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オランダ流の働き方。日本人はなぜ幸せを感じずらいのか。

オランダ教育に関しての勉強会、

その続きになります!

前回、オランダの子供たちは
精神的幸福度が38カ国中1位
だったこと。

対する日本の子供たちは
精神的幸福度が38カ国中37位
だったこと。

この差は一体なんなのか。

オランダの子供たちはなぜ幸福度が高いのか。

そこにはどんな秘密があるのか。

それでは見ていきたいと思います!

■子どもの幸福度には大人の幸福度が関係してる!

子供の幸福度には、
子供自身の幸福度の高さも
もちろん大切なのですが、

実は大人の幸福度の高さも
かなり影響している
様です。
特に、親の幸福度。

そしてオランダ人は、
大人の幸福度も非常に高いのだそう。

ではどうやって、オランダの大人たちは
高い幸福度を保つマインドを、
保っているのでしょうか。

■オランダ人は働き方上手!?

日本とオランダの幸福度の違いは
働き方の違いからも見て取れます。

オランダ人の働き方はというと、
三島さんいわく、
とにかく働かない」そうです。笑

しかし、だからといって
全く働いていないわけではありません。

正確にいうと、「働く時間が短い
しかし、生産性は高いんです。

下のグラフをご覧下さい。

(出典:三島さんのスライドを編集)

縦軸:家族との時間が取れない労働者の割合
横軸:平均の労働時間
を表しています(赤丸=オランダ)

このグラフをみるとオランダ人は
労働時間の平均が短く、
その分家族との時間が取れているようです。


そして、生産性が低いわけでもありません。

2020年の1人あたりGDPランキングで、
オランダは生産性の面でも世界第10位です。

(出典:https://www.globalnote.jp/post-1339.html)

この秘密、三島さんいわく
オランダ人はメリハリがきちんとしていて、
仕事は仕事、家族との時間は家族との時間
なのだそう。

そんな家族との時間を大事にする親のもとで
子供が育っていくわけですから、
子供の幸福度が高いのも納得です。

ということで、
オランダ人の幸福度が高い理由として、
オランダ人はワークライフバランスが非常に良い
というのがポイントだそうです。

オランダ人は働き上手なのですね!

■とにかく自分が大事

そんな、働き上手なオランダ人ですが、
その根本にある考え方は、

とにかく自分を、自分の環境を
大切にする
ということ。

(出典:三島さんのスライド)

オランダ人は自分のことが好きで、
自分の幸せを自覚しているからこそ

自分の心に嘘はつかず、
おかしなことにはNOと言い、
仕事以外の時間は、
家族や友達との時間を大切ににし、
趣味や自分への時間をつくることができます。

これに対し、
日本は自分よりも自分以外のことを優先させる傾向にあります。

だからこそ、
日本人は仕事が好きだと言う人が多く、
仕事を"生きがい"にしている人が多い。

一見すると、家族のために仕事を頑張る
働き者のように思えますが、

ワークライフバランスを重視するオランダ人からすると、

「自分を幸せにできない人が、他者を幸せになんかできない」
「大人の身勝手な"生きがい"に、子供たちは本当に良い影響を受けない」

と思うわけです。

自分にとっての生きがいが、
子供に良い影響を与えてないのなら、
やめたほうがいいですね。

■幸せになるために必要なもの

いかがでしたでしょうか。

オランダの国民性から見えてくる
教育とは何か。仕事とは何か。幸せとは何か。
みていきました。

では、幸せになるために必要なもの、
それはなんなのでしょうか?

それは三島さんいわく「余白」だそうです。

日本人は何もない時間を嫌う傾向にあります。
現代では、それを後押しするかのように
スマホに代表されるようなスキマ時間を埋めるツールも
開発されました。

ほんの5分や10分のスキマ時間は
そのままスキマ時間で良いのかもしれません。

そうやって人生の「余白」を増やすことが、
自分と対話する時間を自然と作り、
幸せ」について考える機会を
増やすのだと思います。

自分の幸せやワークライフバランスを見直し、
人生の「余白」を意識して、
幸せに生きていきたいと、
そう感じた会でした!


ちなみに、僕にとっての幸せを感じる時は

目標を達成できた時

そして

好きな人とご飯を一緒に食べている時

です!

忙しい日々の中、幸せについてを
立ち止まって真剣に考える機会って
なかなかないと思います。

ただ、
「忙しい」という字は「心」を「無」くすと書きます。

忙しさに囚われることで心をなくしてしまっている人って
日本だと多いのかもしれません。

だからこそ、
あなたもぜひ一度、
自分にとって幸せとは何か
考えてみませんか?

以上!報告でした!

最後に、この会を企画してくださった信田さん、
ゲストとして素敵なお話をしてくださった三島さん、
本当にありがとうございました。

以下にお二人のnoteのリンクを掲載しますので、
興味のある方はぜひご覧になってください!

(オランダ教育のことについて、もっと詳しく知りたい方はぜひ三島さんのnoteを訪れてみてください!↓↓)

(今回、このオランダ会を企画して下さった信田さん。主に教育コンサルタント業をされている情熱的なアツい方です!↓↓)

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