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「音楽集会を見学しに行って見えたこと」

今回はまだ残っていた子育て日記を記しています。
長男が小学二年生の時の日記です。

 長男の学校まで行って、二年生による音楽集会を見てきました。
一時間目が始まる前の十五分ほど、学年ごとに全校生徒の前で合唱や合奏をするイベントです。
「見に来てね。」と、まだ親が学校に来て欲しい年頃なので、朝忙しい中お願いされちゃいました。
次男を幼稚園バスにのせて送り出すのがちょうど音楽集会が始まる直前。
歩いて学校まで行ったら間に合わないので車で急ぎました。
 
それでも、すでに一曲目の「となりのトトロ」の歌が終わっていました。
二曲目が「さんぽ」、曲の合間に一人ずつ一言コメントを言い、また三曲目の「いつでも何度でも」を合奏しました。
このときはおそらく長くピアノを習っている子だろうと思われますが、男の子がピアノ伴奏、鍵盤ハーモニカがほとんどの子どもたち(長男もその一人)です。
鈴、マリンバ、体育館の後ろの方だったのでよく見えなかったけど電子オルガンの音も聴こえてきました。
けっこう難しいこの曲を、かなり練習したのでしょう。とても情感豊かなアレンジでみんなまじめに弾いていたのに感心しました。
このことは先生も演奏後の講評でおっしゃってました。
 
そして最後の曲は、ドラえもんの中の曲で「ぼくたち地球人」。
これは事前に、二年生全員から歌詞の替え歌を募集されて、集まった中で組み合わされた歌詞になったと思われますが、なかなかいい歌詞になっていました。
きっと先生が頑張って歌詞を上手く組み合わせてくださったのでしょう。
内容は全体的に地球の緑、地域の花や草木を大切に育てていこうという主旨が貫かれているようでした。
それはこの小学校が学校緑化推進モデル校になっていて、数年前全国のコンクールでも賞を取った経緯があるからのようです。その年の秋にも、それにまつわる大規模な研究会が学校であるとのことでした。
それらのことが歌詞に反映されていました。

子どもたちもそのことを意識して歌詞を考えたのだと思います。
子どもたちも先生方もきっと、モデル校だったり賞を取ったりしたことを誇りに思っていたのでしょうね。

単なる音楽の演奏会というだけじゃなくて、いろいろと工夫されていて、子どもたちも記憶に残るか、もしくは今後の学習に影響を与えていってくれるのじゃないかなと思えました。
 
 
「来てね」「できるだけ間に合うよう努力するよ」という約束を果たし、演奏後長男と目が合いましたが、とてもうれしそうに手を振っていました。
こうやって子どもと触れ合える機会を、なるべく逃さないようにしなきゃ!との思いを新たにしました。
(大きくなったら、来るな、って言われるようになるかもね…なんて、お友達と話したところです)
 


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