先週、年に一度あるかないかという小春日和、 そうだ ! 久しぶりに行ってこようと、夫と 東山動植物園へ行ってきました。 ) ) 短歌 柵のすみ 少し首振り 近づきて ひとつの尖るツノなき犀は 脚ほそく立つフラミンゴは 汀にて蓮花があまた咲きゐるやうに と、感じた動物園のお話です。 ※ まずはそのインドサイです ずっと人間を見ている。 唯一この一頭が、近くで顔を見せてくれた動物。 だから一番入り口近くにいるのかな?
フローリングでお腹を冷やしていた子が、今はこうなっています。 庭のコノテガシワ。これだけでもうクリスマス🎄 柴と散歩に行ってきます。 大きな池のある公園。水抜きが始まりました。全部抜いて耐震護岸工事をするそうです。昨日行くと水はほぼ空っぽでした。中にいた鯉、小さな魚、亀などが衣装ケースの様な容器に保護されていました。今年いっぱい通行止めなので、秋の森林公園を半周しか回れません。その回れない半周に紅葉する木がたくさん生えているので、残念です。 でもどうやって水を抜いたので
少し前のことですが、新聞歌壇で私の短歌を掲載していただくことが出来ました。2週間近く前なのでちょっと古い話ですみません。 その短歌は、 小島ゆかり先生の選評も頂けました。 ※ 最寄り駅にある踏み切りの短歌です。 この駅で、長男が就職したとき勤務地の東京に送り出し、次男は入社前の研修があったので同じく東京に送り出しました。今は、千葉に住む長男一家を迎えに行ったり送ったりするのもこの駅なので、泣いたり笑ったり、思い出深い駅です。でも私にとっては手を振って誰かを見送る駅なのか
こんにちは。 少し事情がありまして、noteを読み書きすることが出来ずにいます。 フォロワーさんは皆、私の尊敬する人達なので読みにいきたい気持ちは山々なのですが💧残念です。 あるフォロワーさんが、少し前、私のnoteのドアをノックして下さり、noteの世界はもう無理だなと思っていたのですが、少しずつ開くこともできるようになり、ちょっと気になった記事にコメントを入れたりもしています。 週1くらいですが。 また、元気になったら少しずつ他の方の記事も読ませていただくつもりです。 紙
ゆるやかに張り巡らされし糸により 囲む街のなか灯りがともる 前だけを見てばかりいると見失う あとからわかる日常がある 電線は五線紙のごとし 雀らが止まってゐたり ソの音の上 連休最終日の夜、兄から「今、万博公園で花火大会や」と写真が送られてきました。 「周りの灯りの色と相まって綺麗やなぁ」と返すと 「あとで気がついたけど電線がじゃま」というメッセージが返ってきました。 でも電線で奥行きが感じられてていいんちゃう?みたいな返事を返
やぶはぎに 蜻蛉はそつと止まりたり 離陸のときを待ちゐるやうに 翅を張り 赤とんぼ輪を描き飛ぶ 夏のおわりを知らせるごとく 赤とんぼ 吾のまへへと飛び来たり 焦点さだむるように静止す おさなごのふわふわと振る網を抜け トンボまっすぐ飛び去りてゆく ◇ ◇ ◇ 秋が来た、とはまだまだ言えませんが、あの
NHK「 光る君へ 」を観ていて、出演する俳優さんと平安貴族の方々が重なり、当時の様子がとても想像しやすくなりました。 私は百人一首が好きなので、今日はその事について書いてみたいと思います。 百人一首の中で、美しい響きがするということで、最近よく取り上げられている和歌があります。 それは、藤原公任の和歌です。 文人でもあり、藤原道長政権下で長く活躍し、藤原斉信、源俊賢、藤原行成、の4人で「寛弘の四納言」と言われていました。 滝の音は絶えて久しくなりぬれど
スーパーの入り口にある剣山に 傘斜めに挿し 華道の思ほゆ 先週の雨で、バードバスの中で水浴びしている小鳥達。 水を抜く栓がないので、このまま蒸発するのを待ちます。大体、カビが生え、雨の後は掃除が大変です。 ◇ ◇ ◇ 傘のこと。 先週一週間、本格的な傘の出番はありませんでした。 確か週前半は、 曇りで薄日が差しており、日傘をさしていました。最近日記を書くのをやめたので、過去の天気がよくわかりません。 水曜日、 車で20分くらい、となり町まで出掛け
