soyo

短歌、自由律俳句、音楽、読書、ガーデニングが好きです。柴犬親バカです。

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短歌、自由律俳句、音楽、読書、ガーデニングが好きです。柴犬親バカです。

最近の記事

  " いつかの短歌 "

飼い主が生きる長さの一部の中で、一生を過ごす犬。 最近、犬の老いを僅かだが、感じてしまうときがある。 長く一緒に暮らし、やがて訪れる別れ、全てをひっくるめて、犬にはこの家でよかったと思ってもらいたい。 人間の悲しみなんて、そのあとの話。 ◇ ◇ ◇ 動物のことを詠まれた短歌がたくさんあります。 その中、犬について詠まれた歌人さんの短歌です。 ※ ※ 岡野大嗣さん ※ ※ ◇ ◇   短歌 ) ) )       出会うとき 犬はリードを着けていない 別れる

    •   " お昼の短歌 "

                         脇だけで       持ち上げられる幼子の      ヘルメットから下がる体重          午後1時       白シャツたちが戻りゆく       小さく前へならえの満腹          小食で      シャカシャカと振る漢方が      少々食事をじゃまする食前 ◇ ◇ ◇ 先日、オフィス街の方へ行ってきました。写真はその時のもので、あくまでイメージ用に撮りました。 短歌は、もう少し前に、違う場所でふと見かけた光景で

      • 怖いのは顔だけ 自由律俳句

        雨が庭の水やりを交代してくれた日  一口目でもう火傷をする わからないけど取っとく、落ちてた小さな部品 表情の見えない電話で、時々休んで無表情 イチゴを食べる時と同じ口の形でミニトマトを食べる幼子  クラクションへの圧力の加減が未だに分からない やや斜めに進むショッピングカート 掃除機のコードの巻き取りが、あと5㎝で止まる 蜥蜴が何でそんなに忙しい? ここから先は・・・が早すぎる たけのこの皮の山、裾野にまな板 ダッシュボードに白いフワフワの車を2台も見

        •   " 4月の短歌 "

                           見上げられ       多くの人に褒められて      その木はみどりに、私の日傘に            長そでの      木綿のセーター引き出しに      こもった音のビバルディ、春                4月には       さくらが散るとやって来る       義理娘とふたりリボンをほどく  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 毎年3~4月に、次男のお嫁さんとふたりで、「お花を買いに行く会;春の部」を開催しています。

          " いつかの短歌 "

          柴犬 一回咬まれたかもしれない

          8年前、家へ来たばかりの柴は、手が付けられない程の困った子だった。躾教室という選択肢を考えていなかったので、そこへ辿り着くまでは、柴を買ったペットショップの「何でも訊きに来て下さい」という、やさしい店員さんを頼っていた。 家の中の様子 ◇ ◇ ?? 前の犬、こんなんだったっけ?? こんな動き回っていたっけ? こんなにピョンピョン跳んでいたっけ?       全然捕まえることが出来ない。 そして、こんなに人間を咬んでいたのか?! 咬み癖をなんとかしないと、抱っこも出来ない

          柴犬 一回咬まれたかもしれない

          その花の名前は、

          スマホの入力のとき、出てきた文字変換で、えっ? と思ったこと、ありませんか?  ◇ ひとつめ  ※一応、イングリッシュガーデン目指しています。 ◇◇◇ この花、去年、宿根草(植えっぱなしで毎年咲く)ということで、手間とお金の節約、そして色が好きなブルー系だったので買いました。くすみカラーの赤い花と、寄せ植えにしていました。 すると、まあ次々、咲くわ咲くわで、くすみ赤の花に覆い被さる程に大爆発。  そして今年のこの花の咲きよう、どうでしょう? 成功なのか、失敗なのか……

          その花の名前は、

          若い歌人さんとその短歌 

          ガーデニングが好きだけど、水撒き、穴掘り、草取り、としゃがむ姿勢が多く、年々きつくなっている。ガーデニングは過酷な作業でもある。 最近は、「新しい花の苗を植える 一年草」3割、「去年のがまた出てくる 宿根草」7割として、なるべく楽出来るように、工夫をしている。 冬、寂しかった庭も、これからは、植えて、育って増えて、花が咲いて、と次第に彩られてゆく。 その変化に気付くのがうれしい。 時間をかけて絵を描くように、花や葉の配色、その丈の高低差、日当たりなどで、全体を想像して、と、

          若い歌人さんとその短歌 

            " さくらの短歌 "

                          さくら色        綿あめみたいにくるくると       だんだんふわふわ大きく満開                                      満開に         何処から乗ってあつまった?      イケアブルーのそら飛ぶじゅうたん                  さくらには           「たいへんよくできました」を         押して欲しくて人は集まる ◇ ◇ ◇ ◇◇ ◇ ◇ ◇ 毎年思う

