お客様の中に浸かり足りない人はいらっしゃいませんか-群馬・草津温泉編-

どうも最近PMSが重い今年26歳の女性です。
よく25歳から太りやすくなったとか、肌が荒れやすくなったとか聞くんですが、私は生理が重くなりました。

腰が痛いなぁと思ってたんですが、たまたま近くのジムで運動をしたら痛みが軽くなりました。ワンチャン血行不良…？

そんなわけで今回は昨年に行った、群馬・草津温泉。
行ってみましょう！

◇　◇　◇

世間は１０連休とか騒いでる5月3日の朝10時。
特急草津号に乗って、上野駅から草津へ出発です。

今回は彼氏の誕生日祝いということで、珍しく一人旅ではありませんでした。誰かと旅行するのって修学旅行以来じゃね？というのに加え、GWに旅行をしたことがなかったので、わりと早いうちから宿と電車を予約しておきました。

転職したばかりで有給のない私は、前日も働いていたので荷物の準備がぎりぎりになりましたが、無事に電車に乗ることができました。そして朝食を食べ損ねたので、旅行らしく駅弁。

あさり、うまかった。
景色を楽しんでいるとあっという間に渋川駅に着きました。
草津号は長野原草津口まで行くんですが、当時彼氏だった夫の母親が渋川に住んでおり、次の日挨拶するというミッションがあったので渋川で降りました。

普通みんな草津まで行くんじゃ？と思われがちですが、実は渋川って伊香保温泉に向かうバスが出てるんですね。
結構な方が渋川で降り、レンタカーやバスに乗り換えていました。

かくいう我々も予約していたレンタカーを借り、草津へ向かいます。

余談になりますが、私はペーパーのゴールデン免許です。加えてメンタル系の薬も飲んでるんで、運転というものからは8年くらい離れています。
時々私に運転させようとする人がいるんですが、「死にたかったら運転任せてよ」というと蜂の巣をつついたようにサーっと引くんですよね。なんなの、あれ。

混んでないと渋川から草津温泉まで1時間ちょいでいけるんですが、前日Twitterで確認したところ草津は大混雑。
当初の予定だと、24時間やっている無料駐車場に停めて観光しようかなって感じだったんですが、Twitterの情報もあったので宿に車を停めて歩くことにしました。
この判断は割と正しく、朝8時の時点で駐車場待ちの渋滞ができていたそうです。混む時期に車で行く人は宿に車を停められるかを確認しておくのがストレスレスの秘訣です。

大体1時間30分後、宿というかコテージに着きました。
有名ではないけれど、小さな露天風呂もついていてよい場所です。

景色が綺麗。

大きい荷物を置いてさあ湯畑まで行こう、と思ったところ、三湯めぐりと書かれているポスターに遭遇しました。
出発前にいくつか巡りたい温泉を探し、大滝乃湯に目星を付けていたのですが、どうやらお得に3つの温泉が楽しめるみたいです。
折角なので、湯畑に行った後に巡ることにしました。

宿から歩いて約20分。
硫黄の香りがそこらじゅうから香ってきます。
趣のある温泉宿も増えてきたし、人も増えてきた。
小道を歩いた先に、湯畑の中心地がありました。

人がごみのようだ。

草津温泉の湯畑はYouTube Liveで見れるんですが、やっぱり生だと臨場感が半端ない。
豊富な湯量、エメラルドグリーン、硫黄の香り。THE 温泉街って感じでなかなかよろしい。

湯畑の周りにはちらほら足湯があって、たくさんの人が楽しんでいました。私たちも浸かりたかったんですが、やっぱり草津と言えば湯もみ。
湯畑に隣接しているといっても過言ではない場所に湯もみをしてくれる熱乃湯があるので、まずは湯もみを楽しんでから温泉を楽しみます。

TwitterによるとGWは湯もみを見に来る人がかなり多いらしく、かなり並ぶとの情報がありました。旅行記では再三申し上げていますが、私は混雑が嫌い。何かを見るなら良い席で見たい。というわりとわがままな思考の持ち主です。そのためだったら調べることにかなり時間を割きますし、予約の電話もぬかりなくやる人です。

そんなわけなので、あらかじめ開催時間とチケット販売の時間を調べておきました。チケットは開演30分前から販売開始するということなので、15時30分の回を狙って14時40分くらいに熱乃湯に向かいます。

熱乃湯の近くにはすでに行列ができていましたが、行列の先にある看板には「15時の回」との記載が。
念のため係員の方に尋ねると、15時半のチケット列に案内されました。
運よく一番乗りで並ぶことができましたが、10分もしないうちに列が伸び始めました。やはり自分は運がいい。

そこから少ししてチケットを購入することができました。
宿に割引券があったのでそれを使用し、550円でチケットを購入。
開演はもうすぐです。

そこから約20分後に案内され、一階の一番前・ど真ん中の席に座ることができました。

5分くらいで女性が出てきて、ムービーが流れます。

その後は踊り。

そしていよいよ湯もみです。
ざぶーん、ざぶーんと湯を漕ぎながら歌を歌ってくれます。
「くさ〜つ〜、よいと〜こ〜なんとかかんとか」
みたいな歌でした。多分YouTubeで調べたら音源出てくると思うので、詳しくはwebで。

