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Apple社製ウオッシュレットの発売を望む話

白杖の白状(こくはく)



 皆さんは、ご自宅以外のお手洗いで、水を流す操作に迷うことはありませんか?

 僕は、用を足した後、どうしたら良いかが、なかなか分からなくて苦労することがあります。

 
 温水洗浄便座の普及によって、トイレ環境は激的に快適になりました。

 しかし、過剰な装備がありすぎて、やたらとボタンが多すぎる気がします。

 いかにも、日本的で、不必要な機能が多いのは。テレビのリモコンと同じです。


 適当なボタンに辺りをつけて、押してみると、

 川のせせらぎ音が流れてきたり、男女兼用のトイレに多いですが、これって本当に必要なのでしょうか?

 仕掛けとしては、分からないではないですがこの音が流れることで、今まさに用をたしておりますと公言している訳ですから、なんだか奇妙な気もします。

 多目的トイレや病院のトイレには呼び出しボタンがついていますが、このボタンを押してしまうと係の人が飛んできます。

 
 よく分からないので、中腰でボタン類をのそき込みながら、適当なボタンを押してみると、飛び出る水で衣類が濡れたりと散々です。

 
 トイレの便座の仕様は、メーカーごとに違うので、標準化されていないのが原因です。

  
 恐らく、目が見える健常な状態であったとしても困惑するだろう多機能な便座は身障者用トイレでさえ標準化されていないので困りものです。

 ユニバーサルデザインの原則は、誰でも同じように使える「公平性」、簡単に使える「単純性」、ほしい情報がすぐわかる「明確さ」、ミスや危険性に繋がらない「安全性」などが挙げられます。

 
 ステーヴ・ジョブスがデザインしたら、もっとシンプルなトイレになると思います。Apple社製の ウオシュレットが発売されないでしょうか?

 

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