デザイン研究所 「模様のある服装」
ここ「デザイン研究所」は、わたしくことSOZO(ソウゾウ)が日々描きなぐったファッションイラストの数々を披露する場です。今日の気分は「模様のある服装」です。
落ち着いたトーンのイラストに仕上がりました。プリーツスカートなのでバランスを取るために重厚感のあるカラーにしてみました。キルティングっぽいジャケットがお気に入りです。アンダースカート着けてもかわいかったかな。
さて、模様は多様なデザインがあり(家紋とかにもなってますからね)ファッション用語としても多く存在します。今回デザインに取り入れた模様はどちらかというと絵画的な? クリムトなんかのイメージ? 違うか? で、デザインしてみました。
中世の甲冑のようなショルダーに、スリットの入ったロングスカート。印象は一言でいえばゴージャス、ファビュラス、エクセレント、ひとことじゃないじゃん、というそのルックは、ノースリーブの模様や、胸元で黒く輝くネックレス、スリットから見え隠れするシアー素材によって、より一層洗練され、妖艶さまで解き放つ。
ショルダーのデザインが非対称な柄物のワンピース。グローブも左右で丈の違いがある。同系パターンで統一感を図りながら、デザインで違いを主張した奇妙なちぐはぐ具合が印象的なこのルックは、シックでシンプルな装いの中に、遊び心ふんだんに盛り込まれた不可思議さをまとっている。
レイヤードなカットソー、スリーブに柄物の布を巻き付けている。スラックスにカットソーというシンプルさは、きれいめカジュアルとでもいえそうだが、巻き付けたレイヤード感のある布のドレープが、奇妙なシルエットを演出していて、クール。アーバン的でもある。
こちらは切り替えデザインのワンピースで、模様の入り方によってエキゾチックな印象に仕上がっている。大きな布を膝で縛っているフレアパンツのようなシルエットのソックスは、全体の野暮ったい印象のシルエットを、先進的な印象に作り替えている。細部をよく見ると全体のオールドな印象を、脱構築化しているかのようである。
オフショルダーなロングの柄物のドレスに、パワーショルダーというか装飾具、コルセットフレアスカートとでもいえそうな装飾具で、アヴァンギャルドなシルエットを作り上げている。未来的でもあるが、どこかレトロエキゾチック感がある、ルックに仕上がっている。
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