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「クリスマスプレゼントは親の思う通り」

                                                                                                     2005.11.02記録
かつての我が家の息子たちのクリスマス時期の様子をお送りしています。
甘い声が魅力のマイケル・ブーブレ氏の歌声を聴きながらお読みください。
(内容は“甘い声”とは程遠いですが…)
 

長男が9歳、次男が7歳のときのはなしです。

昨年(2004年のことになります)の長男へのクリスマスプレゼントは、「ジェンガ」でした。
すごく安上がり。と言っても、本人はゲームソフトとかプレステ2とかが本当は欲しかったようだけど、”事前調査”の時点でうまい具合にときふせました。(当時ゲーム類は極力避けるようにしていたので…)
 
TVCMで流れる“ジェンガ”を見ながら「おもしろそうだなあ!」とか、「ビデオゲーム」は一人で楽しむけど(そんなこともないけど…)これは家族みんなで楽しめるよ!」とか言いくるめて「これでもいいかな…」と思うところまで気分を持っていったのです。
(ちょっと、お母さん、やり方が汚いよ、と言われそう…)
 
うちの息子たちはまだサンタクロースがプレゼントを持ってくると信じているかわいいやつらです。
当然、ジェンガもサンタさんが持ってきてくれたと思い込んでいます。
そのジェンガで息子たちがある日遊んでいたのですが、何を間違ったか、何か他のおもちゃに入っていたであろう「お客様アンケートはがき」という代物が紛れ込んでいたのです。
ジェンガの箱の中にはこんなもの、確かに入ってなかったはず…。
 
そのはがきを見るなり内容を読んでいた息子たち。
「ええっと、なになに?この商品をどこで購入されましたか?だって。そんなものサンタさんからに決まってるだろ!」と長男。
 
「いや、サンタさんはいないって、こないだテレビで言っていたよ!」といきなり次男が言い出したのです。
(たぶんですが、何も考えていない次男はただ聞いたままを言っただけだと思われますが)
 
“ヒィ~~~ッ!!”
会話を小耳にはさんでいた私は、ギクッとなりました。
ああ~…ここでついに、かわいらしい夢も、私ら親の努力も消えてなくなってしまうのか~…とね。
 
でもすぐに長男が反論。
「何言ってるんだよ!いるに決まってるだろ!だってちゃんとクリスマスに届いていたんだから!」
 
単純な子どもでよかった~、と喜んで良いのか、悲しむべきか…。
 
で、先ほどのはがきに戻ったふたり。
「サンタさんがどこで買ったかなんて、知ってるわけないだろ」とはがきの文面に向かってつっこみを入れる長男。
あはは…おばかな子どもって、かわいいよねえ。
 
今年(2005年のことです)はこれからいろいろと考えます。
この日郵便局に行ったら、フィンランドから届くサンタさんからの手紙の申込書(振込用紙つき)があったので、出すかどうかわからないけど一応もらってきました。
こっちから手紙を出すと、フィンランドからサンタさんの手紙がクリスマスに届くらしいけど。1500円也。
贈り物もあるらしい。こちらは1700円也。(2005年当時の相場です)
両方とも欲しい場合は3000円也。
贈り物っていっても、オリジナルレターセットみたいですね。
現在もこの取り組みは行われているようです。お値段も上がっているようです。

※但し、今年の受け付けは終了しています。

種類も豊富になっていて、クッキー付きや絵本付きのもの、他にもいろんなグッズが売られていますね。
 
う~ん…考えちゃうな。
(結局申し込みませんでした。今思えばフィンランドから届いたら信憑性も高くなっただろうにね)


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