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おふろ屋稼業という仕事

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おふろ屋さんには、様々な人が集まります。立場も収入も価値観も違う、赤の他人が裸になって同じ時間を共有する、全く稀有な場所です。そんな温浴施設の現場に立って見てきた人間模様を、一人… もっと読む
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#スーパー銭湯

年間120万人をおふろで癒したぼくが、noteでお伝えしたいテーマ

このnoteの発信軸は日本の文化ともいえる“おふろ”の魅力についてお伝えすることを表のテーマ…

熱波師のトーク力を高めるための3つのポイントは、ライティグ技術だった件

面白いトークというのは、共感や、興味を持ってもらえる内容であることだ。 ある温浴施設で、…

サービス業はいつの時代も人手不足。デジタル化で解消できることと、できないこと!

先日、支援先の温泉施設で今年最後のミーティングに参加してきた。この施設にかぎったことでな…

有名無実化する隔離制度

9月に入って、朝晩と昼の気温の違いが激しく、体調管理が難しい季節です。 少し倦怠感があ…

スチームサウナとミストサウナの違い

空前のサウナブームの中、サウナといえば高温の乾式サウナ!のことを指すのが一般的です。! …

伝説のサウナニュージャパンを知っていますか

サウナとの出会い我が国は今、空前のサウナブームでサウナの愛好家が増えています。 その影…

ご当地グルメ!ヒット商品はこうして作れ!

シンプルなメニューがご当地グルメに スーパー銭湯の売り上げは、入浴料に加えて飲食部門の利用をいかに上げるかが、重要なポイントとなります。 多くの場合、幅広い客層、嗜好を持ったお客様を一つの食堂で提供するため、専門店の展開ではなく、メニューのラインナップはどうしても全方位戦略を行うことになります。 奇を衒ったメニューでなく、ごく当たり前の、どこにでもあるメニューが主流になるわけです。 そんなメニューを、お店独自のメニュー、ここでしか食べられない、特別メニューにする

値上げ!値上げ!で風呂でも入るか!

行き付けの近所のコーヒーショップにコーヒー豆を買いに行ったら、マスターが申しわけなさそ…

贔屓と依怙贔屓 「番台から I LOVE ゆ」

自分勝手な判断で友達をただで入浴させたり、タオルをプレゼントしたりしていたフロントのア…

おじさんのようなおばさん・おばさんのようなおじさん「番台から I LOVE ゆ」

銭湯のフロントに立っていて、困ることの一つが男性なのか?女性なのか?見分けがつかないお…

クソガキ狂騒曲「番台から I LOVE ゆ」

休日の夕方、スーパー銭湯は、多くの家族客で賑わう。お父さんやお母さん、中にはおじいちゃ…

いつもの場所で・・「番台から I LOVE ゆ」

いつもの席で、今日も一人の老婦人が、朝食を摂っている。 フロントの前に広がる飲食スペー…

その値上げは本当に妥当ですか?

結論から言いますと、昨今の値上げが仕方ない。 事業者は運営を行う上で、適正な価格設定を行…

いらっしゃいませは禁句「番台から I LOVE ゆ」

計算し尽くされた演出と挨拶の落差 先日、京都の八坂神社の真隣にある料理旅館に宿泊しました。 ミシュランガイドにも掲載されるお宿は、通りに面した見逃してしまいそうな格子戸を開けると、鬱蒼とした、山寺に続くような林の中に曲がりくねった石階段が広がり、その上に、入口が見える、まさに隠れ屋的な佇まいです。 格子戸の向こうの、大通りからは想像もつかない世界に、心躍ります。 石階段を登り、入り口の扉を引いて中に入ると、まるで田舎の古民家のように、おくどさんが並び、薄暗い土間のよう