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羊男!かわいい!

羊男っていうだけあって、もっとイカツイやつだと思ってた。

羊男とは、村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』や、『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくる、何かと謎が多いが主人公に的確な忠告をしてくる男である。

『ダンス・ダンス・ダンス』では、主人公の「僕」と再会した直後に次のような言葉を吐く。「殺されたくなければ、気をつけた方がいい。戦争というのは必ずあるんだ。いつでも必ずある。(中略)人間というのはね、心底では殺しあうのが好きなんだ。そしてみんなで殺し疲れるまで殺しあうんだ。殺し疲れるとしばらく休む。それからまた殺しあいを始める」(同書、上巻、講談社文庫、旧版、154頁)

ほらね、なかなか厳しくて現実的で冷淡なことを言うでしょ。だからもっと仙人みたいな人(羊)で、シワシワのおじいちゃんひつじをイメージしてたのよね。

しかし、実際の羊男さんがコチラ↓


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なんか、アルバイトで羊の被り物してまーすくらいの、のんきなお顔とゆるい羊感 笑

でもさ、確かにわたしがイメージしてた仙人チックな羊男が「戦争がどうのこうの…」って言ってきてもなんかそんなに響かないかもな。ちょっと素っ頓狂くらいの彼に言われた方が、なんか現実として受け入れやすい、というかちゃんと考えなきゃってなるかも。

そんな訳で、羊男さんを1体購入してきた!UNIQLOで590円!!

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きゃわいいいいいい!

どこにつけよう…絶賛迷い中。

ドーナツだけじゃなくてどうかわたしの明るい未来も運んできてくださいな、羊男さんよ。

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