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共感を生むジブン語り~真の相手目線とは~

「私の発信てなんか偉そうなんだよな。
あの人の発信はめちゃくちゃ読んでもらえているのに、なんで私の文章は全然読んでくれないの?
私の文章は絶対有益!読んだらみんな変われるのに!
きっと私があの人ほど有名じゃないからだ。フォロワー増やさなきゃ!広告だそうかな?」

こんな風に考えている人、いそうですよね。
というより、私がそう思っていました。
今回のテーマは「共感を生むジブン語り~真の相手目線とは~」という偉そうなテーマでお話しします。

共感しやすいのはどっち?

次の2つの文章をご覧ください。あなたはどちらに共感しますか?

sample①
モテたいと思いませんか?
あなたはモテない原因を洋服や容姿のせいにしていませんか?
自分が俳優のようなイケメンだったらなーなんて思っていませんか?
そんな風にならなくても「あれ」をやるだけであなたはモテます!
「あれ」の詳細はコチラをご覧ください。

sample②
学生の頃はめちゃくちゃモテたかった。
モテないのは洋服がダサいせいだ。もっと洋服を買えばモテるはず。
窪塚みたいに(世代がバレる笑)オシャレになりたいと思ってた。
けど、結果的にオシャレにならなくても「あれ」をやったらすぐに彼女ができた。
「あれ」についてはコチラをご覧ください。

どちらの「あれ」が気になりましたか?
後者の方が感情移入しやすかったのではないでしょうか。(そうでなければこの話はこれで終わりです笑)

実際に先日こんなポストを投稿しました。

その結果、このポスト1時間半後のプロフィール閲覧率は約10%でした。
私の普段のポストは1%あるかないかなので、およそ10倍の効果がありました。
(数値詳細に興味がある方はコチラのポストを参照ください。)

共感できる「目線」

さて、sample①と②の違いは何でしょうか?それは目線の違い
①の文章はすべて主語が「あなたは」なのに対して、②の文章は主語がすべて「私は」。
①は発信者目線、②は当事者目線なんです。
人は自分事として受け取れるものに、より共感します。
これがよく聞く「相手目線」です。

相手目線というと、相手の気持ちを考えて丁寧でわかりやすい発信をすることと考えがちですが、ドラマや漫画にみんなが感情移入できるのは、登場人物が自分で言動を発しているから。
もし、「相手目線に立ってわかりやすいドラマにしよう!」と思って、ドラマの内容がすべてナレーターの解説つきで進行していたらどう思いますか?

つまり、真の相手目線とは当事者の目線なんです。
提供者からの発信より、当事者(=自分の言葉)として発信されているものに人は共感し、感情移入をしやすいんです。

自分が持っている情報をみんなに伝えたい!すぐに教えてあげたい!という気持ちは抑えて、まずは深呼吸です。
今一度、相手が共感しやすい当事者目線とはなにか?を考えてみましょう。

それでは改めて、上のsample①と②の文章を見比べてみてください。さっきより「相手目線」を実感できると思います。
さらに言うと、実はsample②の文章は一文ごとに相手の行動を促す「伏線」を仕込んでいます。
次回はsample②の文章を深掘りして、その「伏線」を解説します。もし、興味があったらフォローして、次回の投稿の通知をお待ちください。

【最後まで読んでくれたお礼】
感謝の気持ちを込めて、「スキ」を押すと特選のダジャレを1つプレゼント!では!

【自己紹介】
みつる 
ターゲットに価値を届ける「没頭ブランディング」について発信したり、相談に乗ったりしています。
東京都出身。大学時代にブランディングを専攻。卒業後は国産高級バッグ、外資系キッチン用品、スキンケアブランドに勤め、全国でPOPUPやイベントの企画・運営をして、製品・ブランドの魅力を発信する活動に従事。
独立後はアパレルブランドや音楽アーティストにロゴデザインを提供するサービスを立上げ、全くのデザイン素人ながら、ブランディングの知識を駆使して、半年でスキルシェアサービスのロゴデザインカテゴリーで1位を獲得。
現在はX(旧Twitter)にてブランディングに関する情報を発信中!https://twitter.com/mitsuru_0729


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