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おふろ屋の事件簿

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スーパー銭湯で巻き起こる、事件、トラブル、困った人たちが織りなす裸の人間模様を、現場経験を元に赤裸々に綴ります。銭湯・サウナ・温泉愛好家の方は心得帖として、施設運営者は共感マニュ… もっと読む
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#温泉

スーパー銭湯の混浴は7歳まで!

夏休みも真っ盛り、家族揃ってスーパー銭湯へ出かける機会も多いと思います。 この時期お店へ…

虚像の安全神話・マジで勘弁強盗3連発

おふろ屋の事件簿甘い警戒心と警備体制 もう10年以上前のことですが、僕が運営統括をしてい…

無法地帯だった大阪:一晩で2回車上荒らしにあったとほほな話

車にものを置かないは大阪の常識 仕事で、北陸や和歌山に行くと、クライアント様が車で迎えに…

皮膚に疾患のある人の公衆浴場入浴について

皮膚に疾患のある方の入浴については、正直に言えば施設側としても判断に苦しむところがありま…

釣り銭詐欺はまかり通らない

券売機の精度はかなり優秀です 世の中にな、あの手、この手で人を使って、お金を巻き上げよう…

いたずらの代償:浴室泡だらけ事件の被害総額

何けない子供のいたずらが、とんでもないことになる。例えば、火遊びによる出火などがその例で…

日常の救急車:浴室で助かる命と失くす命

17年間3施設のスーパー銭湯の運営に携わりましたが、その間に、施設内でお客さまが浴室内で亡くなられた事故が1件ありました。 閉店間際の男子露天風呂で、スタッが、湯船で溺れている男性を発見し、すぐに引き上げましたが、既に脈が確認できない状態だったのです。 心臓発作を起こし、そのまま意識が戻ることなく湯船に沈まれたものと思われます。 非常に残念な出来事でした。 スーパー銭湯の運営をしていると、頻繁に救急車のお世話になります。 特に、冬場は毎週どこかの施設の報告書に、緊急

紛失した脱衣ロッカー鍵の交換と罰金について(安全な銭湯の見分け方)

鍵を紛失されたかたは、3,000円申し付けさせていただきます。 温浴施設でよく見かける注意事…

自分本位で迷惑な勝手にロウリュ族

空前のサウナブーム。 人気のある銭湯、スーパー銭湯のサウナにはロウリュ体験ができる施設が…

鵜呑みにしないで!ロッカーの安全神話を疑え

温浴施設には、貴重品や高額なお金は持ってこないでください。 基本的なことですが、不特定多…

トラブルは女湯で起こる♀女の争いは終わらない!

  トラブルは女湯で起こるこう断言するのは、時代に沿っていないかもしれませんが、僕が17年…

銭湯と刺青(3);アウトレイジな世界観は刺激がが強すぎる件

 北野武監督のアウトレイジ 銭湯の前に一台の黒塗りの車が止まっている、運転席に座る男が、…

銭湯と刺青(2):マル暴の刑事に教わった対処法

「入れ墨お断り」の看板を掲げていても、確信犯的に入場される方もおられます。そういった場合…

銭湯と刺青(1):日本の公衆浴場の立場の違い

長年温浴事業の仕事をしてきました。 刺青を入れた方の人格が困ったという訳ではないのですが、施設側として入館をお断りしてきました。 スーパー銭湯の玄関には、決まって「刺青お断り」の看板が掲示されています。 健康ランドや、スーパー銭湯には刺青を入れた人は本当に来店していないのでしょうか。或いは入店をされた場合はどう対処するのでしょうか? 逆に街中の銭湯は、なぜ刺青の入った人は入浴可能なれのでしょうか? 温浴施設の刺青事情を検証してみたいと思います。 「一般公衆浴場」と