" 蜻 蛉 短歌 "
やぶはぎに 蜻蛉はそつと止まりたり
離陸のときを待ちゐるやうに
翅を張り 赤とんぼ輪を描き飛ぶ
夏のおわりを知らせるごとく
赤とんぼ 吾のまへへと飛び来たり
焦点さだむるように静止す
おさなごのふわふわと振る網を抜け
トンボまっすぐ飛び去りてゆく
◇ ◇ ◇
秋が来た、とはまだまだ言えませんが、あの夏の勢力は緩んできました。
犬も床からカーペットの上へ来て、くっついて寝ることも多くなりました。
夕方、5時ごろになると、室内にある外の気温を示す温度計が30度……
外に出てみると、あ、ちょっと涼し…い…のかな?
そして、犬のお散歩、歩いているうちにやっぱり暑くなります。
今はもう、蝉も殆んど居なくなり、草むらの方から秋の虫の声が聞こえるようになりました。
いろいろな木の実も成り始めています。
公園の日陰は、かなり涼しくなりました♪
夕方になると、何人かの犬の散歩の人と出会います。黒柴、秋田犬、そして黒柴。
そこから別れて先、赤トンボがたくさん旋回しているので撮してみたら全っ然写っていない………。
別の日にまた撮ってみる。
いない…
私のスマホの性能では無理だったようです。
撮せませんでしたが、山吹色の赤トンボがこの風景の中にたくさん飛んでいます。
トンボはなぜ羽ばたきもせずに、すいーんと飛び続けられるのか不思議な昆虫です。
◇
子供の頃、家の近くに大きな池があったので、ヤゴの時から観察ができました。
池の畔に生えている葦に鬼ヤンマや銀ヤンマがとまっていると、宝物を見付けたようにわくわくして、釣りをしている人に睨まれないように、静かに見ていました。
※トンボの眼は昆虫のなかで一番大きく、270度見渡せ、首を動かすと360度見ることが出来るそうです。
台風の前からずっとここに居続けている(@_@)?
カマキリは蜻蛉より視界が狭い様で、雨戸を上げ下げする度にぐるっとこっちを向きます。(^^;)))
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