見出し画像

海鮮しか勝たねぇ。-金沢・富山旅行前編-

10月になり無事に誕生日を迎え24歳になりました。良いタイミングでgotoキャンペーンもあったので、自分の誕生日プレゼントへと金沢旅行を決行しました。

久しぶりの旅行、テンションぶち上がりです。それではどうぞ。

土曜日の朝8時46分。始発で東京から金沢に移動した私は無事に金沢駅へ降り立つことに成功しました。

到着してすぐ1日バス乗り放題券を購入します。京都は電車移動が中心ですが、ここでは小回りもきき行きたい場所に(わりと)時間通りに連れていってくれるバスがおすすめです。

しかも嬉しいことに、電光掲示板にて行き場所と乗るべきバスを教えてくれます。これで迷う必要はありません。

最初は兼六園に行きたかったのですが、まだ少し時間があったので鼓門を撮影することにしました。思ったより大きくて迫力があるし、後ろのガラスがいい味だしてる。よい。

画像1

まだ朝ですが観光客はちらほら見えています。どうやら私が知らなかっただけでここは観光名所としての栄え方が素晴らしいようです。この先も期待できるなぁ。

まず最初はバスに乗り、兼六園に行きました。兼六園はいくつか入り口があって、私は真弓坂口から入ることにしました。入場券を払って入館します。

かなり広い土地なので一周90分くらいかかったのかな…?時期的に花は咲いていませんでしたが、松の荘厳さが逆に際立つような風景が広がっていました。さすが日本三大庭園。湖の反射もきれいだなあ。

画像2

画像3

画像4

画像6

ちょっと疲れたのて、人が来ないベンチで30分くらい休むことにしました。今回、旅行を決行した理由は二つあります。まず一つは誕生日だったから。もう一つはストレスが溜まったから、です。

そろそろ院生としてやらなければならないことが増え、学生生活も終わりへ向かってきます。ただなにもせずとも卒業できるわけではなくて、論文を出したり発表をしたりして認められればできる、というものです。追い討ちをかけるように精神病も悪い波がやってきて、ちょっといっぱいいっぱいでした。「遠くにいきたいな」と思ったのはストレスの危険信号です。すぐに予約を入れて金沢まで来ました (なんと一週間前に決めた旅行)。

普段人に気を遣って疲れてしまう。だからこそ時には自分勝手に振る舞うことも必要です。誰にも迷惑掛けない方法なので、それからもきっと旅行に行くことはあるでしょう。

鳥のさえずりと葉っぱが擦れる音が心地よく、ささくれた神経も落ち着いてきます。さて、次は金沢城です。

金沢城は兼六園から歩いてすぐなのでアクセスがいいです。が、ここでお腹が空いたので昼食にすることにしました。

画像7

死ぬほど急いで回って一枚だけ撮った庭園。

近江町市場まで歩いていける距離だったのでゆっくり歩いて向かいます。

余談になりますが、お腹が空いたのはめちゃくちゃ久しぶりでした。いつから食べてないんだっけ?と考えると、二日前の昼からでした。不調なのは分かるけど食べなさすぎだ我。

市場では新鮮な魚の他、乾物も並んでおり京都の錦市場を彷彿とさせました。お目当ては海鮮。あらかじめ調べておいた店を頑張って探したのですが見つからず、ふらふらっと道を逸れていくと運よく山さん寿司の行列にぶち当たりました。時間は10時半。列は短い。これは並ぶしかないでしょ、ということで予定を変更することにしました。入れたのは10時55分。

画像10

画像11

うひょう、どれもうまそうだぜ。
ここは海鮮丼が有名なので海鮮丼と、金沢名物ののどぐろの寿司を頼むことにしました。

見てください、このツヤ
私の知る限り最大に大きくて沢山の刺身がのっています。蟹やウニまでのっちゃってて、あれ、これ私死ぬのか?こんな贅沢していいのか?しかものどぐろ焙られてる?焙られればなんでもうまいだろこれ。

想像以上の輝きにちょっとだけ意識がトリップしましたが、お腹の空きが現実に引き戻し食べることに成功しました。いただきます。

画像5

画像8

!? 何だこのうまさは!!口の中でとろけてくぞ!!

