いたずらの代償:浴室泡だらけ事件の被害総額
何けない子供のいたずらが、とんでもないことになる。例えば、火遊びによる出火などがその例です。
スーパー銭湯にあるジェット風呂は非常に人気のあるアイテムです。
体をほぐし、血行を良くする!、弛んだ贅肉を引き締め、ダイエット効果に期待する!
さまざまな目的で利用するお客様の順番まちといった光景も良く目にします。
ここにシャンプーや、液体石鹸を投入するととんでもないことになります。絶対に真似をしないでください。
天井に届くほどの泡が発生し、浴室一面が泡だらけとなることは容易に想像がつくと思います。
こうなると単なるイタズラではすみません。
威力業務妨害として被害届を出します
場合によっては、営業を停止してお湯の入れ替え替えを行うことになります。
複数の浴槽があっても、男湯と女湯、あるいは幾つかの浴槽は系統が同じで、シャンプーや石鹸を投入した浴槽と繋がっている場合もあります。
営業中に該当する浴槽のお湯を抜けば、連鎖してこれらの浴槽のお湯も抜かなければなりません。
何十トンものお湯を排出して、入れ替えるわけですから時間も経費もかかります。
一時的に営業を中断しなければならなくなります。
・入浴中の他のお客様への返金
・中断によってお断りしなければならない入浴料
・館内で利用されるはずの飲食やリラクゼーション 利用料
・排水洗浄コスト
・新たな水を沸かすための燃料費
規模によって損失額は変わります、運営していた施設はピーク時には1時間に300人以上の利用がありました。
客単価1,500円として2時間営業を止めた場合は、売上ロスだけで90万になります。
ピーク日でなくても、数十万円〜百万円の損失となります。
施設としてもこれは看過することはできません。
事故として扱う場合は被害届けを出す必要があります。
子供のいたずらであっても民事で係争関係になる場合もありますし、悪意があれば業務威力妨害として、犯罪として扱ってもらいます。
でも、何よりも悔しいのはせっかく楽しみにご来店いただいた、あるいはそのつもりであったお客様の期待に応えられないことです。
この損失はプライスレスなんです
バカな悪戯は絶対にしないでくださいね!
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