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エコプレッシャー

エコの意識やアクションは
ないより、ある方がいい


自然は守りたいし
ゴミは減らしたい

海洋プラスチックは
ないにこしたことはないけど

息子の同級生たちがやってきた
初めてのクリスマスパーティー


少し前のわたしだったら
絶対やらない選択をいくつもした。


ママ友の提案を受けて
紙皿を使うことにした。


(ママ友が言ったから…
ということじゃないよ)


自分の思いつきで
紙コップにプラスチックの
フタをつけた。

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それでも、
エコに逆らってるわけでも
エコを知らなかった頃に
戻ったわけではなくて


これが今のわたしの実力
というか、最善策でした。


嬉しくて興奮しきった
1歳から6歳までの子供たちに
ガラスや、陶器のお皿を使った場合


それを割らないように気を配る
お母さんのピリピリしたエネルギーとか


もしも割ってしまった場合に
幼児がガラス踏まないように
あと片付けに細心の注意を払うとか

みんなが気を使わないように
明るく振る舞うわたしとか
後日、お皿を新調するとか


パーティー中はずっと
洗い物に追われてるとか


みんなが帰ったあと
一人片付けるとか
それを気遣うママ友とか


最後にどっと疲れるわたしが
家族にあたってしまうとか


こんなに大変なら
もっとお金をもらわないと
やってらんないとか

いや、お金をもらっても
二度とやりたくないとか


そういうドロドロした気持ちを
残さないためのチョイス


だから今度は
自然由来のプラスチック皿に
変わってるかもしれないし


手作りのケーキや料理を
振る舞うかもしれない


わたしの選択が正しいと
言いたいんじゃなくて


今の体力や精神力や経済力と

限られた可処分時間で
考えて決めたこと


自分を大切にした副産物のお陰で
お店はめちゃくちゃhappyに包まれた✨


不要なビニール袋を
もらわないのは高校生の時からで
ポイ捨ては絶対しないし
ゴミは持ち帰る
職場のデスクワークでも
裏紙を一生懸命使った

ジップロックは洗ってまた使うし
サランラップも使わなかった
再利用できるものはできるだけして
長男は布おむつだったし
わたしも布ナプキンで
コンディショナーも使わない

今着てるNorth faceのダウンは
10年前に買ったもので
息子たちの洋服はほとんどお下がり
気なくなった服などは
リサイクルかメルカリか人にあげる


無茶をして体を壊してから
純粋で正しいものだけで
塗り変えようと必死だった

もちろん、上には上がいるし
それはそれで良かったけど


好きなことや、やりたいことを
抑圧したエネルギーを
舐めたらいけない


その副作用の方がよほど
人にも、地球にも
悪いんじゃないかと思う


子供が生まれて田舎に越して
スローライフを始めると思いきや
そうはいかなかった


気づかいに思い悩み
罪悪感で物を捨てられず
不安で判断がにぶる


ストレスや我慢の上で
成り立つ節約生活


そんな自分にジレンマを感じ
何も考えてなさそうな人に腹が立つ


清く正しそうな人たちは
不安と焦りで急ぎ


エコという大義で
バランスを失い
現実から目を背けてた


口を開けば塞がれる
少し休めば責められる


共感と違和感がごちゃまぜで
あっという間に飲み込まれた


清く正しいだけを追い求めると
いつか自分や誰かを
攻撃するんだと気がついた


欲望を無視し続けると
心や体を病んでしまう


言いたいことを言えず
思ってもないことを言う


我慢して引きずって
結局、強く責めたてる


お腹が空かないのに
目の前にあるものを食べて


妥協の買い物をして
すぐに飽きる


そうしてたまった
モヤモヤが回り回って、


誰かを攻撃し
地球を汚してる

そんなことを思っている時
常識を覆す意見を聞いた。


鵜呑みにはしないけど
一理あると思った。

「メディアのごり押しは要注意」
結局、真実と嘘が
ごちゃまぜの世界なんだと思う


"抑圧と罪悪感で
この世界を満たそうか"


それこそが
支配とコントロールの
最大の武器だと思う


すべてをそこに
ハメようとするならば
生きることや
快楽のすべてが奪われる

どっちが極論?
うーん。極論に答えはないかも


というか、正解なんて
いつも変化してるもので


全体でとらえれば
アクションは一つじゃない

局所に走ることや
表面をなぞることじゃない


繰り返すけど
エコの意識やアクションは
ないよりある方がいい…


エコでオシャレで
持続可能な暮らしに
憧れてきたけど


日々の暮らしの中で
そうできる時と
そうでない時がある


今はまだ生きてるだけで
たくさんのゴミを生んでしまう


でも、これ以上の罪悪感や
生きづらさはごめんだった


それぐらいに
追い詰められていた


できない時の自分を許し
できない人を許そう
そう思うようになった


もっともっと
わたしの得意なことに
自分の気持ちに素直に
生きようと思った。


これまで通りできることはする
いつかもっとできるようになる

あーあって
反省する日もあれば
泣くことも怒ることもあるけど


清く正しい罪悪感で
身動きがとれない時よりも


ストイックな食養で
排他的だった時よりも

自己犠牲で
自分を見失った時よりも


落ち込むことも
怒ることもぐんと減った


誰かを思いやる気持ちは
膨らむ一方だし
楽しいアイデアは
毎日降りてくる


このエネルギーは
枯れたりしない!!


自分を大切にするって
宣言してから


忘れてる日もあるけど
毎日、自問自答してきた


「今何がしたい?」
「今日どんな風に一日を終えたい? 」


やりたくないことは
やらないことにして
やりたいことから選んでいたら


やりたくないことが
やりたいことに変わった


大好きやトキメキで
人生を巻き直してる


そうだったそうだった。
わたしにはどっちもあるんだ


ワイルドとか質素を
愛する気持ちと

テクノロジーにワクワクしたり
華やかな世界にときめく自分

今私たちがいる場所は
前人未到の領域なんだもの✨


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