いつかのハロウィンの日の記憶
数年前、10月31日をアメリカで過ごしたことがあった。
より正確に言うと、そのときは、11月の初めにアメリカはニューオリンズにて用事があったため、それにあわせて前のりしたら、現地に着いたのが10月31日だった。
そういえば今日は丁度ハロウィンだったな、なんて思いながらホテルに向かうと、ちょっとしたデコレーションがされていた。
かぼちゃをくり抜いたあれはなかったけど、ペイントされたかぼちゃがフロントに飾ってあった。
ハロウィンの本場(?)に来たことを実感しつつ、荷物を置いて夕食を食べに行った。
外に出ると辺りはもう薄暗く、治安は良いとは言えない雰囲気。
ジャズの本場でもあるその街で、最初にきこえてきた音楽は、カーステレオからもれるHIPHOPだった。
街には、コスチュームを着た若者がちらほら。
そのへんのノリは、最近の日本のハロウィンと変わらないかもしれないと思った。
少し歩いたところで、スポーツバー的なお店に入った。
通された席の隣では、任天堂のお馴染みのキャラクターたちの仮装をしたグループがテーブルを囲んでいた。テーマを合わせるのかわいい。
店員さんも少し仮装をしていただろうか。ちょっと記憶が曖昧。わたしたちのテーブル担当の若い女の子はアイメイクがバチバチだったけど、あれはハロウィンとは関係ないか。
その店は結構ビールのメニューが豊富で、目移りしつつ、注文を決めた。
ばっちりアイメイクのウェイトレスを呼んで、同行者から先にオーダーを伝えた。そして、同行者(30代半ば、日本人、男)、二十歳そこそこの子に年確される。さっそくのアメリカの洗礼に笑った。IDを見せたら、sorry‥と言われていた。
因みに、自分はこのとき、ブルームーンを頼んだ。もちろんIDを見せて。今でもブルームーンを飲むと、この日の記憶がよみがえる。
このときの思い出はこれで終わり。
すごいハロウィンを体験したわけではないけど、異国の地でほんのりと雰囲気を楽しめたのが良かった。
↑もう1つあった、ホテルのハロウィンデコレーション。普通に怖い。これが本場なのか。
そして、翌日には、ハロウィンの飾りは全て片付けられていた。そうゆうとこはちゃんとしてるんだな。
このあとのニューオリンズの旅のつづきは、気が向いたらまた書く。
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