語彙が失われていますが率直な感想がこれでした。油がのっているのに少しもくどくなくて、甘い。焙っていることによって口の中でとろけていく。これはうまいぞ、まじでMGD。のどぐろ神。

金沢海鮮うますぎん?どれも身が新鮮で生臭さが皆無。普段食べているのと比べ物にならないくらいうまい。海鮮しか勝たん。

余談になりますが、今回お腹の調子が悪かったので本当なら海鮮丼を食べない予定でした。だがしかし、奇跡的にお腹が空いたので美味しく全部食べ切ることができました。しかもかの有名な山さん寿司で。これはもう運が良すぎです。毎回旅行行くと何かしら運良すぎっていう経験しますが、今回もそれに肖れました。幸せです。

食べ終わり出るころには行列が倍くらいに伸びていたのでそれもまた運に恵まれました。
さて、お腹も膨れたので次はひがし茶屋街へ行くことにしました。

ほぼ真っ直ぐの道路をバスに乗り込み進みます。時間的には10分くらいでバス停に着くことができました。

画像9

画像12

川はどことなく鴨川に似ているし、雰囲気祇園に近いなあ。それに人が沢山いても風情がある。

余談になりますが、ひがし茶屋町を散歩している最中三味線が聞こえてきました。戸口を見てみると「稽古中」とのこと。年端も行かない方が頑張ってお稽古してると思うと胸熱ですね(誰)。

さて、ぶらぶらと歩いていると金沢で有名なお酒「加賀鳶」を作っている酒造さんのお店に遭遇しました。「秋の季節酒のみくらべ」なんてものがあるので、飛び付かないわけにはいきません。

海鮮丼のおかげで体力を大分回復したので、昼飲みです。

画像13

豆腐の味噌漬けがおつまみに。

余談になりますが、注がれて最初の感想が「想像以上に酒の量が多い」でした。当方、日本酒が好きなのですが死ぬほど酒に弱い(そして普段から想像できないほど陽気になる)。今後の旅路にどう影響してくるのだろうか。ちょっと怖いけど、ここは頑張って正気を保ちましょう。

一番好きなのは左のお酒です。金沢名物の金粉も入ってて、ちょっとめでたい気持ちになりました。

案の定とても酔いました。わかってたけれども。

べろんべろんに酔っぱらいながら店を出て、ひたすらに写真を撮り奥へ進みます。ひがし茶屋町はお酒もスイーツも化粧品も売っているので、女性とカップルに人気でした。たぶんぼっちは私だけなんじゃないかと思いましたが、人と旅行できる気もしない。そもそも鬼スケジュールに付き合わせるのも申し訳ない。改めて1人耐性の強度を自覚した次第です。

さて、お酒を沢山飲んだせいでしょっぱいものが欲しくなりました。ひがし茶屋町から酔いざましに金沢駅まで歩きます。まだまだお腹は空いてないけれど、ちょっとだけおでんをつまみたくなりました。

そんなわけで、駅のデパートにある人気の黒百合へ入ることにしました。カウンターに通されると、なんと目の前でおでんを作ってるのが見れます。うーん良い席だ。

とりあえず大根、それから名物の車麩、丸天って何?ホタテもあるの?あとゴボ天もかな?

お腹いっぱいなのはどこいったんだってくらい沢山頼みました。がんもも食べたかったけれど我慢。あとお酒も追加してしまいました。欲望の皿がぶち壊れるのも旅行の醍醐味ですね。

画像15

画像15

画像16

なんといってもお麩が美味しかったですね。麩を噛むとじゅわっと口のなかに出汁が溢れます。ふるふるでやわやわでさすが炭水化物ってかんじでした(?)。

丸天、卵丸々一個入ってるのは想定外でした。これは金沢ローカルなのか?全国区なのか?

あとはホタテもいい味出してましたね。出汁は関東のように鰹が効いてる感じでもなければ京風のような感じでもなかったです。案外薄味だったけれど魚感はあまり感じませんでした。醤油工場が近いからそこのものかもしれません。バファリンくらい優しい味でした。

さて、金沢・富山旅行の前編はここまでにします。後半は夜の風景と富山メインにお伝えしていきます。

サポートしてもらえたら今後も頑張る原動力になります。よかったらどうですか?