歌人、川野里子さんの「天窓紀行」を読んで。 この歌集は、タイトルの下に、短歌日記2020年という記載があります。この年の出来事が、一日一首の短歌で綴られています。短いエピソードが短歌のあとに添えられていて、読んでみるとコロナ禍真っ只中、マスク不足になった年でもあり、制限された生活を憂う歌が多いことにきづかされます。 そんな中にこんな一首 川野さんは、しろくまピースを その頃放送されたNHKの特別番組でご覧になって、その短歌を詠まれたのだと思います。 きっと、この番組で同じ
先日、近くの神社に健康祈願のご祈祷を受けに行ってきました。 ご祈祷をお願いしたのは、私と犬です。犬は、皮膚病の治癒、そして私もなんだかんだ調子が悪いので。 今年の始めに引いたおみくじに、健康は「心配するな、気に病むことはない」と力強く書いてあったのを覚えている。 はずれ? もう今は健康欄しか見なくなってしまいました。 でもまだ4カ月ありますから、 ね。 ◇ 神社の樹木の高いところから、クマ蝉の鳴く声が聞こえていました。 私は関西出身で、か
夕つ方 対岸を染むくれなゐの ひかりはしづみて 窓灯しゆく 夕焼けは 見ているあいだに 変わりゆく 今し橙いろのパフェの底 夏の夜 弱火でとろとろ煮込まれて ほろほろ崩れる角煮となれり (;´Д`)ハァハァ ◇◇◇ 先日、犬の散歩に行くと、夕焼けがきれいでした。 道はむんむんの浴室状態でしたが、ちょっと得した気持ちになれました。 ◇ ♪『 歩いて帰ろう 』 作
◇◇ ◇ バーベナを去りゆく蝶を 目で追えば 吾はまるごとさらわれてゆく ◇ 一年草 朝日を受くるロベリアは テラコッタのなか はるとなつは経 ◇ ◇ アザレアの茎はゆるく絡みをり 寝癖のつきし朝のやうに ◇ 空蝉は 風に揺らいで その軽ろき鎧にて生く 夏の七日を
少し前にやっと換毛期を終えたうちの子は、冬毛を蓄えていた時期が異常に長かったせいか、今年の抜け毛の量が半端なく多い気がします。 冬毛の時と比較すると、 冬は、 ミチミチの毛。冬は暖か、でも今見ると暑い…。 近くのお寺のご住職さんから頂いた黄色いイチゴのストラップが埋もれそうです。 柴犬独特の後頭部です。 そして、今。 そういえば、この子をペットショップで見つけたとき耳が大きい~と思った……それが、再びくっきりと。夏毛で頭が小さくなり、上の写真など何故か撫で肩で、和
笹公人著「シン・短歌入門」NHK出版 を読んで。 笹公人さんは、この本の中で、ご自身が5年前に日経新聞の中で書かれた記事を紹介しておられます。 歌人の故・笹井宏之さん のことについてです。 まず、笹井宏之さんの歌から始まります。 ◇ 水田を歩む クリアファイルから散った真冬の譜面を追って 笹井宏之 笹さんは、この歌を、真冬になると必ず思い出されるそうで、故・笹井宏之さんのことを、「彗星のごとく短歌界に、
炎天に 朱は紛れゆき 曇りのみ 輪郭を持つノウゼンカズラ 木のベンチ 座れば吾の足もとに ノウゼンカズラの花は落ちゐつ 朱の色の判押すごとく いつしらに 地に散らされしノウゼンカズラ ◇ 先日のとても蒸し暑い日のこと。 いつもは暑すぎて、夕方になってもお散歩に行く気が全く無くなってしまった柴がケージから出てきて、まだ行きたくない私の前で伸び伸び~したので、しょうがなしに散歩に出掛けました。 お散歩バッグに自分用の水筒を入れて。 他所の柴くんは、外でも犬用の水筒か
万葉集の解説なんて読みたくない、と今も思っている私お勧めの" 万葉集の解説の本 "について、書いてみたいと思います。 ※ 万葉集 万葉集と言えば日本最古の和歌集、天皇や貴族だけでなく庶民なども読んだというから物凄い数になり、4500首以上もの短歌、長歌などが、収録されているらしいです。さぞ数えるのも大変だったことでしょう。 のちに詠まれた和歌の「本歌取り」として用いられていることを知ったとき、ちらっと読んだ程度なので(前にnoteで投稿)、何処から勉強して良いやら。 と