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フィットネス、繰り返す同じ過ち

HIIT(高強度インターバルトレーニング)を謳ったプログラムが続々と登場の昨今に「敢えての苦言」

既にお気づきの方も多々おられると思われます。
各種メディアで取りあげられる所謂「HIIT」の脂肪燃焼効果を謳ったフィットネスプログラム。
それらは若く、美しく、そして「スタイリッシュ」な男女がトレーナーを務め、トレーニーは今時のスポーツウエアを身に纏う。
そう、正に「映え」である。

まぁ、これもSNS時代の潮流、というべきか。
しかしながら、実質を見るに、またもや「まるでダンスの様な複雑なステップ」と「長時間」。
もちろんダンスは楽しいものであり、また運動量も多い、それらを謳歌する向きには全く異論は無いが、問題は「有酸素運動」であること。

つまり、トレーニーは「複雑な動き」について行く事が目的となってしまい、本来の「全力で運動する」無酸素運動を果たせない。
それどころか、そもそもトレーナー(インストラクター)でさえ有酸素運動をしている始末。

ここで誤解は避けたい、有酸素運動を批判するつもりは全く無い、むしろ勧めたい。
私がここでトライしているのは、世間的に「キャッチー」なHIITを謳いながらも、集客ため「実質的成果(脂肪燃焼)」より「スタイリッシュ」を選ぶ構図への批判である。

楽しいのは何よりです。しかしながらトレーニー、特にこれまでスポーツに縁が無かった方々の「痩せたい」「カッコよく痩せたい」「効率良く痩せたい」などの当初の願望に対して本当に誠実だと言えるのだろうか。
そして私はこう呟く「またか」と。

泥臭くてもいい、今一度「誰にでも出来る」単純な動きで、運動量が高い「成果至上主義」への回帰で、求める者に応えるトレーナーへ。

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