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挑戦こそ人生の贅沢である。平凡なサラリーマンがカレー屋の1日店長をやってみた!/スペースマーケットGuest Story

1日でいいから自分のお店を持ってみたいと思ったことはありませんか?
チャレンジする人を応援する、スペースマーケットGuest Story。今回のゲストは、東京・間借りカレーウィークにて『SpiceCurry旅人の木』を出店された塩見孝太さんです。コミュニティを立ち上げ、バレンタインに渋谷で1,500個のチョコレートを配ったりなど、様々なチャレンジを続ける塩見さんにその背景や想いをお伺いしました!

渋谷で1,500個のチョコ配り。だれかの心にポッと火が灯る瞬間が堪らない

就職で地元東京を離れ、北海道で念願だったホテルマンとして働いていました。ずっとやりたかった仕事だったので、楽しかったですね。ですが、一年ほど前、東京にある別の事業部に異動になって、心の底からやりたい仕事ではなくなってしまって。僕の中では、突然のプチ挫折経験でした。

東京に戻ってきてこれからどうしようかなーと考えていた時、会社の同期と大学時代の友人と3人で飲んでいたら「おまえとなら何かやれそうな気がするんだよな。」と言われたんですよ。僕にとって、衝撃の一言でした。なんだか急にやる気が満ちてきて。そんなこと言ってくれるなら、やりたいこと何でもやってやろうじゃないか!と。

その時の3人で、挑戦を応援しあうコミュニティ「ホースリート」を立ち上げました。「挑戦し続けることで、世界に勇気と感動を届ける。」をミッションに、会社勤めのかたわら運営を行っています。
様々な企画をやりましたが、中でも多くの方々に注目いただけたのが、今年2月に実施したチョコ配りおじさんの企画です。

バレンタインにちなんで、渋谷で1,500個のチョコを一個ずつ手渡しで無料で配ったんですよ。コロナ、コロナでみんなもういい加減疲れてきたよなー、ちょっとぐらいイイことあっても良いのになと思った時、前澤友作さん((株)スタートトゥデイ)が『お金配り』しているのを見て、じゃあ僕は「チョコを配ろう!」と思いついたのがきっかけでした。 

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2日間、渋谷の街でひたすらチョコを配りました。突然知らない男からチョコを渡されるわけですから、皆さん驚くんですけど(笑)こういった活動をしていると、思いがけない縁が生まれたり、「いいの?!ありがとう!」とポッとだれかの心に火が灯る瞬間があるんですよね。それが嬉しいんですよ。
例えば、とあるコミュニティの女性オーナーさんと知り合ってそこのメンバーの方々にお返しを沢山もらったり。渋谷を拠点としているYoutuberのタクトさんとコラボしたり。その後も、チョコを渡した社長さんが運営されているイベントスペースで、後日、餃子250個を食べ尽くす会をやらせてもらったり。予想だにしない経験をいくつもさせて頂きました。

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「もらうことを考えるより、与えることを考える方がいいよね。」ってコメントをいただいたんですが、本当にそうです。与える方が結局、得も多い!これからもチョコ配りは続けていくつもりです。ハロウィンと言えば、渋谷での大量仮装が思い出されますが、バレンタインと言えば、チョコ配りおじさんがいるよな!って思い出してもらえるぐらいになれたら良いなと思っています(笑)

いつかカレー屋を…そんなシェフの背中を一押し

スペースマーケットは以前から色々な集まりで使っていて、メルマガで東京・間借りカレーウィークの存在を知りました。2日間、お店を間借りしてカレー屋を出店しようという企画です。メールを見た瞬間に、カレーが大好きでレシピを研究しまくっている名古屋の友人を思い出したんです。いつかお店を出してみたいって言っていたなと。
僕自身も、神田・御茶ノ水の街で学生時代を過ごし、200軒以上カレー店に足を運んでいるぐらいカレーが好きなんですよ。これはチャンスだ!カレー屋をやるぞ!と、速攻でみんなに連絡を取って出店が決まりました。

そこからはとにかく準備に追われましたね。店舗営業はもちろんのこと、間借りカレー店をやるのも初体験。過去に出店された方など実力者が集まる中、いかに目を止めていただくかをひたすら考えました。

店名は、シェフがいつかお店を出せた時にはこの店名をつけると温めていた『Spicecurry旅人の木』に決定。カレーのテーマを秋にして、ポークと鮭の意外な組み合わせでチャレンジすることにしました。

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シェフと僕以外のメンバー2人は、なんと飲食店アルバイトも未経験。初めてのことばかりでしたね。
計600部以上のポスティングや、ビラ配りのための道路使用許可申請。盛り付けだけはメンバーもできるよう、オペレーションの練習もしました。

ドキドキしながら迎えた当日でしたが、メンバー全員「休憩とれよ!」って言ってもほとんど休憩を取らないぐらい、楽しんでいましたね。ビラを受け取って入店してくださったお客様が、帰りがけに「おいしかったよー!」と声をかけてくれる。そんなの嬉しいに決まってるじゃないですか。

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間借りしたスペースのオーナーさんも事前に丁寧にやり取りしてくださって、とても親切でした。コロナ禍ですので、安心安全に運営できるよう細かくお打ち合わせさせていただきました。Max3〜4組が入るぐらいのコンパクトなスペースでしたが、絶えず店内が賑わってくれたので良かったです。

挑戦を止めずに、やりたいをかなえ続けたい

僕は、挑戦こそ人生の贅沢だと考えています。挑戦には、少しのお金と、少しの時間、そして少しの仲間が必要です。それってとても贅沢なことだと思いませんか?僕個人が出来ることに限りはありますが、コミュニティがあればお互いに応援しあえるかもしれない。そんな思いで、ホースリートというコミュニティを立ち上げました。今回の間借りカレー店にも、沢山のメンバーが駆けつけ、応援しに来てくれました。今後、メンバーにやりたいことが出来た時に、精一杯応援できたらと思っています。

僕自身もまだまだやりたいことが沢山あります。例えば、学校の校庭とか、とにかくだだっぴろい場所を借りて、ただ飲む。とかやりたいですね。どこでも出来るじゃん!みたいなことを、あえてこの場所で…なんていうのが面白いなと(笑)

今回のスペースのように、営業許可がある場所を借りて別のお店もやってみたいですね。いつかは、自分のホテルをやりたいんですよ。その予行練習になっているんじゃないかなと思います。ホテルの夢はきっと叶えたいですし、もっともっと実力をつけて、より多くの人の「心に火を灯せる」ような人間になっていきたいです。

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塩見さんをもっと知りたい方はこちら!
twitter:
https://twitter.com/hr_shiomi
Spicecurry旅人の木 シェフのinstagram:
https://www.instagram.com/spice_travellerspalm/

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