なかなかによかった。最後が特に良かった。

湯もみもみれたので今度は温泉です。
熱乃湯から近く、三大夢めぐりにも入っている御座之湯に行くことにしました。

まじで近かった…（30秒くらい？）

中は木でできていて解放感溢れる様子。

すかさず受付へ行き、入館料を払います。もし、三大湯めぐりするんだったら三湯めぐり手形ってのを買うとお安く入れます。我々も全部入る予定だったので、もちろん購入。

さて、温泉だ！！！

中は撮影禁止なので感想を言うと、長方形でできた温泉を３つに区切ってる形をしていて、温度ちょうどよし。
中は特に香りのしない木でできていて、ゆーっくり足を伸ばして入れます。硫黄の香りがこもってちょっと息が苦しいけど、洗練されててよき。
洗い場は小さめ。温泉メインなのかな？
少し薄暗い森の中で森林浴してる気分になれます。十分に温まった後は2階の休憩所で休めるんで、芯から温まりましょう。

めちゃんこ気持ちよかった。
余談ですが、5月の草津はちょっと寒いです。
山の中なのもあるので、服装には気を付けてください。

さて、御座之湯をほくほくで出た後は、少し湯畑以外も散歩しましょう。

少しふらふらしていると、こーんな表札が。

行ってみましょう、見てみましょう、ということで10分くらいてくてく歩くと、こんな風景が広がっていました。
手前が足湯、奥が公衆浴場みたいです。

色々面白そうなものがあるので試してみましょう。まずは顔湯。
写真の通り飛び出てる部分に顔をあて、湯気をあびるタイプの温泉です。

硫黄がシンドイ。

そして次は足湯。膝の上までパンツをまくり、ざぼん。
ちょっと熱めだったので、足先が真っ赤になりました。

ここらへんで少しお腹が空きました。夕飯は決まっているし、さっき揚げまんじゅう食べたけどもう少し…なんか…

というわけで湯畑に戻り、焼きだんご食べます。
味噌だれと胡桃だれ選べたので味噌だれにした記憶が。あとから後から人がやってきては、焼きだんごを買って行きます。

これが結構美味かった。

ほどよく腹もみちたので、温泉続き。
今度は大滝乃湯へ。

先程の御座の湯とはうってかわって…人もたくさん。中も広い。
露天風呂とか、打たせ湯とか、合わせ湯があってもう温泉の楽しみを全部網羅できちゃう。
ひろーい大浴場に二本のお湯が滝のように注がれていて、そこに身体を打たせている人もいたり、開いた窓からゆっくり外を眺めている人もいたり、思い思いの時間を過ごすにはぴったり。

一時間くらいだらだらして、いい感じに身体が温まったところでこんどは湯畑に戻りました。
もう日も落ちていたので、湯畑はライトアップされており幻想的。
相変わらず美しいエメラルドグリーン。

ここでゆっくり出来たらいいんですが…もう一つ入りたい温泉があったので急いで向かいます。
山の中にあり、15分くらい歩くので時間はぎりぎり。

途中ライトアップされてて、所々足湯に浸かっている人もいました。
川と温泉が一体化してるみたいな感じかな？
湯気は出てましたがあっちっちって感じではないようです。

そんなこんなでつきました。西の河原温泉です。

とにかく広い！！200人は入れそうなくらい広い！！
お湯はぬるめでしたが、ゆったり入るにはちょうどいいです。
岩に囲まれており、広い場所でのびのび足を伸ばすもよし、お気に入りの岩を見つけて座るもよし。解放感あふれる場所で、大滝乃湯のように種類が豊富なわけじゃないけれど何度も来たくなる魔力があります。

洗い場はなかった気がするので、ここに来る前に済ませておくのがベストかもしれません。

◇　◇　◇

ギリギリ閉店前に滑り込むことができたのですが、夕飯がまだでした。実は昨年のふるさと納税は草津にしており、飲食店で使える返礼品を貰っていたので夕飯は必須でした。

入った先は、釜飯屋さん。

めちゃくちゃ具沢山。でもその割にお値段が手頃に感じます。あれだけ風呂に浸かったのでビール、といきたいところでしたが私はビールが苦手です。ここは群馬の地酒としましょう。

さらっとしてて水みたいで飲みやすかった。

彼氏とちびちび日本酒を飲んで待っていると、きました釜飯。

えび、しらすがふんだんにのっている海鮮釜飯。一杯ずつ茶碗によそって、漬物をやりながら日本酒を飲む。これ何に変え難い幸せ。優勝。

お腹いっぱいになり、返礼品でお会計をしたので手持ちの現金を減らさずにすみました。5月の草津温泉、夜はやはり寒いので足早に宿へ向かいます。

夜は夜でライトアップされていて綺麗。
みんな宿へ戻ってしまったのか人も少ない。

この後は酒屋で購入した果物酒をちびちび飲みながら夜がふけていきました。

◇ ◇ ◇

さて、今回は草津温泉の旅行記でした。感想として、やはり今人気というのも分かる場所です。街全体が観光客の為に色々努力してくれているのが伝わってきます。
温泉もファミリーだけでなく、こじんまりしたものもあって地元の方も入りやすいだろうなぁと思いました。肌はつるつる、ご飯はうまい。次回は寒い時期にゆっくり浸かりたいなぁ。

ちなみにこの時の挨拶はうまくいき、彼氏と結婚して夫になりました。この後も義母に会いに行く計画があるので、今度は万座温泉にも行きたいなあ…！！！！

久々の旅行記はやっぱり楽しいね。次はあまり放置せず書きたい（草津温泉行ったの昨年の5月だし）。

新潟とか山梨にも行ったので、そこらへんも書けたらなと思います。ではまた。