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「ことりのさんぽ」


かれこれ十四年ほど前の今ごろも、ずいぶんと暖かくなり春が本格的に来ていた。

午前シフトの仕事が終わり、昼過ぎのちょっと暖かい時間帯に帰る車の中から、前方に見える小鳥のお散歩。

すずめじゃない…。一種類はおなかがちょっと赤い。もう一種類は、白と黒のコントラストが目立つ小鳥。
野鳥なのだが、かわいくて気になるけど私はあまり鳥の種類に詳しくないので、よくわからないまま通り過ぎた。

でもやはり何度も見かけると、せめて名前くらい調べた方がいいのじゃないかと、やっと重い腰を上げネットで調べてみた。

見た目と説明にある特徴から判断するに、たぶん…おなかが赤い小鳥は「ジョウビタキ」。
そして、白と黒の小鳥は「ハクセキレイ」あたりなのではないか?と判断する。
なにせ車のフロントガラスからぱっと見ただけの観察なので推測の域からでないけど。

他にも庭先に、あまり見慣れない鳥がいたり、義父が植え育てた梅の木の枝にうぐいすやメジロがとまっていたり。風流である。
田舎に住んでいると、遠出をしなくても野鳥観察がそこそこできるところは良いところだ。
他は不便なことが多いけど…。

ところで我が家のことり君、次男が図工の授業で空き缶を使った工作を持って帰ってきた。(タイトルの写真参照)
その名も「とりのさんぽ」!

空き缶には粘土のおもりが入っていて、ころころと動かす。
なんてことない工作だが、親鳥とまわりの小鳥と空がなんとも言えずほんわかいい感じだったので、パチリと写してみた。

作品展にこの空き缶を使った工作を何点か出品されたそうで、この次男のもその中に入っていたのだが、残念ながら入賞は逃した。
う~ん、惜しかった。


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