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サービス立上げ初期のペルソナ設定について

ちょっと難しそうなタイトルになってしまいました。

最初に質問です💡
「あなたは誰に向けてサービスを提供していますか?誰に向けて情報発信をしていますか?」

情報発信やサービスを提供するときは、誰に見てもらいたいか、誰に購入してほしいかという、購入してほしいお客様像を考えると思います。
それを「ペルソナ設定」や「ターゲット設定」と言います。

まず初めに言葉の簡単な定義から確認します。

・ペルソナ     =買ってくれそうな人物像(個人)
・ターゲット  =買ってくれそうな集団(複数人)

このように区別いたします。

今回は「サービス立上げ初期のペルソナ設定」に焦点を絞ってお話しをいたします。

架空のペルソナを作ることの危険性

企業が自社の膨大な購買顧客データを分析して、架空の顧客像(年齢や性別、職業、趣味嗜好、ライフスタイルなど)を詳細に作り込むことを「ペルソナ設定」といいます。
これってマーケティングのプロがやるならよいのですが、素人が表面をマネして作ると自社に都合の良いペルソナを作り上げるという悲劇が起こります。
そして、そのペルソナに合わせたプロモーションを企画するも、実際の購買客像とはかけ離れているため、不発に終わる。販促経費と在庫が重くのしかかる。
そんなことが起こります。これは私が以前の職場で実際に経験したことです。

ペルソナは実在の人物にする

これからは持論になりますが、
まず、サービス立上げ初期で十分な顧客情報が無いうちはペルソナは実在の人物に設定すべきです

理由は簡単で、フィードバックをもらえるから

架空の顧客像では、そのサービス内容や発信の良し悪しがわかりません。
買ってもらいたいと思う人を具体的にリストアップして、一人ずつサービスを提供してみましょう。そして感想をもらいましょう。
その感想を元に改善をしていくことが質の向上につながっていきます。

ペルソナ=自分は?

更にこんな質問です。
「ペルソナ=自分でもいいの?」
これについても私の持論ですが、
サービス設計時はOKだけど、リリース時は他人にすべき

サービスのきっかけは自分の問題意識や不便や不満を感じたことから設計を始めるというのはよくあることだと思います。ただし、リリースして世に出すということは誰かの役に立たなければいけません。世に出した瞬間から、あなたのサービスはあなたモノから他人のモノになります。
先ほども申し上げた通り、世に出して、フィードバックをもらって、改善する。そうするためにも実在の想定顧客を決めることが品質改善の近道になります。

まとめ

さて、最初の質問に戻ります。
「あなたは誰に向けてサービスを提供していますか?誰に向けて情報発信をしていますか?」
その人に届いていますか?フィードバックをもらえていますか?
ぜひ、この機会に考えてみてください。

もし、「顧客像が決まらない」、「サービスアイディアを壁打ちしてみたい」という方は私までご連絡をいただければ、考えるお手伝いができます。
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自己紹介
みつる 
東京都出身。大学時代にブランディングを専攻。卒業後は国産高級バッグ、外資系キッチン用品、スキンケアブランドに勤め、全国でPOPUPやイベントの企画・運営をして、製品・ブランドの魅力を発信する活動に従事。
独立後はアパレルブランドや音楽アーティストにロゴデザインを提供するサービスを立上げ、全くのデザイン素人ながら、ブランディングの知識を駆使して、半年でスキルシェアサービスのロゴデザインカテゴリーで1位を獲得。
現在はX(旧Twitter)にてブランディングに関する情報を発信中!https://twitter.com/mitsuru_0729

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