがわかっていく。

何年か前に友人を亡くした。
とにかく寂しい。
亡くなった直後はよく「あ、これあいつに教えてあげなきゃ!」と習慣化した思考が働いて、
あ、もう言えないんだったとどん底に落ちる繰り返しをした。
さすがに大分経った今、それはなくなってきたけど、
寂しい気持ちは変わらない。
でも感じる寂しさが変わってくる。
いなことはとにかく悲しい。
毎日悲しい。
だって、一番一番仲良しだったんだもの。
いつも悲しくなるのが、高校時代一番笑ったエピソードを話そうとすると絶対にそいつが絡んでくる。
今でも思い出して笑ってしまう。
でも、本人はもういないとだと思うととても切ない気持ちになる。

寂しさや悲しさが薄れることはないけど、その種類が時とともに変わっていく。
いいことでも悪いことでもなくて、ただそういう事実なだけ。

今、私は結構いい感情ステータスを保っている。
情景で例えると冬のハワイの北側の海辺のマジックアワーで、空が虹色になっている感じだろうか。
これもまた来月には変わっているかもしれない。
1秒後になにが起きるかすらわからないんだもの。
私はこれが変わらないでほしい。
ずっとこの気持ちでいたい。

でもこれだけ生きていると知っているんだ。
いい時間って絶対に続かないの。
ずっとこのままだったらいいのにって思う時って短いんだ。
自分がいる環境は生態系だからね。
水槽と同じ。
何か一つでも要素が狂うと一気に水槽が濁る。
エビが一匹死んだ、フィルターが詰まった、水温が1度下がった、水換えをした。
ちょっとのことで生態系は一気に狂う。
でも完全に何も変わらないように維持はできない。
死なないエビはいないし、壊れないフィルターはないし、気温が同じ日なんてないし、水は換えないわけにはいかない。
人の生態系だって同じことなんだ。

なんの話だっけ。
あ、そう、感情のシフトね。
なので不可抗力で移りゆく環境があるのだから、それに合わせて自分の持つ感情も変わっていくのは当然のこと。
ここ半年起伏の変動が激しすぎて本当にしんどかったんだけども、安定した今ちょっとでもこのままでいたい。

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