クエッショニングです。性のゆらぎ『LGBT+』私の場合

LGBTって単語は随分と広まった気がします。

昔はセクシャルマイノリティを略して(セクマイ)なんて言ったりもしてました、懐かしき。

んで私はどこに分類されるかと言うとクエッショニングです。

LGBT+の+側のやつ。

んー…まぁ、とにかく色々あるものなので、+について説明はしないしLGBTも説明しません。その辺にゴロゴロ記事転がってるしね。気になったら調べてみたらいいと思うー。

んで、私はクエッショニングです。通称Q

クエッショニングってまぁ簡単な話『?』です。

わかんねーってこと。って解釈でいんじゃないかなー。

私の場合を話すね?

私の場合は、女として生きてきたし今も女なわけだけど、男になりたいと思うことは多くって。

でもスカートや女性らしい服がどうしても無理!でもない。

恋愛はどっちともしてきたけど男が好きかって聞かれたら微妙だし、女だけでもないし。

どっちもいけるぜ!って胸張れるわけでもないし。

『男女』の意識はあるからパンでもないし。

(パン=パンセクシャル)

つーか、揺らぐんです。

自分が定まらない。

男性になりたいとも女だとも中性なんだとも言いきれない。

バイともビアンとも言いきれない。

それが私です。

苦しくてビアンやトラやバイのコミュニティに仲間に入れてって入ってみても、共感できなかったり追い出されたりするのが私です。

まぁ、追い出されるのは若かりし私の尖ったものもたぶんに原因があるのだけど。(笑)

でもね、どのコミュニティに属せなくても、私にはありがたいことに遊んでくれる人がいるんです。多くはないし、むしろ少ないんだろう。その人達には私以上に仲良しだったり大切だったりする『友達』や『親友』がいます。

それでもね、たまーに付き合ってくれるんですよ。お茶とかカラオケとか飲みとか。

もうさ、私それだけで幸せじゃない?とも思うのです。

仲間はいないけどさ、親友もいないけどさ、でも『カテゴライズ』されてない人間でも存在してていいんですよ。

いや、いいっていうか、実際私っていう人間形して日本語喋る謎生物がここに存在しちゃってるしね?

存在しちゃってんだから認めるっきゃないよね、っていうことで私はセクシャリティを聞かれた場合は『クエッショニングです』と答えるようにしています。

面倒なときはバイっす。とかテキトーに流しちゃうけど(笑)

というか、クエッショニングという選択肢を自称できるようになったのは本当に気が楽になりました。

ありがたいことです。

だってそれまでは、二丁目に行くか、ノンケとして生きるか、死ぬか、みたいな選択肢しかなかったんだから。

本当にありがたい。生きてるしご飯美味しい。

私は多分これからも揺らぐ度に悩むんだと思う。

それでも、悩んでいい・揺らいでていい・私という存在でいていい、と思えることはちょっとだけ自分を許してやれる救いです。

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