            " さくらの短歌 "

            " ふりゆく短歌 "

                   春休み      自転車出す子にこんにちは     ひゅるひゅる上に空き部屋ふたつ          簡単に      終えてしまったいちにちの      昼はなかった時きざむ音         葉をちぎり       月桂樹の冠編んで行く       緑あかるくできれば丸く ◇ ◇ ◇ 最近noteから「半年継続おめでとう」だっけ?のメッセージが届いた。noteは、あさイチで「推し短歌」を特集していた時に紹介されて初めて知った。 今も短歌作りはnot

            " ふりゆく短歌 "

          名前も知らないまま   自由律俳句

          風で吹き飛ばされるナイロン袋が得た自由 龍の様にカーブするトレーラートラック さっきも言ったようにと言われ、更に集中出来ず スギ薬局の紙クーポンにミシン目をください 一面曇り空の日、こんなに電線があった ボタンの内側に差し込まれた細長い値札 トマトジュースの赤い髭 呼ばれて口の中の飴を急いで噛み砕く デッキブラシで磨かれた空、翌朝晴れ 老犬のお散歩の人を見なくなる ◇◇◇ 犬の飼い主さんのお話・・・ いつもご夫婦で黒いフラットコーテッドレトリバーの老犬を

          名前も知らないまま   自由律俳句

          今思い出した他の本のこと

          ◇◇◇ 最近の書店で、ベーカリー兼イートイン兼本屋さんという、書店かパン屋さんかティールームか図書館かわからないところがある。 どういうこと? だいぶ抵抗感あります。 パン屋さんのイートインも回転悪いし、本も「一読しました」の中古になる。 誰のためになるのか? 小さい書店では、立ち読みすることでさえ店員さんの視線を気にしながらどんな本かな~?と、こそこそ見ていたのが、今や座り読み、いや椅子、テーブル付きになっている。はぁ? でも、このシステム愛用している方々はマナー違反でも

          今思い出した他の本のこと

              " 楽器の短歌 "

                   虫たちが       オーボエの回り集まりて       飛び交い答えのAを弾きあう         なにしても      うまくいかずに手をさする     Fのコードを押さえたような日         ピアノ曲        氷の譜面のなか眠る      一音で溶けて泳ぎだす音符         二羽の蝶      くっつきはなれ追いかける     ドビュッシーのアラべスクの舞  ◇ ◇ ◇ 小学校から中学校、高校でやめ、大学で再開、仕事でやめ、

              " 楽器の短歌 "

              " 音の短歌 "

                    竹林の         天から聞こえるカラコロン           風があつまり奏でるしらべ                                          音の無い        夜に気配を感じたら       南の空でかがやくシリウス                               君がため      春か 惜し かで下の句を      若菜つむ君の一途もしらず 君がための短歌 のお話 ◇ ◇ ◇ 小学校6年生

              " 音の短歌 "

          柴犬 これはもう子供です

          最近、気温差で肩が凝ったり首が痛かったりする。 毎年、この季節特有の体調不良に陥る。 そこで改めてヨガや瞑想をちゃんとやろうと思う。 YouTubeの自律神経リセットヨガをやってみる。 昔、ヨガマットを買ったけど、使ったこと無く押し入れの奥にしまったままである。 だがうちの場合、出すと絶対柴が騒ぐにきまってる。もう、長年つきあっているからそんなこと分かりきっている。 そこで私は専ら、ユニクロの子供用毛布?をマット代わりに使っているのだが、シャヴァーサナのポーズなど仰向けに寝る

          柴犬 これはもう子供です

             "  春まだ短歌 "

                      林道の水仙の花に         囲まれて      香りの魔法で小人になりゆく      池沿いをしずかに歩けど         気付かれる         横に眼のある かよわき水鳥             春という季節は地面の                  中におり           人より先に花にくるもの             足音が近くに聞こえ         さがしても      ときどき来ては居なくなる春       ◇

             "  春まだ短歌 "

          スカパー利用 一度っきり

          これはJリーグの話の様で、本当はスカパーのアンテナを衝動買いして困った話である。 でもその前に避けては通れない話がある。 Jリーグが開幕した。 と言っても、今の私は全く興味がなくなってしまっている。開幕したことすら知らなかった位だ。 でも以前サッカーに熱中していた時期があった。 次男がずっとサッカー部に所属し、自然とサッカーが身近にあった10年位前の話である。 Jリーグの観戦も何度か行った。 交通の便の悪いスタジアムゆえ近くまでタクシー、そして帰りにはタクシーが全く拾え

          スカパー利用 一度っきり